続々飛び出す沖縄のオススメスポット紹介にバンビーノも思わずダンソン!
10月22日(木)よしもと沖縄花月にてバンビーノがトークライブを開催しました。幕が上がると石山は「ダンソンの動物じゃない方です。」と自己紹介。ブラジルにサッカー留学していたという経歴を明かし、続いて藤田が「ダンソンの動物の方です。元イタリア料理人です。」と同じ流れの自己紹介をすると、会場からは拍手が起こりました。
藤田が動物の被り物を取った姿を初めて見たという観客も多く、客席の子供に「こんな顔だけどどう?」と聞くと「かっこいい!」と言われご満悦の様子。会場はオープニングから大盛況でした。
ライブ前半は"教えてバンビーノ"と題し、観客からの質問に答えるコーナーを実施。 "尊敬する芸人さんは誰ですか?"の質問に藤田は「ダウンタウンの松本さん。」と答え、その昔、松本が好き過ぎて丸坊主にしたり、黒のタンクトップに和柄のジーパンという格好をよくしていたと話し、さらに石山は子供の頃から「"志村けんさん"に憧れていて、先日番組で共演し、一緒にダンソンを踊ってもらったときは夢のようだった。」とエピソードを話していました。
また"人生楽しんでますか?"の質問には「最近忙しくなって楽しくなってきましたね~。」と話し、デビュー当時は前説が一回500円で、会場までの電車賃が片道260円。往復すると大赤字だったことや、お笑いがうまく行かなかったら30歳で辞めようと思っていたなど苦労時代の秘話を明かしていました。ほかにも、28歳の時に"ダンソン"が完成。このネタは大きな大会で披露しないと意味が無いとずっと温めて続け 2014年の"キングオブコント"決勝でやっと披露。それが大ウケして今があると話し、あのまま売れなかったら藤田は動物の被り物をのまま顔を出さずに終わっていたと、現在は毎日が充実していることを感慨深げに話していました。
ほかにも沖縄に関する質問が飛び出すと石山は「沖縄の人はノリがいい! ライブ中もリズムをとって手拍子するまでのスピードがどこの地方よりも速い!」と沖縄県民の音感の良さ(?)を絶賛し、沖縄でのトークライブを楽しんでいる様子でした。藤田は昨日沖縄出身の吉本芸人"ヤンバルナゴン"の案内で名護に行ってきたと報告。「普段大人しく口数が少ないのに、ナビが完璧! 何を聞いても答えてくれていたのに"タコライス"名前の由来を聞いたとたん"すみません。わかりません。"とそこから何も話さなくなってしまった」と沖縄での旅の様子を話し会場を沸かせていました。
ライブ後半は、沖縄県内の名所やオススメスポットを観客がバンビーノに教える "バンビーノに教えてあげよう"のコーナーに。事前に観客からオススメスポット情報をアンケートで集めそれを元に作った沖縄の地図が舞台に登場します。「これは楽しそうや! お客さんも主役の企画ですからね!」の言葉に、拍手が沸き会場全体のテンションも上がった様子でした。
そんな中、まずは沖縄の代表的な観光スポット"美ら海水族館"から・・・「あれ世界最大の水槽なんやろ? 大きさが?」「海遊館(大阪)のほうがでかくない?」などと問答していると、スタッフから"ガラスの厚さが世界一"とういうことが伝えられ「ぶ厚さなん!? なにその世界一?? 」とスッキリしたようなしないような複雑な表情の石山。「でもジンベイザメが3匹もおる! 絶対行った方がいい!」と昨日行ったという藤田がフォローする場面もありました。
"おきなわワールド(動物園)"の名前があがると「俺昨日家族と行った! 動物の檻の前に俺がいるとみんなザワザワすんねん。」と石山。私生活でも動物園に行くと、檻の前で"ダンソン"を踊ってる子供がいることや「"にーぶら"しないんですか?」と聞かれるなどと話すと、藤田は「俺全然そんなことない。」とポツリ。会場の笑いを誘っていました。
そしてさらに意外なオススメスポット "松川小学校"の紹介には、さすがの二人も大爆笑。紹介してくれた小学生の男の子を客席から見つけ「どんな学校なの? 何かあるの?」と聞くと「でっかい池がある!」とこれまた珍解答。「バンビーの好き? ダンソン流行ってる?」の質問に男の子が頷くと「ダンソン踊っとこうか!」と笑顔の二人! 会場からは大きな拍手と歓声があがり、思いがけない突然の"ダンソン!""にーぶら!"に観客は大盛り上がりでした。
その後「沖縄は本当にたくさん見どころがありますね。今度また仕事できたらその場所通る度にストップ! ストップ!って言っちゃいそうですね。」と次回沖縄に来ることが楽しみと話し、是非また舞台を観に来てくださいと深々と頭を下げると会場からは温かい拍手が送られ、沖縄ネタが満載のトークライブは幕を閉じました。