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2015年11月 9日 (月)

コロコロチキチキペッパーズがキングオブコント優勝後初の単独ライブを開催「よろチキ4」。最後は予想外のゲストの登場も!

キングオブコント2015で見事優勝を果たしたコロコロチキチキペッパーズが、11月3日(火)になんば漫才劇場にて単独公演「よろチキ4」を行いました。今回はコントと2人のVTRを挟みながらの構成でした。

マジックショーの定番BGMが流れるなか、シルクハットをかぶった西野が登場しました。舞台にはナダルのギャグ「やっべぇぞ!」が書かれた大きな箱が3つ。どの箱にナダルが入っているかを確かめるように箱を開けていくものの、中にいたのは霜降り明星 せいや、マユリカの阪本、ZAZYの3人。どっと会場が湧いたところで舞台袖からナダルが登場し「この中に俺いねーじゃねぇか! やっべぇぞ!」を披露し、公演が始まりました。
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最初のコントは「演劇部」。演劇部の先輩に扮したナダルが、新人の後輩役・西野に「演技とはこうだ!」と大根役者ぶりを披露し、西野が呆れて「(僕の演技とは)全然違います」と呆れるというストーリー。最後は「もう演劇部を辞めます」と言い放ち、去ろうとする西野に「その姿こそ演技なんだよ!」と熱く勘違いをするナダル。そんなナダルに「こんなの演技じゃないですよ!」と西野が平手打ちし、ナダルの「なんじゃそりゃ!」で幕を下ろしました。
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コントの合間に上映されたVTRでは、キングオブコントで獲得した賞金かけて卓球で勝負。2人が卓球をしながらしりとりをしたり、優勝ネタ「卓球」のSURFACEの曲「さぁ」に合わせてキメのポーズをする度に会場を沸かせていました。

次のコント「カラオケ」では、高校生の先輩に扮したナダルと、後輩の女子高生・マキちゃん役の西野がカラオケルームを舞台にコントを展開。マキちゃんに片思いの先輩が、自慢の歌でマキちゃんを励まそうとするものの邪魔が入ります。挙句の果てには「門限があるから!」とマキちゃんが逃げるように去っていってしまい、舞台は暗転。
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卓球のVTRの後は漫才を披露した2人。居酒屋メニューをさっと言える人がかっこいいという西野が、優柔不断な自分のために居酒屋のスタッフをナダルにお願いするというフリを展開。ところが、海鮮メニューの注文で妙にテンションがあがるナダルにわけを聞くと、「芸人をやっていなかったら、水族館の飼育員をしたかった」と告白し、ネタが終わるまで終始テンションが高かったナダルでした。
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次のVTRでは、コロコロチキチキペッパーズと仲の良い芸人たちが居酒屋に集合している場面が登場。催眠術の得意な◯◯◯◯の松井が、ナダルに「噛めば噛むほど甘くなるレモン」「手が顔にくっついて離れない」「楽しくなる」など、次々と催眠術をかけていきます。驚くほど素直に催眠術にかかってしまうナダルに、会場は大爆笑。そんな中、「グラスが好きな人になる」という暗示にかかったナダルは「ともちゃんとつきあいたい」と告白したことに、催眠から覚めた後、ナダルが「言っちゃった」とショックを受けている様子が印象的でした。

続くコント「漢」ではホステスに変装した父親役をナダルが、その子供・たっくんを西野が演じました。たっくんが「ゴキブリがでた!」「ベッドを動かして」「おとなりさんがウルサイんだよ」などとナダルに訴えると、その度にホステルのかつらを投げ捨てて「漢」に変身し、たっくんのお願いをきくという展開に会場は笑いの渦に。
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次のVTRではブラックマヨネーズの小杉が登場し、コロコロチキチキペッパーズの2人へコメントを残していました。

そして終盤は「キングオブコメント2015」と題し、ネタを披露する芸人に、審査員の芸人が点数とコメントをつけるというコーナーへ。MCはプリマ旦那の河野と西野が、審査員はアキナ、藤崎マーケット、ナダルが務めました。ネタはマユリカ、ZAZY、霜降り明星 せいや、男性ブランコ、守谷日和が登場し、それぞれのネタを披露。概ね好意的なコメントと点数がついたのに対し、トリの守谷日和は散々なコメントと点数でしっかりオチをつけ、会場を盛り上げました。
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最後はキングオブコントで優勝したネタ「卓球」を披露。途中、SURFACEの『さぁ』のイントロが流れると観客席から元SURFACEの椎名が登場! 椎名はステージに上がり、2人の卓球フォームに合わせてポーズをとったりとノリノリで歌い上げました。会場はあっという間にどよめきと歓声に包まれ、2人は椎名の生の歌声に乗せてコントをやりきりました。最後まで笑いに包まれた会場は、立見席が出るほどの超満員。会場全体が一体となり、笑いの絶えない1時間半となりました。
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公演後に西野は「あっという間で楽しかったです。満席で立ち見でもみてくれてずっと盛り上がってもらって。キングオブコントでご一緒してもらったアキナさん、藤崎マーケットさんも出ていただいて。元SURFACEの椎名さんも出てくださって。最初は皆さん気づいていなくて。でも気づいた瞬間会場がうわーってなって」と興奮気味に話していました。「僕もいつも西野に点をとられるみたいなイヤな気持ちはしなかったですね。本当に気持ちよかった」とナダル。2人とも「椎名さんの生歌でコントできるなんて、本当に至福の時間でした。すごい経験をさせてもらいました」と感激した様子。"キングオブコントの先輩と出演してプレッシャーはなかったか?"という質問には「藤崎マーケットさんもアキナさんも冗談ですけれど『なんで出なあかんのや!』と怒ってて(笑)(西野)」「僕は『やっべぇぞ!』というギャグがあるのですが、舞台袖でアルバイトの人にふざけてやってたら、それを見て(藤崎マーケットの)トキさんが毎回キレてて(笑)。『それやめろ』と。でもみなさん優しくて。尊敬している先輩なので、出演いただいて嬉しかったですね(ナダル)」。
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SURFACEの『さぁ』を公認の曲にできたことについては「優勝してどうなるかと心配したが、(元SURFACEの)椎名さんが『使ってくれ』と言ってくださって」とナダル。コントを一緒にやろう、と打診してくれたのも椎名から、ということで、2人は感激しっぱなしでした。
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VTRで登場した噂の女性、ともちゃんについても質問が飛ぶと「今そんなこと聞くの?」と半ば照れ気味のナダルでしたが「片思いの子がいて、僕の深層心理がバレてしまいました」と告白。最後は「だから催眠術はいややねん!」と締めくくった2人でした。
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