よしもとニュースセンター

10月6日（火）、東京・TMCスタジオにて、TBSで11月3日(火・祝)午前9:55～11:00に放送される通販番組「『ピン子、通販やるってよ』～本日開店！ピン子デパート～（仮）」の収録＆囲み取材が行われ、MCの泉ピン子さんをはじめ、進行役のナイツ、商品担当（バイヤー）の木村祐一、出川哲朗さん、ニッチェ、鈴木あきえさん、ゲストにヒロミさん、野呂佳代さんが出演しました。



番組は、ピン子デパートの支配人・ねびきひき子（泉ピン子）が、腕利きのバイヤーたちに自身のお眼鏡にかなう商品の発掘や厳しい値段交渉などを要求。「気に入らなければ販売しない」をモットーに、バイヤーが自信を持って紹介した商品に対してダメ出しをしまくり、メーカーとの交渉を続け、納得のいった商品のみを販売します。　

今回、通販番組のMCに初挑戦するピン子さん。日頃、通販をかなり頻繁に利用しているそうで、「お伝えする側になった以上は、私がお客様の目線に立って納得できる商品をお届けしようと、すでにメーカーの担当者さんにもリクエストを出しています。例えば商品の大きさ、長さ、使い勝手にこだわって価値のある品物をお届けしたいと思いますし、番組としては一味違ったものにもしたいと思います。メーカー泣かせかとは思いますが、私はお客さんの味方です。どうぞ楽しみにしていてください」と意気込みを語っていました。

収録は予定の収録時間をオーバーするほどの白熱ぶりで、ピン子さんは商品紹介のVTRが流れているときでさえ、VTRに出てくるバイヤーにダメ出しするほどの気の入れよう。ご本人曰く「ぴったんこ（カンカン）より力入れてる」んだとか（笑）。

バイヤーが商品を紹介し終わったあとに皆で値段を予想する場面では、自身の過去の通販（や買い物）の経験をふまえ、かなりシビアに値段を予想するピン子さん。バイヤーたちもそんな厳しい支配人にタジタジの様子でした（笑）が、ウソ偽りのない、常にお客さん目線で商品を吟味するピン子さんは、視聴者の頼もしい味方となっていました。

収録直後の囲み取材では、収録の感想を聞かれて「あっという間でした」と話すピン子さん。「大好きなんです、通販！」と話し、常日頃、夜中にしょっちゅう電話をして、荷物が続々と届くのが「ダンナにバレてないと思ってたら、バレてました（笑）」と自身の通販エピソードを語ります。

通販では失敗も多いそうで、「下着はサイズが大きすぎたり小さすぎたり。宝石もテレビの大画面で見て『あら大きい！　お得！』と思って買って届いたらものすごく小さくてビックリしたり......何十年もテレビに出る仕事をしてるのに、そんなカン違いをしちゃうもんなんですね（笑）」と、失敗談が尽きません。そんなに失敗を重ねているのに、なぜ今も通販が好きなんですか？という質問には「まず買い物に行く時間がない。特にドラマをやっているときは毎日仕事なので、金曜日の夜には絶対通販番組を見ちゃう」と話すピン子さん。どうやら、ピン子さんにとって夜中の通販での買い物はストレス発散でもあるようです。

さらに、通販が好きすぎるあまり、海外滞在中も海外の通販番組を見て、思わず電話番号をメモしそうになったんだとか。シアトルに3カ月滞在したときは「ホテルの番号を書けば買えるんじゃないか？」とまで考えたと明かしていました。

木村は「リアルということの勉強になった。ウソがなく新しい通販番組やと思います」と番組を評し、また、番組内でピン子さんと一瞬添い寝をする場面があったことを「『ウイークエンダー』の頃からピン子さんのファンだったので、添い寝できて光栄でした」とも話していました。

出川さんは「番組を見てもらったらわかる通り、リアルガチです！」とコメントしますが、すかさず「あんたがウソくさいのよ！」とピン子さんにツッコまれ、ここでもタジタジに（笑）。また、番組での迫力ある交渉をするピン子さんを評し、「"脅迫バラエティ"という新しいジャンルが誕生しました（笑）！」と冗談めかして表現します。

ナイツ・土屋伸之さんは「僕らは何度も通販番組をやらせてもらっているが、ここまで視聴者目線で厳しいMCの方はいない。ほかの通販番組では観られない状況がけっこう観られて斬新です」とコメントし、ナイツ・塙宣之さんは「あまりにも通販が好きすぎる人がやるとこうなるんだな、と思いました。これは通販ハラスメント、"通ハラ"ですよ！」と取材陣に訴え、笑いを誘っていました。

コメディタッチで楽しく見られる通販バラエティ、『ピン子、通販やるってよ』。ピン子さんは「バッグのプロデュースもしたい！」と意欲満々に語っていました。ゆくゆくは番組のレギュラー化も視野に入れているそうなので、今後の展開もお楽しみに！



【木村祐一】