映画第3弾は博多華丸主演作に!? 「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」完成披露舞台挨拶
12月6日(日)、東京・東京ドームシティホールにて、「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」完成披露舞台挨拶が行われ、声優を務めた長澤まさみさん、堀ちえみさん、博多華丸・大吉、武田鉄矢さん、監督の高橋滋春さん、ウシロシンジさんが登壇しました。
本作は2014年12月に公開された「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」に続く、『妖怪ウォッチ』の劇場版第2弾。長澤さんは生前のジバニャン(アカマル)の飼い主エミちゃん、堀さんはエミちゃんの上司・千秋先輩、博多華丸・大吉はジバニャンたちの敵である猫きよと犬まろ、武田さんはサンタクロースの妖怪・巨大サンタの声をそれぞれ担当しています。
舞台挨拶の前に、早くも『妖怪ウォッチ』の映画第3弾の公開が決定したことが告げられると、客席の子どもたちは大喜び。
続いてケータとジバニャンが登場。ジバニャンはなんと、ドラマ『3年B組金八先生』の主人公・坂本金八をオマージュした"ニャンパチ先生"のコスプレ姿で登場し、ケータと軽妙なかけあいを披露します。
いよいよゲスト声優が登場。長澤さんは「ちょうどマネージャーさんに子どもができたタイミングでこのお話をいただいたので、その子が大きくなったら見てほしいなぁと思っています」と笑顔でコメントします。堀さんは「子どもたちに『妖怪ウォッチ』の映画に出演することを話したら、イスからひっくり返るくらいビックリしてました(笑)」と話しますが、「でも内容は、子どもに聞かれても秘密にしています」と、劇場で観るまでのお楽しみにしていることを明かしていました。
華丸は「我々が声優やってもいいんでしょうか?」と問いかけ、「いいんです......って、これあなたが言うやつですよ!」と大吉にツッコまれます。「それにちびっ子たちには川平慈英さんのモノマネはあんまりウケないと思いますよ」といさめられたのですが、本人は気にせず「むむ!」とやり続けます(笑)。
さらに本作で"猫きよ"という猫の妖怪を演じた華丸は、「映画の中でジバニャンと対決するシーンがあるんですけど、みなさんの応援によっては僕が勝つかもしれない。まだ結果はわからんけんね! 僕が勝ったら、来年公開の映画第3弾では猫きよが主役になるかもしれないのでがんばります!」とコメント。大吉は「僕は、『妖怪ウォッチ』のゲームがでた直後からやりこんでまして、買い物はもっぱらヨロズマートと決めているほどマニアなんですけど、今回、ジバニャンと友達になれると思って共演を楽しみにしていたのに、台本を読んだらものすごい敵で......」と、嬉しい反面複雑な心境にもなったことを告白。
武田さんは「ジバニャンがトラックの前に飛び出してひかれてしまった猫だと知って、なんとなく私に似てるな、と思いまして......(笑)」と、かつて出演したドラマ『101回目のプロポーズ』の名シーンを匂わせる発言で、会場の大人たちをクスクス笑わせます。また、ジバニャンが「大好きな武田さんと一緒に『ニャンですかー?』を言いたいニャン!」と、ファンにはおなじみのセリフでのコラボを武田さんにお願いすると、武田さんは「せっかくだから皆さんで言いませんか?」と提案。全員で「ニャンですかー?」と声をそろえると、世紀のコラボレーションの実現に、ジバニャンは「夢が叶いましたニャン! オレっち一生忘れませんニャン!」と大喜びでした。
また、華丸・大吉が以前、「僕らにとって郷土の大先輩・武田鉄矢さんは"芸能界の閻魔大王"です」と言っていたことをMCの女性にバラされてしまい、「本人がいる前でそれ言います!?」と慌てる一幕も。ただ、「共演していかがですか?」と現在の心境を聞かれると、「芸人として失格ですけど、ふざけられないです(笑)」と思わず本音を語る大吉。
さらに大吉は「僕ら2人の名前があまり覚えられていない」と話し、「一般の人はいいんですけど、お仕事を一緒にする方にも僕が『華丸さん』と話しかけられ、華丸も『大吉さん』と呼ばれて、よく間違われるので、いっそのこと、映画の結果によっては、これからは犬まろと猫きよに芸名を変えてやっていきたいと思います」とコメントし、会場を笑いに誘っていました。
「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」は、12月19日(土)より全国ロードショー。アニメ「スナック・ワールド」が同時上映されます。また、「映画 妖怪ウォッチ」第3弾は2016年冬に公開の予定。
【博多華丸・大吉】