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2012年5月

2012年5月 1日 (火)

中田カウスが大御所漫才師を紹介! 新番組『漫才のDENDO』がスタート

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吉本興業創業100周年となる2012年——大きな節目となるこの年に、中田カウスがホスト役を務め、ベテランから超新星まで漫才の世界を余すところなく魅せる新番組『漫才のDENDO』(朝日放送)がスタート! 「DENDO」とは「殿堂」そして「伝道」を意味し、大阪の笑い=漫才の原点・歴史を振り返り、伝えていくことを目指します。毎回、往年の漫才師たちから1組をピックアップ。朝日放送所蔵の膨大なアーカイブ映像から、厳選されたネタを放送するとともに、カウスが彼らの素顔やエピソードを語り尽くすという、これまでにない演芸番組となっています。

5月1日(火)に行われた初回収録では、カウスが「僕らにとっての神様と言っても過言ではない」という横山エンタツ・花菱アチャコをフィーチャー。傑作中の傑作漫才「早慶戦」の貴重な音源を聞きながら、その魅力をさまざまな角度から紹介しました。知る人ぞ知る逸話もふんだんに盛り込んだカウスの語りに、アシスタントを務める加藤明子アナウンサーは驚いたり笑ったり。ほかにも時代を彩った芸人たちの過去映像や、新進気鋭の漫才師のネタも登場。その“濃い”内容は、ぜひ5月5日(土)の放送でお楽しみください。

本番終了後の囲み会見では、「エンタツ・アチャコ師匠を、僕みたいな者に紹介させていただいて、本当にうれしい」と笑顔で語ったカウス。しかし、漫才の礎とも言える大御所を紹介するという大役はプレッシャーでもあったそうで、「夜な夜な師匠方が夢枕に立つぐらい(笑)。今朝、お参りに行ったことで、ようやく楽になり、力をいただいたかなと思います」と明かしました。また、加藤アナウンサーについては、「横浜生まれで大学も東京ということで、漫才というものにどういう興味を持っているのか知りたい。非常に新鮮な答えが返ってくるんじゃないかな」とニッコリ。「逆に、漫才に詳しい方だと一緒にはしゃぎすぎて、独りよがりなものになってしまうかも。僕の個性やアクを吸収して抑えてくれると思う」と、期待を込めました。一方の加藤アナウンサーは、「最初は、アチャコさんは女性だと思っていた」と仰天の告白をし、これにはカウスも大笑い。とはいえ仕事で芸人と顔を合わせることも多く、「芸人さんが勝負をかけるのが漫才。そのルーツをたどる番組に就かせていただいて光栄です」と、笑顔で語りました。

また、番組内で流れた『早慶戦』のネタについて聞かれたカウスは、「漫才がすごいのは、何の説明もいらないところ。『早慶戦』を改めて聞いて感じた。今も道に迷うと『早慶戦』に戻るんですよ」。初めて聞いたという加藤アナウンサーも「今聞いても古くない」と驚きを感じたようです。「ネタ番組以外は苦手」と言いつつ、この日は独自の「芸論」も飛び出し、熱のこもったトークを繰り広げたカウス。今後は他事務所の漫才師たちも紹介していく予定ですが、「今日でちょっと楽になった。まず神様を語りましたから(笑)」。小さい頃から芸人が好きで、「わざと師匠方の近くに行って座ったりしていた」というカウスによると、大御所たちの素顔は、「凄みがあって怖い。人を寄せ付けないとこがあるが、あるところまで入っていくとグイッと引き寄せてくれる温かい面も」とのこと。これから果たしてどんな漫才師の、どんな話が披露されるのか、期待が高まります。

最後に、同番組のMCを担当したのは「定めというか、役目のように感じている」と語ったカウス。「これが例えば、いつ流されるかわからない番組でも、単に資料として残すものでも、漫才に関わることなら務めないといけない」そんな強い決意で臨む新番組に、どうぞご注目ください!

『漫才のDENDO』5月5日(土・祝)スタート!
毎月第1土曜日 朝4:43〜5:13放送
出演:ホスト/中田カウス アシスタント/加藤明子(ABCアナウンサー)

【中田カウス】

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インパルス・板倉俊之が書き下ろし小説『蟻地獄』刊行記念サイン&握手会を開催!

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4月30日(月)、東京・紀伊國屋書店新宿本店にて、インパルス・板倉俊之が『蟻地獄』刊行記念サイン&握手会を行ないました。

デビュー作『トリガー』から3年を経て、このたび完成した第2弾作『蟻地獄』。主人公・二村孝次郎が幼なじみで悪友の大塚修平とともに出かけたカジノで、裏イカサマを成功させたことから物語は展開。圧倒的な筆力で、読者をぐいぐいと惹き付けるエンターテイメント超大作となっています。

サイン&握手会前に行なわれた囲み会見に登場した板倉によると、今作は2年半かけて執筆されたものだそう。
「とはいえ、2年半の間に単独ライブを2回やっているので……半年くらいはそちらにかかりっきりなので、実質2年くらいですかね。(「じっくりと取り組んだ作品なんですね」と言われ)そうですね。同じ表現を使わないようにしたかったので、違う言葉で書けるまで次に進めなくて。電子辞書をあんなに活用したのは初めてです。何度も電池切れしましたから」と飄々と語ります。

執筆に関しては色んなルールも課していたそうで、「全てを主人公の一人称で書こうと思っていました。あと、時間軸をずらさないようにっていう2つの縛りの中で、ミステリー要素を入れたいと思って取りかかりました」と明かしました。

また、『蟻地獄』という衝撃的なタイトルについては「蟻地獄にはまる蟻のように、主人公が抜け出したいのに抜け出せないドツボにはまっていくお話なので、こう付けました」と板倉。子どもの頃、蟻を飼っていたことからも着想を得たようで、「話から考えて、そういうことをリンクさせていったんです。本当はもっとオシャレなタイトルにしたほうが良かったんでしょうけど、『蟻地獄(仮)』の“(仮)”が取れただけになってしまいました」と語り、報道陣を笑わせました。

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コンビではネタも執筆している板倉ですが、「観てくれる人に与える感情は――笑いを起こすのも、感動や怒りや驚きを起こすのも――目的がわかっていれば、(小説とネタを書くという行為は)近いものがあります」と分析。
小説執筆については、「自分に合っていると思いますね。単独ライブでコントをやる場合は、“こういうカツラが使いたい”とお願いしたら、“10万円かかるので、違うものにしてください”って言われることもありますけど、小説は誰に邪魔されず書けますから」とコメント。「コントとは違って笑いではないところも、小説は書いていて面白いところ。3作目も書きたい気持ちはもちろんありますし、書きたい題材はいっぱいあるんですけど、それを小説に落とし込むのは……(時間がかかりそう)」と悩みながらも、次作への静かなる意欲をのぞかせていました。

会見後には、サイン&握手会も開催されました。
訪れた読者一人ひとりに丁寧にサインを書いていく板倉。「面白かったです。ちょっとグロかったですけど」と早速、感想をいただくと「あぁ、暴力のところですよね?(笑)あれはねぇ……」と返したり、インパルスのコントについてなどもにこやかに話していたのが印象的でした。

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●書籍情報
蟻地獄
著者:板倉俊之
定価:1,785円(税込)
四六判/上製/436ページ
リトルモア刊
http://www.littlemore.co.jp/store/products/detail.php?product_id=836

●芸人顔検索 板倉俊之(インパルス)
http://search.yoshimoto.co.jp/#/r/s=w=226/r=046

【板倉俊之】【インパルス】

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ガリガリガリクソンプロデュース、「麺屋 坂本 トップをねらえ!」グランドオープン!

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5月1日(月)11時、大阪・難波の法善寺にガリガリガリクソンがプロデュースしたラーメン店「麺屋 坂本 トップをねらえ!」がグランドオープンします! 

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理想のラーメンを求めて全国行脚するも、これ!といったものに出会うことのなかったガリガリガリクソンが一念発起、過去にラーメン店で店長を経験したこともある自慢の腕前も生かして自身プロデュースによるラーメン店をオープンすることになりました。厳選した鶏ガラを丁寧に下処理し、長時間炊き上げてコクと旨味を引き出し、さらに数種の魚介と野菜、昆布、干しシイタケを入れた奥行きのあるスープ。そのスープとの相性を考慮した全粒粉の“ちぢれ麺”を使用。化学調味料を一切使用せず、コラーゲンとミネラルがたっぷりの、女性にとっては美容と健康、男性にとっては滋養強壮に効く自慢の一杯を提供します。

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4月30日にはプレオープンとして、報道陣にその味を初公開。そしてガリガリガリクソンによる今後の展望や豊富などを語る会見も開かれました。

まずはご挨拶から。

ガリガリガリクソン(以下、ガリクソン)「構想では早2年ですが、僕はラーメン屋でアルバイトをしていて、そこ頃から自分のラーメンを作ることをずっと考えていたので、やっとオープンにこぎつけました。しかも、こんないい場所、近くに『ラウンドワンスタジアム千日前』もできちゃって! 実は、千日前近辺に濃厚な鶏ガラスープを出すお店がないんですね。そこに魚介も取り入れていますので、女性もヘルシーに召し上がっていただけるかなと思っております。麺は関西でも名の知れた麺屋棣鄂(ていがく)さんの麺を使っておりますので、これは間違いないですね。オープンから落ちついたら、餃子も出していこうかなと考えております」

そして、記者からの質疑応答が行われました。

Q:「麺屋 坂本」では鶏ガラスープですが、他に好きなスープはありますか?
ガリクソン「こう見えて、すっきりしたスープも好きなんです。「麺屋 坂本」は白湯(ぱいたん)ですが、清湯(ちんたん)といって透明の、いわゆる中華そばのスープも好きです。またそれも、今後、考えたいと思います!」

Q:お店の抱負を教えてください。
ガリクソン「僕にとって神様であります『大勝軒』の山岸一雄さんのように、ゆくゆくはお店の入口で膝をさするだけの役職につきたいなと思っております」

Q:麺好きによって結成された“フリーメンソン”のメンバーから何かお声は?
ガリクソン「モストデンジャランストリオのキバさんには『とうとうやったな』と言ってもらいました。(宮田)てつじさんはやっぱ、ビビっているんじゃないですかね。(とろサーモン)村田さんですか? 村田さんは東京に行ってからパタリと消息が途絶えましたので……元気でやってるんですかね」

Q:他の芸人さんから何かエールなど、ありましたか?
ガリクソン「お金の匂いがするとはやたら言われますね。『またお前、社長に金出してもらって』みたいな感じで。あと、道頓堀にもかつみ♥さゆりさんの『BOYOYON SWEETS♥GARDEN(ボヨヨーンスイーツガーデン)』がオープンしましたが、『BOYOYON SWEETS♥GARDEN』関係者はお断りですね」

Q:では、どんな人に食べに来てもらいたいですか?
ガリクソン「やっぱり女性ですね。『美味しんぼ』でも“ラーメンは日本の文化だ”とありまして、僕は週に3、4回、ラーメンを食べていますが、女性は食べて月に1回、2回だと思うので、これからもっと食べてもらって、日本の農家の皆さんには悪いですけども、ラーメンを主食にしたいと思っております」

Q:同業である「宮田麺児」に負けないというポイントは?
ガリクソン「いや、ちょっと、マジで勘弁してくださいよ。うちはラーメン屋なので。ラーメンとつけ麺って全然違うんですよ。『ラッキーマン』の作者と『デスノート』の作者ぐらい違うんですから、一緒にせんといてください。宮田麺児さんも頑張っていらっしゃいます」

Q:他のタレントさんのラーメン店に対しては、どうお考えですか?
ガリクソン「片手間の匂いがしますよね。いろんな方がされてますが、ちょっとね、ラーメンをナメすぎですよ。俳優業などの傍らでできるもんじゃないですよ。ラーメン屋というのはね、仕事のない僕のような人間がずっと入ってやるものなんです! つきっきりでできる人間じゃないとダメなんです!」

Q:では、お店にも毎日来られる?
ガリクソン「そうですね。僕もタイムカードを作ってもらっていますので、時給800円で働きます」

Q:今まで参考にされたお店は何軒ぐらい?
ガリクソン「数えきれないですね。新しいところができたらとりあえず行ってみる。だからもう、当たり外れもすごいですよね」

Q:ラーメン道は足掛け何年ぐらいですか?
ガリクソン「小学生の時でも、みんながプラモデルとかゲームを買っている間に、僕はお小遣いを貯めてはラーメン屋に行ってましたから、だからもう、小学校の頃からですね」

Q:ガリクソンさんはこれから、ラーメン王を目指すということでよいですか?
ガリクソン「まあ、王というか、本当にラーメン戦争がなくなればいいのにとは常に思いますね。まあ、千日前ラーメン戦争を終結させて、すべてうちのラーメン屋で買収させていただきたいと思います。あと、うちのラーメンは化学調味料を使っていませんが、ご要望であれば壷いっぱいの化学調味料をご用意させていただきます。それもサービスの一つとして提供させていただきます!」

Q:改めてお店のPRをお願いします。
ガリクソン「難波の法善寺の一等地に、あのガリガリガリクソンがラーメン屋を出しました! 『ラウンドワンスタジアム千日前』の西側にありますので、“ラウンド2”は私のお店に来てください!」

と、時折“辛口”コメントも織り交ぜたガリガリガリクソンですが、ラーメンのお味は実にマイルド。そこにピリリと胡椒が効いた絶妙な味わいでクセになること必至です。難波・千日前近辺にお越しの際は、ガリガリガリクソン自慢の一杯をぜひ、味わいにお立ち寄りください!

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「麺屋 坂本 トップをねらえ!」
5月1日(火)11時~グランドオープン
大阪市中央区難波1丁目3-14(ラウンドワンスタジアム千日前 西側裏)

【ガリガリガリクソン】

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「これぞ!大阪展×総領事館」で大阪と世界各国の魅力を再発見!

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5月2日(水)より、なんばグランド花月ビル「よしもと47ご当地市場」にて『これぞ!大阪展~大阪のおかげで100周年』と題した大阪物産展が3週間にわたって開催されます。「ここに来れば大阪まるごと味わえる!」をコンセプトに、在阪テレビ局5局との連動企画や、大阪の味を支える人気飲食店やお土産はもちろん、知られざる名品を集めた“「大阪の食」大集合”など、大阪の魅力をギュッと凝縮、観光客の皆さまにも、地元の皆さまにも満足していただける“これぞ!大阪”をご覧いただきます。

企画にはほかに、大阪領事館とのコラボも行われます。こちらは初の試みとなる在阪総領事館・領事館とのタッグで、各国地域の文化、産業、生活などにスポットを当て、人や文化の魅力を再発見するという取り組みです。そして、エンタテインメントを通じて各国との文化交流を図る「大阪文化交流プロジェクト」の発足も検討しています。

4月30日には、この取り組みについて、西川きよし、吉野伊佐男(吉本興業代表取締役会長)、松沢しげふみ、そしてモンゴル総領事館からダンバダルジャー・バッチジャルガル総領事と、現役最年少の衆議院議員、松岡広隆さんがご出席しての記者会見が開かれました。

「あなたの街に住みます芸人」などエリアプロジェクトでの活動を行っている松沢しげふみは、「『あなたの街に住みます芸人』プロジェクトが始まり、ちょうど1年が経ちました。これまで、各都道府県に住む芸人さんたちや吉本の社員がいろんな地域の行政、観光協会とコラボをして、プロジェクトを立ち上げてきました。そんな中で吉本の地元中の地元でありますこの大阪で、いよいよ「これぞ!大阪展」がスタートします。3週間にわたって、大阪の素晴らしい物産を皆さんにアピールをしていきます。“天下の台所”と言われた大阪のおいしいもの、珍しいものを皆さんに宣伝していきたいので、どうぞよろしくお願いいたします。また、大阪にある領事館の皆さんとコラボし、さらに国際的な交流に発展させたいという新しい試みもございますので、こちらもよろしくお願いいたします」

なお、大阪には現在、17の総領事館、ならびに領事館が存在しています。「大阪文化交流プロジェクト」では現在、既に在大阪ベトナム社会主義共和国総領事館、在大阪・神戸アメリカ合衆国総領事館、在大阪モンゴル国総領事館、在大阪パキスタン・イスラム共和国領事館と4カ国の領事館に賛同いただいています。

そして、在大阪モンゴル国総領事館・ダンバダルジャー・バッチジャルガル総領事は、「総領事館ができてから20日しか日にちがたっていませんが、大阪とモンゴルの交流を深めていくことが大きな目標です。その中で人的、文化的にな交流は大変大事だと感じています。我々もできる限り協力して、成功するよう頑張りたいと思います。皆さんご存じのように、モンゴルという国は伝統的な文化が大変ある国だと思いますので、日本人の皆様が全然知らないところまで触れて、交流を深めていきたいと考えております」とご挨拶をされました。

そして、西川きよしも応援コメントを発表。
「食べて飲んで笑ってということは人間にとって一番幸せなことではないかなと思います。昔は向こう三軒両隣なんて申しましたが、今はもうバリアフリーですし、グローバルな世の中ですので、壁をとっぱらって、近隣の皆さまはもとより、ゆくゆくは世界中に吉本の笑いや大阪の食文化などを広げていきたいと考えております。笑いを通じて、食を通じて、大阪をもっともっと世界に広げていきたいと思います!」と熱いエールを送りました。

また、衆議院議員の松岡広隆さんも、「大阪の活性化、大阪の観光誘致化をどういうふうにしていくのかと私も考えてまいりました。行政や民間、そして大阪にある総領事館と一緒になりながら、大阪の発展のために、また大阪、関西から文化やスポーツなどを発信するということで、私も協力していきたいと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします」と意気込みを語られました。

5月2日(水)より、「よしもと47ご当地市場」で始まる『これぞ!大阪展』での各総領事館との取り組みは、情報ブースにて各国の文化やファッション、生活、観光情報などを掲示します。そして、『これぞ!大阪展』第三週目には「ワールドたこ焼きフェア」を予定しています。こちらは、大阪甲賀流様とのコラボレーションで、大阪のソウルフードであるたこ焼きに世界各国のアレンジを施すというもの。いつものたこ焼きがどんな味わいになるのか、どうぞお楽しみに!

そして『これぞ!大阪展』では、よしもとならではのコラボや期間限定品など多数ご用意。3週間の開催期間中、のべ60店舗が参加される予定です。詳しくは後日、発表いたします。ご期待ください!

新発見、再発見もりだくさん、大阪の魅力をあらゆる角度から発信していく『これぞ!大阪展』は5月2日(水)よりスタートします。そして、在阪総領事館との新たなる取り組みで、大阪から世界へ、元気と笑いを発信していきます! どうぞよろしくお願いします!

『これぞ!大阪展 ~大阪のおかげで100周年』

開催期間:5月2日(水)~5月21日(月)全20日間
第1週 5月2日(水)~8日(火)
第2週 5月9日(水)~15日(火)
第3週 5月16日(水)~21日(月)

営業時間:10:00~20:00
※各週初日13:00~。最終日(8日、15日、21日)のみ17:00終了。

場所:なんばグランド花月 よしもと47ご当地市場1F&B1

【西川きよし】【松沢しげふみ】

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【ライブレポート】『吉本百年物語』にD-BOYSがゲストで登場!

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4月30日、なんばグランド花月で上演中の吉本興業創業100周年記念公演『吉本百年物語』4月公演「大将と御寮ンさん・二人の夢」に、俳優集団D-BOYSの荒木宏文さん、橋本汰斗さんが出演しました。

荒木さんと橋本さんは“ワタナベうどん”の店員役として登場。4月公演「大将と御寮ンさん・二人の夢」の時代設定は1912年だけあって、荒木さんのピアスに「耳に虫がついとるで~」と吉本吉兵衛役の陣内智則。陣内からのツッコミを数々受ける荒木さんですが、ヘアスタイルについては「生まれた時からなんです!」ときれいに交わしていました。また、橋本汰斗さんのお名前を聞いて「ハイカラな名前やな~」と陣内、終始、“時代錯誤”を楽しんだ展開で会場を沸かせました。

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荒木さんはD☆DATEとしての歌手活動も行っており、その名称を聞いた陣内は「おせい、知ってるか!?」とせい役の国仲涼子さんにパス。すかさず「はい、知ってます!」と国仲さん。「さすが! おせいは物知りやで~」と、息ピッタリの掛け合いでも笑いを誘いました。そして、D☆DATEで1stアルバム『1stDATE』をリリースしたと荒木さん。「ちょっと歌いましょうか」とアカペラでその美声を聴かせてくれました。

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また、「僕はダンスをやっています!」と橋本さん。すると「1912年でダンス言うたらこれや!」と陣内。手妻師・陽々斉うさの介役のランディーズ・高井が劇中で見せる“歌と踊り”を披露、そのギャップに爆笑の会場。そして、それを受けた橋本さんは、お客さんに手拍子を促してストリートダンスで魅了しました。陣内も「君らすごいな~! カッコよろしいわ!」と感激した様子でした。

しかし、陣内が言うことには、「男っちゅうのは顔だけやない、辛抱強さ、忍耐力のある男がカッコイイんや!」とのこと。そして、「1912年の男の意地を見せたれ!」と煽った先には、陽々斉たぬ吉役のランディーズ・中川の姿が。どうやら、「割り箸を用いての“デコピン”をおでこに一発、受けなさい」とのことなのですが、突然の無茶ぶりに「じ、じ、陣さん!!」と思わず本名で呼ぶ中川。結局、高井に取り押さえられ、“デコピン”を受ける羽目になったのですが、なかなか弾こうとしない陣内に何度も焦らされ、そのたびに「遅いわ!!」と絶叫していました。そうこうするうち、“デコピン”の矛先が荒木さんにも。やはりここでも打たれるまでに焦らされて、荒木さんも思わず「長いわ!!」と叫んでいました。

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そうして約10分の出番を、歌あり、ダンスあり、ツッコミあり(!?)で沸かせた荒木さんと、橋本さん。出演してみてのご感想も聞いてみました。

--初めてのなんばグランド花月はどうでしたか?

荒木「嬉しかったですね。子どもの頃から、土曜日のお昼には楽しみで走って帰るぐらい『吉本新喜劇』を好きで見ていたので、その舞台に立てたことがすごく嬉しかったです。やっぱり関西人としてはすごく憧れなので(※荒木さんは兵庫県出身)。お笑いがすごく好きなので、いろんなことを振ってもらったり、親切に盛り上げてくれて、芸人さんと一緒にできてすごく嬉しかったです」

--舞台に出られる前、袖からご覧になって、何か考えていましたか?

荒木「いや~、緊張してましたね。冒頭のあいさつと自己紹介があって、後は陣内さんに振ってもらっての台詞の掛け合いと知ったのが、当日で(笑)。ギリギリまでどれくらい台詞が来るのかも分からなかったので、ドキドキしていました(笑)」

--バッチリできましたか?

荒木「はい。楽しんで出来たのでよかったです!」

--橋本さんはいかがでしたか?

橋本「踊りまくってきました! 楽しかったです。皆さん親切で、すごく伸び伸びとできました」

--お客さんの雰囲気はどうでしたか?

橋本「お笑いの見ている方は盛り上がりがすごいですね。客席からの“圧”がぐわ~って来きました」

--10分という時間はどうでしたか?

荒木「短かったですね~」

--荒木さんはデコピンをされそうになりましたが、回避できてよかったですね。

荒木「そうですね。結局打たれてないんですよね(笑)。打つまでの時間、どれだけ我慢できるかっていう、あれが“忍耐力”なのかなって思いました。面白かったですね」

--次にまた、なんばグランド花月の舞台に出る機会があったら、やってみたいことはありますか?

荒木「いっぱいありますよ! 新喜劇だと、子どもの頃に見ていたことをやってみたいです。ズッコケもしたいし、島田珠代さんに“チーン”されてみたいし、珠代さんを壁に投げてみたいです。テレビで見ていたことを一緒にやってみたいですね。ズッコケをみんなでやるというのは憧れですよね」

--では、橋本さんもカッコよくダンスも交えてズッコケを?

橋本「え!? ズッコケはズッコケで楽しみたいです! また機会があれば、今度はもっと芸人さんと絡めたら面白そうだなと思います!」

なお、5月3日(木・祝)~6日(日)には大阪・京橋のシアターBRAVA!で荒木さん、橋本さんはじめD-BOYSによるお芝居『淋しいマグネット』が上演されます。こちらもどうぞお楽しみに! 詳細はD-BOYS公式サイトをご覧ください。

吉本興業創業100周年記念公演『吉本百年物語』4月公演「大将と御寮ンさん・二人の夢」は5月6日(日)までなんばグランド花月で上演中です。今後もゲストが登場。この機会にぜひ、足をお運びください!

【ゲスト】
5月2日(水)銀シャリ
5月3日(木)たむらけんじ

『吉本百年物語』4月公演「大将と御寮ンさん・二人の夢」
4月18日(水)~5月6日(日)
月~土19:00 日16:00
※4/21(土)、25(水)、5/1(火)、5(土)休演。

なんばグランド花月

1階指定席-7500円 2階指定席-6000円

[劇作・脚本]長川千佳子

[演出]湊裕美子

[出演]国仲涼子/陣内智則/神野美伽/鎌苅健太/河内家菊水丸/国木田かっぱ/いま寛大/青野敏行/桂あやめ/笑福亭仁智/テント/笑福亭扇平/中川貴志/高井俊彦/福島善成/熊谷岳大/ガリガリガリクソン/川口清行/中須智一/石橋尊久/硲陽平/森田まりこ

※未就学児童は入場不可。大人・子供ともに一律料金。
[問]チケットよしもとお問合せ専用ダイヤル[TEL]0570-036-912

『吉本百年物語』
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/

【陣内智則】【河内家菊水丸】【青野敏行】【桂あやめ】【笑福亭仁智】【テント】【笑福亭扇平】【中川貴志】【高井俊彦】【福島善成】【熊谷岳大】【ガリガリガリクソン】【川口清行】【中須智一】【石橋尊久】【硲陽平】【森田まりこ】

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