ダンビラムーチョが残留、ザ☆忍者、ピスタチオ、ひので、エマが昇格決定!!『彩~irodori~Battle』(8/29)
8月29日(土)、東京・ヨシモト∞ホールにて『彩~irodori~Battle』が開催され、ダンビラムーチョが「~Member」残留、ザ☆忍者、ピスタチオ、ひので、エマが「~Jr.」から昇格を果たしました!
『彩~irodori~Battle』は東京よしもとの若手ランキングシステム『彩~irodori~East』においていちばん上位のカテゴリー「~Member」の下位5組、ひとつ下のカテゴリー「~Jr.」の上位9組、計14組によって行なわれる3ヵ月に一度の入れ替え戦。審査員票で選ばれた3組とお客様票で選ばれた2組、計5組が次月から「~Member」入りとなり、「彩~irodori~East~Live』へ出場することができます。
この日は、そんなバトルに「~Member」からはいぬ、春夏秋冬、ダンビラムーチョ、バビロン、ランパンプスが、「~Jr.」からはアルドルフ、エマ、キンボシ、ザ☆忍者、ひので、ピスタチオ、フランクリン、フレミング、ベイビーギャングが参戦しました。
立見が出るほどの客席に、登場早々驚くのはMC横澤夏子。
「すごーい! え、すごーい! こんなにいっぱいいるのぉ~! こんなにいっぱいいるんだったら、明るい洋服着てくればよかったぁ~!」と語り、笑いを起こします。また、本日のネタ順がボードになって出て来た途端、ざわつく観客に「ちょっと! まだ観ないで! 私、しゃべることがあるんだから! 説明するんだから!(それでもざわつく観客)......ちょっとぉ~~! ざわざわしないでよぉ~! 何がしゃべりたいのよぉ~!」と絶叫。かなり固定的なMCスタイルを披露します。
1ブロック目から、ネタはスタート。
トップバッターのフレミング・舟生は「どぉ~~~もぉ~~!」といつも以上に声を張り上げて登場。宮本も「トップバッターで昇格するぞー!」と気合い十分で、おなじみのポーズを切れ味よく繰りながら漫才を見せます。続いて登場したアルドルフは、30歳・松下のある種の悩み(?)を題材とした漫才。リズミカルな掛け合いを繰り広げます。3番手のピスタチオは、おなじみのキャラを封印。伊地知が相方・小澤を「かわいいし、好きだ」と言い出す漫才を。バビロンは居酒屋のバイトの練習を始めるも、ノリが千葉に難癖をつけ始めて......という彼ららしい展開。「こんなイケメンのいないトリオなんて観たことねぇよ!」という自虐的な発言に、ドッと笑いが起こります。ランパンプスは、小林の悲しいシチュエーションを歌で表現したいと言い出す寺内......と、5組全員、漫才を披露しました。
続いてのブロックは、フランクリンからスタート。久保田が機敏に動いて、躍動感ある漫才で場を湧かせると、ザ☆忍者は自己紹介から山脇のギャグが延々と続き......工夫を凝らした見せ方で、観客をグッと惹き付けます。春夏秋冬は、東京出身だけど上京するシチュエーションをやってみたいという武藤に対して浜中が細かくツッコんでいくというらしい展開。エマはコント的な視点を取り入れた漫才でボケ・佐々木の天然ぶりを活かしつつ、笑いを起こしました。
最後のブロックでは、かなり挑戦的なコントを披露したいぬ。彼ららしい視点は光りつつも、表現がかなり直球です。キンボシは、特殊能力が身に付いたという西田の言葉を受けてやってみようということになるも、その情景は非常に不思議で......。「大学の友達同士でやってます」(原田)「幸せです」(大原)という挨拶から始まったダンビラムーチョは、大原の威勢のいいおじさんキャラに爆笑が起こります。
「彩!」「上がるぞ!」「笑いを取るぞ!」と気合い十分のベイビーギャング。好きな人にフラレたと言い出したりんたろーは、女性にフラレた経験が一度もない北見にその気持ちをわかってもらうべく、あることをするのですが......彼ららしいギャップを活かした漫才で湧かせます。トリを務めたひのでは、池田が得意な(?)女装キャラで登場。おばたの社長キャラも見事に活かしつつ、キュートなキャラクターとポップな展開で駆け抜けました。
投票結果を待つ間、全員集合してトークをすることに。
アルドルフを前に「あんまり話したことないから緊張するの!」と言う横澤は、ピスタチオにも「話すことがないんだけど〜」とキッパリ。「目が合わない人が(お客様の中に)4人いた」と細かいことを言い出した伊地知に、「もうこの人と話すの、イヤなんだけど! 触られるのもイヤなんだけどーー!」と顔をしかめると、クスクスと笑いが起こります。
ネタに続き、言い合いを始めたバビロン・ノリと千葉。太田は横澤に好意を寄せているそうで「なんでアタシのこと好きなの?」と訊くと、「デッカい女が好きなの!」と即答。スペシャル感のない理由に、横澤は「なんだよ、その言い方!」と不服そうでした。
泣く振りをしている宮本に、相方・舟生が「泣いてる!(宮本が口を大きく開けて)うわぁ、銀歯多い~!」というフレミングのコンビ芸から、"うわぁ、金歯多い~!"のところで山脇が手でNIKEのマークをつくったり、泣く振りをする有宗に大久保が「ドッペルゲンガー!」とツッコんだりとワイワイとした展開を見せる出演者たち。あまりの盛り上がりに、横澤は「もうみんなで上がればいいじゃーん!」と微笑みました。
北見と並んだときには「背ぇ高っ!」と驚く横澤。全員に「今更?」とツッコまれると、「久しぶりにお会いしたんで緊張しちゃって......うふふふ」と笑います。そんな横澤、りんたろーに似ていると言われると「違う!」と全否定。「だって(りんたろーは)歯茎むき出しじゃない?」と言うと、「お前もだよ!」と全員から指摘されます。
また、女装姿の池田には「北見さんと並んでみて!」とオーダー。頭に手を置かれ、じーっと見つめられた池田は「女が目覚めちゃう!」と身を翻します。そんな池田、先日、歌舞伎町で北見を見かけたそうですが「挨拶したほうがいいか(状況が)わからなかったんですけど、なぜかというとビルを(足を大きく開いて仁王立ちしたまま)ずっと観てたから」と思わぬエピソードを語ると、ドッと笑いが起こりました。
難航した審査を経て、いよいよ結果発表!
審査員票にて名前が呼ばれたのは、ザ☆忍者。大久保は「6ヵ月ぶりのMemberです!」と喜びを爆発させます。2組目のピスタチオは「今日はピスタチオではなく、オフタチオです」(伊地知)と言いつつ、「次はピスタチオを連れて来ます~っ!!」とおなじみの白目を披露。3組目、ひのでの2人は「やったー!」と大きくガッツポーズ。おばたは「本当ですか?」と何度も確認していました。
続いてお客様票の結果へ。
1組目はダンビラムーチョ!「3ヵ月後の『~Battle』もがんばるんだ!」と先ほどのおじさん口調で言い出した大原に、「何言ってんの! もう『~Battle』は出ちゃだめよ!」と諭す横澤です。
そして最後の1組は、エマ! 手で顔を覆う佐々木は、顔を上げてIKKOさんの宣材写真のポーズを披露。「鳥肌が立ってるんですけど、腕の毛が濃くて見えないです」と天然コメントを残した佐々木に対して、渡辺は冷静に「M-1グランプリに向けて、いい励みになりました」と気を引き締めました。
エンディング後、全員を送り出したあと、「みなさん、『彩~irodori~East~Live』も来てくださいね!」とお客様へ呼びかけ。この3ヵ月に一度の入れ替え戦に参加する9組は、「~Member」「~Jr.」の通常公演で決定しています。ぜひ、そちらのイベントにも足を運んでください!
なお、詳しいスケジュールはヨシモト∞ホール公式サイト(http://www.yoshimoto.co.jp/mugendai/)をご確認ください。
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