よしもとニュースセンター

大坂の陣から400年、道頓堀開削400周年という「大阪シンボルイヤー」を記念して、大阪府、大阪市、経済団体等で構成される「水と光のまちづくり推進会議」により開催されるビッグイベント「水都大阪2015」。その多様な催しのトップを切って、8月1日（土）、「大阪水都2015オープニングイベント」が、大阪・道頓堀の「とんぼりリバーウォーク」にて行われました。



この日は道頓堀川を舞台に、お笑いからスポーツ、音楽まで、さまざまなアトラクションが目白押し！　午後4時半、水圧を使って空を飛ぶフライボードの演技で、ダイナミックに幕開けです。



MCブースで進行を担当するのは月亭八光、福本愛菜、山田菜々の3人。海外からの観光客に向けて、愛菜が中国語で、菜々が英語で「今から楽しいイベントが始まります！（橋から川辺へ）下りてきて！」とアナウンスするなど、さっそく雰囲気を盛り上げます。菜々は愛菜から「声が裏返ってる！」と親友ならではのツッコミを受けつつも、「水の都・大阪の魅力をしっかり届けるイベントにしたい」と意気込みを。

続いてはMCブースにスペシャルゲストの西川きよしが登場し、トークがますます賑やかに。



「弟子の頃、このへんでよく師匠の荷物を運んでいました」と、道頓堀界隈にまつわる思い出話も語ったきよし。「暑いなか、こんなにぎょうさん来てくださって...」と感激しきりで、集まったお客さんと一緒におなじみのフレーズ「小さなことからコツコツと」を唱和してイベントの大成功を祈念しました。



ここからは、日本が世界に誇る超一流のパフォーマー、プレイヤーが、自慢の技を披露していきます。道頓堀川で実施されるのは初だというウェイクボードの次は、吉本から小泉エリ、もりやすバンバンビガロが船に乗ってやって来ました！

そう、このイベントの主な舞台はすべて「船の上」。ふたりももちろん、船上に設けられたステージでのパフォーマンスに臨みます。小泉は、浴衣風衣装の帯がとれるというハプニングに見舞われながらも、それを笑いに変えて自慢のマジックで魅了。大きなリングやカラフルな布を使い、夏にぴったりの不思議な世界で楽しませます。



一方のもりやすは、リンゴや一輪車、ボールなどを駆使したジャグリングで拍手を浴びたほか、巨大風船の中に入るという仰天パフォーマンスも。また、この間、川辺の遊歩道では、小宮ひろあきが得意のバルーンアートで道行く人を喜ばせていました。



この後も、Hilty＆Boschによるダンス、



徳田耕太郎さんによるフリースタイルフットボール、



内野洋平さんによるBMX、



alttypeによるダブルダッチなど世界最高峰のパフォーマーが続き、船の上とは思えぬ演技でお客さんをクギヅケにします。愛菜と菜々も「かっこよかった〜！」と大感激！



午後6時過ぎ、いよいよイベントのフィナーレを飾る「シークレットアーティスト」が発表されることに。夜の道頓堀川で歌声を聴かせてくれるのは、なんとナオト・インティライミさん！　万博記念公園でのイベント出演が終わり次第、道頓堀へ駆けつけてくれるとのこと。どんなライブを見せてくれるのか、期待がふくらみます。

再びフライボードを挟んで、今度は大阪府立芥川高校和太鼓部の皆さんを乗せた船が道頓堀へ。



と、暑い夏にぴったりのパワフルな演奏に迎えられ、2009年以来の「水都大阪」登場となるヤノベケンジさんの作品「ラッキードラゴン」がゆうゆうと川を渡って来ました！　この日は「水都大阪」にちなみ火ではなく水を吹き、涼しさを届けてくれたドラゴンに、お客さんは大喜びです。



巨大なドラゴンに見守られ、いよいよセレモニーの時間がやって来ました。MCの東野幸治、武内由紀子、大阪商工会議所会頭・佐藤茂雄さん、松井一郎大阪都知事、橋下徹大阪市長らが、船に乗ってゆるやかに登場。



佐藤会頭の挨拶、松井知事による見どころ紹介のほか、橋下市長からは「市民の皆さんと力を合わせ、大阪を世界に向けてアピールしていきたい」との呼びかけも。最後はみんなで風船を空に飛ばし、華やかに開会宣言を行いました。



イベントも、そろそろクライマックス。ヤノベさんをMCブースに迎えて「ラッキードラゴン」の制作秘話を聞くコーナーを経て、同イベントのコアプログラムのひとつである「大阪水龍 AQUA DRAGON」がお披露目されます。「とんぼりリバーウォーク」東西約200m間に設置された十数台のウォーターキャノンからの放水で夜空に"水の龍"を描くこのアトラクションは、8月9日（日）まで毎日開催されますので、ぜひ一度、体験してみてください。



午後8時が近づき、ナオト・インティライミさんを乗せた船が道頓堀に到着！　格安切符を使って大阪に来た時の懐かしいエピソードや、万博からの移動で渋滞を避けるためバイクを利用したという秘話など軽快なトークで沸かせた後、『いつかきっと』を筆頭としたメドレーなどを熱唱。『The World is ours！』ではお客さんを巻き込んで一緒に歌い、夏フェスさながらの熱いステージでイベントを締めくくりました。



「水都大阪2015」では、まだまだバラエティ豊かなイベントが続きます。「ラッキードラゴン」は8月2日（日）にも出現するほか、8月15日（土）・16日（日）、21日（金）〜23日（日）の「大阪第発見！祭りだ！祭りだ！水都村ビッグ盆」、10月31日（土）の「inochiと水のフェスティバル」「ナニワハロウィンパーティー」、11月1日（日）の「inochi未来フォーラム」、11月7日（土）の「ミナミフェスティバル with 道頓堀リバーパレード」、11月8日（日）の「ニコニコ町会議2015 in 大阪」と、さまざまなコンテンツが道頓堀、中之島ほか「水の回廊」各地で行われます。最新情報は随時、水都大阪HPでチェックを！

水都大阪2015　http://www.suito-osaka2015.jp



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