千原ジュニア、「帯を書いた本が芥川賞を獲るなんて感無量」と又吉の受賞を祝福! 吉野家新商品「麦とろ牛皿御膳」商品発表会
7月22日(水)、東京・如水会館にて吉野家の新商品「麦とろ牛皿御膳」商品発表会が行われ、「麦とろ牛皿御膳」の新CMでナレーションを務めた千原兄弟・千原ジュニアと、「麦とろ牛皿御膳」スペシャルサポーターとして、南海キャンディーズ・山崎静代(しずちゃん)が登壇しました。
「麦とろ牛皿御膳」は吉野家の健康商品第3弾として7月27日~9月30日の期間限定で全国発売される商品で、通常の牛皿、味噌汁に加え「麦めし」、「とろろ」、「おくら」といった食物繊維豊富な食材を加え、「がっつりヘルシー」に食べられます。とろろは長芋を粗く擦りおろしてサクサクとした食感を残し、麦めしはとろろとの相性抜群な押し麦を使用するというこだわりようで、さっぱりと食べられるこの夏一押しのメニューとなっています。
まずは株式会社吉野家 代表取締役社長 河村泰貴氏より商品についての説明があった後、新CMの上映が行われることに。「麦とろ牛皿御膳」のCMにはローラさんが起用され、ジュニアはそのナレーションを担当しているのですが、この日は残念ながらローラさんの登壇はありませんでした。
続いてMCの海賀さんより呼び込まれ、ジュニア、しずちゃんが登壇します。このCMのナレーション録りに芸能生活25年の蓄えてきた力を全て注ぎ込んだというジュニア。「25年はこのCMのナレーションのためにあったといっても過言ではない」と明らかに言いすぎていました(笑)。実際、ナレーションはブースに入って正味5分程度で終了したようで、「僕がふだん吉野家さんに入って注文して、食べて、ごちそうさまでした~ってお金を払って帰るまでの時間より短かった」と表現し、記者たちを笑わせます。
ただ、やはりローラの不在が気になるようで、「ていうか、なんでローラ今日来てないんですか? あいつ、来いよ(笑)!」と疑問(不満?)を口にするジュニア。「僕ナレーションですよ? それやったら僕を(CMに)出してくださいよ」と話します。あげく「ローラが来れない代わりにしずちゃん......おかしいやろ!」としずちゃんにまでとばっちりが......(笑)。
一方しずちゃんは、スペシャルサポーターらしくハッピにねじり鉢巻き姿で登壇し、「ジュニアさんだけだと華がないと思って来ました」と"華"担当であることを主張。あくまでもローラの代役という姿勢を崩さず、「キレイどころが必要やということで呼ばれたと思う」と冷静に分析します。吉野家には1人でよく行くというしずちゃんは、「おじさんに挟まれて食べてますけど、背中の大きさではおじさんに全然負けてないです」となぜかおじさんに対抗意識を燃やしている様子。ジュニアが「吉野家に1人で入る女性は魅力的ですね。すごくいいなと思う」と言うと、「そうですか? そのわりには誰も声かけてこないですね、全然」と不思議そうに言うしずちゃんに「......でしょうね(笑)」と苦笑するジュニアでした。
と、ここでMCの海賀さんから「あの方からビデオレターが届いています!」とのアナウンスがありますが、それを聞いたジュニアが「だから来いよ、ローラ!何してんすか、あいつ......(笑)」とまたもやツッコみます。
新CMの主役であるローラさんからのビデオレターが上映され、いつものローラさんらしいご陽気なメッセージが流れましたが、上映後、ジュニアは「今の短いビデオレターの中に7つウソがありましたね」と話します。また、メッセージの中でローラさんが「ジュニアさん、元気~? 久しぶり! ジュニアさんのナレーション、すっごく楽しみ! どんな声なんだろ?」と言ったことについて「声は知ってるやろ!」と冷静にツッコんでいました。
一方、ローラさんからのメッセージの中でまったく触れられることがなかったしずちゃんは「けしからんですね。まったく私の存在が無視されてる。プライベートで一緒にごはんにも行ったことがある仲なんですけど、ちょっとあれは許せないですね」と、こちらもローラさんに不満を感じたようで、「同じ階級やったら戦いたかった」とファイティングスピリットを見せます。
続いて、いよいよ2人が新商品を試食することに。食べ始めると、2人とも「おいしい!」と食べ続け、箸が止まりません。ジュニアが「麦めしととろろがめっちゃ合いますわ。しずちゃんと山ちゃんよりよっぽど合います」とコメントし、会場の笑いを誘います。さらに、海賀さんに「麦めしに気づいてましたか?」と聞かれたしずちゃんは、相当食べたあとなのに、改めて器をのぞきこんで「あ、ホンマや! 麦めしや!」と大げさに驚いてみせ、ジュニアに「見たらわかるやん(笑)」と呆れられる始末。
試食後に、自分なりの「麦とろ牛皿御膳」の食べ方を発表することになり、それぞれの食べ方をフリップに書く2人。ジュニアは牛皿を牛丼のように乗せて麦とろと一緒にサラサラと食べるという「牛丼風麦とろ御膳」を、対してしずちゃんは付け合わせのオクラをとろろと合わせて一緒にいただく「ネバネバ御膳」を、それぞれオススメの食べ方として提案していました。
イベント終了後の囲み取材では、2人とも口をそろえて「本当においしかった!」と麦とろ牛皿御膳を大絶賛。ふだんの吉野家での牛丼の食べ方は、"卵を付けて紅ショウガを多めに乗せる"というジュニアは、「若い頃はそれこそ週3~4回通っていた」と明かし、「とにかく無類の紅ショウガ好きなんです。また吉野家さんの紅ショウガがおいしいんですよ。テイクアウトだったら、ちょっと申し訳ないですけど......マジで8袋くらいもらって帰ります。マネージャーに頼んで買ってきてもらったときに『紅ショウガもな!』って頼んで、1袋しか持って帰ってこなかったときはちょっとキレました(笑)」と、紅ショウガへの偏愛ぶりを告白。
しずちゃんも「私も昔めちゃめちゃ通ってました。週に3~4回くらい」と話し、「最初は大盛りって言うのが恥ずかしかったけど、だんだん自分の殻を破っていき、ちゃんと店員さんに聞こえるような大きな声で大盛りと言えるようになりました」と告白します。さらに「ジュニアさんと同じなんですけど、私も紅ショウガが大好きで、アホほど乗せます」と話し、「テイクアウトのときは?」と聞かれて「......8(袋)ぐらい(笑)?」と話し、「それ、オレが言うたやつやん(笑)! ええけど」とジュニアに呆れられます。
同じ芸人の後輩であるピース・又吉が芥川賞を受賞したことに質問が及んだときは、「あいつ、発売される前にわざわざ持って来てくれたんですよ。『こんな本書いたんで、よかったら読んでください』って。で、読んだら感動して。すぐに電話して「面白かった~!」って言うたら、帯コメントを頼まれて。帯、書いてるんですよ。まさか自分が帯コメントを書いた本が芥川賞を獲るなんて......、こんなこと、まぁないですよね」と感慨深げに話すジュニア。「だからオレがもし次に本を書いたときには、ぜひ帯を綾部(ピース)に書かせたいと思います」とも話し、どっと笑いが巻き起こっていました。
一昨日、受賞後初めて又吉と仕事で一緒になったときは、又吉がわざわざ楽屋まで「ありがとうございました!」と言いに来てくれたそうで、そのときジュニアは、芸人で芥川賞受賞というあまりの快挙に「おまえ、一生売れたな」と又吉に言ったんだとか。さらに「増刷するって言うから、もうオレの帯外せと(笑)。逆に足引っ張るから帯外した方がええでって言ったんですけど、『いや、このままで......』って言ってました」と話します。「周りのみんなでお祝いの会を開こうという話になっているので、ぜひ吉野家で開きたいと思います(笑)」とイベントにひっかけた発言もし、さらに場を盛り上げます。
さらに、話題がウーマンラッシュアワー・村本のストーカー被害の話になったときには、「そうらしいですねぇ! いや、(逮捕されるなんて)時代やなぁと思って。若い頃はしょっちゅうありました」と自身のストーカー被害を告白。ポストに入っている給料明細はすぐに盗まれてしまうため、ほとんど明細を見たことがなかった話や、ゴミを捨てた直後に出かけようとしてゴミ捨て場を通ると、自分の捨てたゴミ袋がなくなっていた話、玄関のドアにマヨネーズで「ケチャップ」と書かれていた話などを披露し、「20年経ったら逮捕になるんですね。当時はしょうがないことやと思ってたから警察に相談もしなかったし、だいぶ泣き寝入ってました。あのときも取り締まる条例があったらよかったのに」と振り返ります。ちなみに「最近はまったくない(笑)」そう。
最後に、改めて新商品「麦とろ牛皿御膳」について、「夏にピッタリの、ヘルシーでそれでいてボリューミーな、女性向きで、食べやすい御膳になっていると思いますので、みなさんぜひ一度お試しください」(ジュニア)、「暑くて食欲がなくてもサラサラっと食べられるので、ぜひみなさん食べてください」(しずちゃん)と思い思いにアピールし、イベントを締めくくっていました。
●商品情報
吉野家「麦とろ牛皿御膳」
発売日:7月27日(月)
値段:580円
※「麦とろ鰻皿御膳」(880円)も同時発売
【千原兄弟】【千原ジュニア】【南海キャンディーズ】【山崎静代】