ロザンのトーク(2/15)
2月15日(日)、東京・ルミネtheよしもとにて『ロザンのトーク』が開催され、ライブの後半には学天即とニューヨークの2組をゲストに迎えてのトークを展開し、終演後には2月25日(水)発売のDVD『ロザンの14ベスト』発売記念の握手会も行われました。
大勢のお客さんの暖かい拍手に迎えられて登場したロザンの2人。
昨年12月6日以来、2ヶ月以上ぶりの『ロザンのトーク』とあって、話したいことが溜まっているようですが、まずは菅が「センター試験で申し訳ないことをしたなと思いまして...」と高学歴芸人ならでは話題から切り出します。
菅は、宇治原の頭部の写真を撮り、受験生に向けて「これを御守にしてください」とツイッターに投稿したところ、返信が「なんて白髪!」「こんなに白髪になるまで勉強せなだめなんですか?」といった宇治原の白髪に関する反応が大半を占めていたそうで、当の宇治原は「京大受かった時はこんなに白くなかった(笑)」と反論。
そこから年齢を重ねていくことでの変化といった話題へと移ると、最近、宇治原は「めっちゃ泣く」そうです。
「かわいそうと思うのは、人を上から見ている。自分もかわいそうと思われたくない」という信念から、これまで「かわいそう」という感情が無かったという宇治原でしたが、花粉症の症状のように年齢とともに蓄積され、昨年頃から一気に涙が溢れでたと推察する2人。
『はじめてのおつかい』でも涙するという宇治原に、「初めてでもちゃんと買ってこんかい! と言っていた宇治原さんが?」と驚く菅でした。
そんな話題から、菅が『ベイマックス』のクライマックスシーンで気になる箇所を指摘したり、宇治原が「宇治原くん、ジム行っておられるんですか?」「参考にさせていただきます」と西川きよしから声をかけてもらったという逸話で、観客をグイグイ引き込みます。
その後、それぞれのお正月旅行の思い出話へ。
宇治原は、NON STYLE・井上、麒麟・田村、山田カントリー・浅井、グッドウォーキン・良平とともに北陸方面へ出かけたそうで、どこへ行っても井上が声をかけられるなか、金沢の市場では店員も客も全員おばちゃんで、「突然の大逆転!」「宇治原くーん、宇治原くーん!」と局地的な宇治原人気に遭遇したそうです。
片や菅は、イシバシハザマ・石橋、テゴネハンバーグ・松村、天津・向という"菅軍団"のメンバーで箱根へ出かけたとのこと。
「僕、正直どこ行くかしらんねん」という状態で臨む菅の旅行は、全て後輩が仕切っているそうで、手書きのしおりや富士サファリパークの写真などをモニターに映しだして盛り上がります。
菅軍団は、その富士サファリパークで「どの動物やったら抱ける?」といった話で盛り上がり、「アルパカ?」という宇治原に対して、菅は「チーター。チーターにウィックつけたらいけるわー」と持論を展開して爆笑!
その後は、業界以外の交流関係や新幹線での喫煙スペースでのマナーなどについて語り合ったところで、ゲストの学天即とニューヨークが登場。
全員大卒かと思いきや、学天即・奥田だけ造園の専門学校卒とのことで「賢そうな立ちふるまいするやん、訂正ばっかりしてるやん」と菅が指摘するも、2級造園施工管理技士なる資格を持つ奥田は「1500万円の公共事業を請け負えるんですよ、僕」と胸を張ります。
2年連続『ABCお笑いグランプリ』で戦った間柄という学天即とニューヨーク。
他の共通点はというと、学天即・四条とニューヨーク・嶋佐が天然パーマつながりで、四条は「思春期大変やったろうな」といった目で嶋佐を見ていたとか。
そうしたルックス的な話題から、四条がいじられるも「僕ちゃんと、結婚できましたから。出来る側の人間なんですよ」と強調します。
ところが奥田が「嫁、めっちゃイタイんですよ」と四条の奥さんのエピソードを話すも、四条によれば、奥さんと奥田との確執があるとか。
また、ニューヨーク・屋敷は、ヨシモト∞ホールの「彩~irodori~East」のトップ3の一角まで上り詰めたものの、思うように人気が出ず「キャーとならない。損してないですか?」と打ち明け、「しらんわ!(笑)」と菅から一蹴されます。
三重県出身の屋敷は、ロザンも所属していたユニット"WEST SIDE"のような人気に憧れてを抱いていたと告白。さらに、人気があまりないながらも、単独ライブだと満席になる現象について「それはそれで腹立んですよ。ホントに実力だけみたいな。"カラオケやるよ"ってだけで埋めたいんですよ」と独自の願望を吐露します。
「僕もえぐれるくらい人気ないんですよ」と四条も不人気ぶりを嘆きますが、バレンタインチョコは「ダンボール8箱くらいもらってたよ。すごい人気があったから」(菅)などと嫌味なく言ってしまうロザンにはまったく響かない様子。
話題はやはり、「芸人として売れるためには?」といったテーマとなり、「30歳までに何かやっておくべきことはないですか?」という嶋佐の真摯な質問に、「俺やったら金借りるかな?」と菅。
その真意は、2年くらいバイトをせずに暮らせるくらいの借金をして、"ここまでにナンボ稼げなかったら芸人を辞める"と決意して、お笑いに取り組むかもしれない......とのことです。
また四条からの「僕らのマネージャーになりました。どうやって売ります?」と訊かれた菅は、「辞めます」と即答し爆笑!
その後、「東京に来たらええんちゃいます?」と菅が提案し、宇治原も「学天即は東京行ったらええと思う人?」と客席に問いかけると、「リアリティのある数ですやん。天ぷら揚げてるみたいな」(奥田)といったまばらな拍手が返ってきました。
終盤に差し掛かり、宇治原から「僕らがやってるところを学天即が出たいっていうところもあるんやろ?」と核心的なことを訊かれた四条が、「むちゃくちゃ邪魔(笑)」と本音(?)で返す一幕も。
最後は「まあまあ、好きなようにやっていただければ...」という元も子もない宇治原の言葉に、「今の時間、なんやったんですか!」といったツッコミを入れながらも送り出された学天即とニューヨーク。
こうして1時間半以上に及んだ今回の『ロザンのトーク』は終演を迎えました。
終演後には、ロビーにて、2月25日(水)発売のDVD『ロザンの14ベスト』発売記念の握手会も行われ、ファンとの交流を深めたロザンでした。
●DVD情報
『ロザンの14ベスト』
商品番号:YRBN-90901
本体価格:3,800円+税
全作新作! ロザンの"コント"DVD約6年ぶりのリリース!
<収録内容>
■コント
オープニングコント / 田中一 / 日本一周 自転車の旅 / どどん波
怖いおじさん / タイムマシン / 全裸殺人事件 / 平清盛 /漫才
エンディングコント
(2014年9月28日 なんばグランド花月公演より)
■VTR
ロザンのドライブ
【特典映像】
どどん波@東京ver.
(2014年8月17日 ルミネtheよしもと公演より)
※特典映像は、収録時の都合により映像、音声に乱れがあります。予めご了承ください。
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