現役メジャーリーガーと野球少年が触れ合う、よしもとFAカップ開催!!
昨年8月からスタートした「ふるさとアスリート」プロジェクト。このプロジェクトは「全国の子どもたちにスポーツの楽しさを伝え、健康づくりから将来のアスリートを育成する」ということをメインテーマに掲げています。このテーマにフォーカスしたイベント「よしもとFAカップ」の第一弾が12月12日(土)、万博記念公園野球場で行われました。このイベントは、各地の子どもたちと現役&OBのアスリートが実際に試合を行い、ハイレベルな技術を披露。子どもたちの将来に生かしていくことを目的としています。当日は、よしもと所属ふるさとアスリートが誇るプロ野球選手&OB、さらに野球得意芸人で構成された「よしもとFAドリームチーム」が登場。関西で野球に励む子どもたちと実際に対戦したほか、野球教室も実施されました。
まずは開会式から。大阪府軟式野球連盟理事長・山田三樹氏、ふるさとアスリートチーム監督・デニー友利の挨拶でスタートです。山田氏は、憧れのスター選手、野球を愛する芸能人の方といっしょにプレイすることを野球の楽しさの1ページに加えてほしい、とメッセージを送りました。続いて、デニー友利は「おはようございます!」と大きな声で挨拶。真剣に、そして楽しく野球をやってほしいと語りました。次にこれから試合を行う少年野球チームの主将が、今日野球ができる喜び、そして支えてくれている人たちへの感謝を込めた元気いっぱいの選手宣誓を行いました。
いよいよイベントがスタート。まずは少年野球チーム同士の試合です。登場するのは、守備力を武器に戦う三井ヤンキースと、走塁を含めた攻撃を得意とする門真クレイジーボーイズ。両チームが整列し、元気な挨拶のあと、試合が始ります。この試合の実況は、デニー友利&トータルテンボス・藤田の二人。技術的なポイントやアドバイスのほか、球界の裏話などを話す声がグランドに響きます。「ナイスボール!」「これはすごい!」など、レベルの高いプレイに二人とも驚いた様子。どちらのチームも全力でプレイし、迫力の熱戦を展開しました。解説の二人も「締まったいい試合でした」と絶賛。観客からも大きな声援が送られていました。
次はいよいよ、よしもとFAドリームチームの登場です。試合前のキャッチボールが始まると、少しでも間近に選手たちを見ようと、客席のネット近くには多くの人たちが集まってきます。吉本芸人たちも軽快な動きを見せ、やる気十分の様子。コロコロチキチキペッパーズ・ナダルは、試合前というのになぜか子どもたちに胴上げされるというひと幕も。このドリームチームと対するのが、先ほど熱戦を繰り広げた三井ヤンキース&門真クレイジーボーイズからの選抜チーム。ドリームチームのスターティングメンバーは、カズ山本や福留孝介、石井貴などの現役&OB選手と吉本芸人たちです。
始球式のあと、本気の戦いが始まりました。実況は藤田とナダル。キャッチャーのミサイルマン・岩部が髪型を意識してマスクをかぶらないこと、打ち込まれた先発の石井貴が徐々に本気になっているなど、選手たちをイジっているうちに、いきなり5点のビハインドを背負ってしまうドリームチーム。1回裏の攻撃で、1番セカンドの天竺鼠・川原はナスのかぶりもので登場しますが、藤田に「思ったよりウケてない」とツッコまれます。しかも見逃しの三振に倒れる始末。
2回以降も選抜チームの猛攻が続きます。4回にドリームチームのピッチャーとして石井一久が登場。大きな歓声が起こります。しかし、その石井も打ち込まれ、さらに失点を重ねることに。4回裏の攻撃では、現役メジャーリーガーの青木宣親も登場しますが、その注目の打席は...なんとピッチャーゴロ! 見事に打ちとったピッチャーに客席から拍手が送られます。
最終回を迎えて、得点はなんと13対0。5回表の選抜チームの攻撃を初の0点で切り抜けたドリームチームは、最後の攻撃に賭けます。デッドボールからお約束の乱闘ネタなどもありつつ、バッターに石井一久が登場しますが、なんと三振でツーアウト。続いては三打席目も変わらずナスのかぶりもので打席に立つ川原。最後のバッターになってしまうのか...。粘りを見せましたが、あえなくレフトフライでゲームセット。ドリームチームは屈辱の無得点で試合を終えることになりました。
試合終了後に、まずは参加した選手全員での記念撮影。そして囲み取材が行われました。けっこうな曇り空にも関わらず、まず石井一久が「まあまあいい天気で」とボケたのを皮切りに、それからコメントする選手、芸人全員が「天気がいい」というボケを入れる展開に。今日の感想として石井一久、青木宣親が、結果はともかく楽しかった、とコメント。福留孝介は「僕はヒット打ったからいいです」とボケて、周りからブーイングと笑いが起こっていました。藤田は「これだけ芸人が集まっているんだから、もっと笑いが取れると思ってた」とコメント。「野球も下手、笑いも取りに行ってない、地獄です...」と反省の弁を述べていました。ナダルは「野球、あんまりやったことないんですが、楽しかったです。やっべぇぞ!」と持ちギャグを披露。最後のシメとして、なぜか指名を受けたのがインパルス・堤下。「野球に言葉なんかいらない」と切り出したあと、延々としゃべり、ツッコまれるというひとボケのあと、「盛り上げてくれた藤田さんがMVPだと思います」とコメントし、囲み取材は終了しました。
最後はお待ちかねの野球教室。バッティングやピッチング、守備などについて、実際に体を動かしながらマンツーマンのレクチャーが行われました。ピッチャー&キャッチャーの講師は石井一久、石井貴が担当。内野手&外野手はカズ山本、福留孝介、青木宣親が講師となり、MCをインパルスの堤下が担当しました。ほかの芸人たちもノックや守備などで参加。選手たちの言葉に耳を傾ける子どもたちの表情は真剣そのもの。指導する選手たちも負けずに熱を帯びたアドバイスを送ります。ロングティーなども行い、野球教室は無事終了しました。選手たちは、今日教わったことを忘れずに、しっかり練習するように、とメッセージ。子どもたちもなかなか見ることのできないハイレベルなプロの技術を目の当たりにし、的確なアドバイスを聞くことで、大きな刺激を受けていました。
子どもたちが一流のアスリートと触れ合うことで、レベルの高い技術を体感できるよしもとFAカップ。これからの開催にも期待が高まります!
【石井一久】【カズ山本】【デニー友利】【石井貴】 【福留孝介】【青木宣親】
【植村美奈子】【大山唯】【高木朋之】【木村雅浩】【五十嵐雅】【今井政司】【濱田典宏】
【藤田憲右(トータルテンボス) 】 【堤下敦(インパルス) 】 【天竺鼠】【岩部彰(ミサイルマン) 】【ガリガリガリクソン】【コロコロチキチキペッパーズ】