『Double Luck Theater vol.00』
2014年に吉本興業は横浜支社を立ち上げ、住みます芸人プロジェクトなどでの取り組みで培ったノウハウを生かして、笑いで横浜を盛り上げるという取り組みをスタート。その一環として、関内駅からほど近い"吉田町"に新しくできた劇場「yoshidamachi Lily」で、よしもと芸人が出演するイベントを定期的に行うことになりました。
12月26日(金)には、お披露目公演となる『Double Luck Theater vol.00』を開催。イベント名は、"吉田町"と"吉本興業"の"2つ=Double"の"吉=Luck"から命名。これから劇場で中心となって活動するアホマイルド、花金バーナード、しん、ゆう太だい介、藤原麻里菜、湘南パイプキャッツの6組の横浜周辺出身または在住の芸人が出演し、ネタやトークを披露しました。
雰囲気のあるBarが立ち並ぶ大人の町・吉田町。「yoshidamachi Lily」では、お酒などのドリンクやフードを楽しみながら、ステージをご覧いただけます。トップバッターとして登場したのは、湘南出身のコンビ"湘南パイプキャッツ"。「餅つき」をテーマに、須田のボケと、望月のツッコミによる若手らしいフレッシュな漫才を披露。トークでは、高校時代野球部だった望月が、神奈川決勝大会でDeNAの筒香選手と対戦したという武勇伝を。ところが、よくよく聞けば望月はベンチ要員だったとのことでした。2番目は、吉田町によく飲みに来るというユーチューバー(YouTubeに動画を投稿し人気を得ている人々)の"藤原麻里菜"が、フリップネタを披露。「往年のギャグにはフリーメイソンのメッセージが込められている!」という持論を展開しました。3番目は、横浜で生まれ育ったピンの女芸人"しん"。バツイチで、子どもの親権は元夫にとられてしまったことをウリにする彼女は、その場で離婚裁判の陳述書を読み上げ、夫や姑とのもめ事を面白おかしくネタに。4番目は、大阪出身ながら現在はこちらで活動中の花金バーナード。大阪ノリでつっこむはぎちゃんと、とぼけたボケのサクによる漫才を。トークを細かく拾うはぎちゃんに、MCのアホマイルドも「何でも打ち返す」と称賛を。誰とでもすぐに仲良くなれるというはぎちゃんは、上京して最初に飲みに行った人がGACKTさんだったという驚きのエピソードも披露しました。ちなみに、サクは、右ひじ左ひじでおなじみの2700・ツネの実の弟です。5番目は、横浜出身の兄弟コンビ"ゆう太だい介"。テンションが高く空回り気味の兄・ゆう太のボケに、弟・だい介が冷静につっこむというスタイルの漫才を。実際の性格も関係も、頼りない兄としっかり者の弟と漫才そのもの。兄は、去年までアイスのスイカバーのタネを吐き出していたというおバカエピソードから、お客さんも満場一致で「アホだ!」と認定しました。6番目は、横浜出身のアホマイルド。「〇〇と見せかけて実は〇〇」という組体操ネタで盛り上げます。中でも、坂本の方の上にクニが立つという大技には会場が沸きました。
続いては、6組10名が勢ぞろいしてトークを。お客さんから吉田町や横浜のオススメ情報を教えてもらったり、これからどんな活動で吉田町を盛り上げていくかを話し合ったりと、お客さんとも交流を。そんな中、トークで話題に上がった盛り上げ企画のひとつ「吉田町のテーマソングを作る」を実行することに。ゆう介だい介の弟・だい介が作ってきたという曲を、メンバーそれぞれがベース、ドラム、コーラス、メロディ、ボーカル...とパートに分かれ、アカペラで披露。だい介の厳しい指導(?)のかいあって、即興にしてはなかなかの出来となりました。そして最後は「いろいろな活動で、幅広く吉田町をのPRをしていきます。この10人をよろしくお願いします」(アホマイルド・坂本)と挨拶で締めくくり、お披露目公演は終了。本格始動は、来年1月予定。ぜひご来場ください。
劇場情報
『yoshidamachi Lily』
住所:〒 231-0041 神奈川県横浜市中区吉田町4-9
TEL:045-315-7935
JR関内駅北口徒歩6分
WEBSITE:http://yoshidamachi-lily.yokohama/
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