淀川リレーマラソン第3位入賞!
小宮も安定した走りで順位をキープ。
猪瀬も快走をみせます。
西手は最近メキメキと力をつけて見事な走り相方へ襷をつなぎます。
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10月13日(土)、大阪のなんばグランド花月で「月亭八方落語誘笑会パート2」が開催されました。「月亭八方落語誘笑会」は昨年の10月15日に初めて開催された月亭八方の、なんばグランド花月では初となる“冠”独演会です。今回も2階席まで超満員で、華々しく幕が上がりました。
観客から熱い声援が飛びかう中、前座として登場したのは八方門下の月亭方正(山崎邦正)。「(八方師匠に)入門したのは4年前。40歳から落語を始めまして」と口を開き、「えらい! テレビで活躍しながらですよ! テレビは25年。すごいねー。代表作はないですが…」と笑顔で自画自賛。自分が出演したテレビ番組やロケ先での裏話を披露して空気を温めた後、古典落語の「看板の一」を演じ、独特の空気感で会場を沸かせました。
次に登場したのは主役の八方。ここのところ、会をするときはいつも雨が降るのですが、「今年は幸いにも絶好の行楽日和です。夕方から曇ってきて心配していましたが、大丈夫です!」とにっこり。マクラでは10月6日に比叡山・延暦寺の国宝・根本中堂で行われた桂三枝改メ六代桂文枝の襲名披露口上の奉納に参加した時に、自分の本名が寺脇で、「お寺の脇で生まれました。そのお寺がここです」と言おうと思いながら、嘘がつけずに普通の口上になってしまったことや、延暦寺で色紙にサインを頼まれたときに、いざ書くとなると「比叡山」の字を思い出せなかったことなどのエピソードを披露しました。
前回に続き、今回の独演会でも八方は新作と古典を一席ずつ口演。まず演じたのは桂三枝作の創作落語「商活・栄町商店街野球部」。「文枝さんが200以上の創作落語を創っていて、八方ちゃんにやってもらいたいネタがあるねん、向いてるから、やってーな」という文枝の勧めで今回演じることにした経緯を説明しました。そして、その話を引き受けた3日後に、なんと12月にパリで開かれる六代文枝の襲名披露公演に参加することが決定したそうです。野球部を作って、さびれていく商店街を再生させようと奮闘する人々を描いた、野球好きの八方にぴったりの「商活・栄町商店街野球部」が爆笑を呼びました。
今回のゲストは漫才のかまいたち。落語の公演なので、いつもより高く造られている舞台に立ち、「めったにない落語の会!」と感激の二人が熱演を繰り広げました。
中入り休憩の前に、再び八方が登場。二席目は八方の十八番の古典落語「算段の平兵衛」。「算段」(うまく段取りをする)、「悋気」(焼きもち)など最近では使われなくなった言葉をていねいに説明した八方は「学校では習わない、家では教えないことを学べる」落語のすごさを強調。基礎知識で下準備も万全の態勢を整え、物事を画策してお金を手に入れていく男を主人公に人の業を描いた「算段の平兵衛」を八方オリジナルの味付けも加えながら演じました。
中入り後の舞台には高座はなく、バックには大きなスクリーンが。「いよいよキリ狂言でございます」とスタンディングで登場した八方が挨拶。昔、八方がテレビ番組で人気を博した「楽屋ニュース」を舞台で映像を使って行うというもの。「昔は芸人の楽屋話はタブーでした。でも、楽屋で面白い芸人さんが多すぎる。米朝師匠が(橘ノ)円都さんや広沢瓢右衛門さんの至芸を紹介していたように、楽屋でこんなに面白い人たちをテレビで紹介しようと。それで、テレビで紹介しだしたら、それまで目くじら立ててた人が、テレビで言うてくれへんかといってくるようになってきました(笑)」と八方。先日、新聞社のインターンシップで会った女子大生が有名な故人の芸人でもテレビで紹介されている人以外は知らないという事実に驚き、「せめてこういう人だというのを紹介したい」と今回、開催に至った経緯を説明しました。
「僕一人でもやれるんやけど、本人がテレビでこの会の紹介をするときに『僕も出る』と言ったので」、急遽、出演が決まった息子の八光が登場。「言ったら出してくれるかなと思ったら本当に出してくれました。優しいお父さんです」と八光。八方と八光を進行役に、「十八番楽屋ニュース―昭和の芸人噂話―」がスタートしました。
まずは昔のうめだ花月、なんば花月、京都花月の3館の写真とうめだ花月の見取り図が映し出され、当時の楽屋でのようすが語られました。そして「昭和の芸人 其の一」として登場したのは漫才師の横山やすし。八方がやすしの運転する車に乗せてもらった強烈な体験や子供が生まれたときのやすしの型破りなお祝いなどのエピソードが披露されました。そして、その後、吉本新喜劇の座長だった平参平、大御所の人気漫才師ダイマル・ラケット、ぼやき漫才で一世を風靡した人生幸朗・生恵幸子らの楽屋でのびっくりのエピソードが次々と披露されました。
「昔はベテランと若手が混ざる楽屋があったけど、今、楽屋は個室になっていて時代は変わっています」とちょっと残念なようすの八方。「でも、どこか元へ戻ると言うか、そういう傾向があると思います。ライブを中心にした演芸の時代がくると思っています。テレビも大事ですが、ライブはもっと大事。今後もこういう企画を続けていきたいです」と意気込みを語りました。ラストは八方、八光、方正、そしてかまいたちが並び、観客に手を振りながら楽しい雰囲気でのフィナーレとなりました。
昨年10月15日に開催された「月亭八方落語誘笑会パート1」で演じられた「AKO47~新説赤穂義士伝~」と「莨の火」の二席を収録した月亭八方初のCDが9月に発売され、この日の公演会場でも販売されました。会場で購入した人にはサイン色紙と握手の嬉しい特典が付いていました。
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CD「月亭八方落語誘笑会パート1」(よしもとアール・アンド・シー)
価格=2100円(税込み)
「AKO47~新説赤穂義士伝~」と「莨の火」の二席を収録
問い合わせ=YOSHIMOTO R and C.,LTD.:03-3209-8635
10月13日(土)、東京・新橋にて映画『カラスの親指』の大ヒット祈願イベントが行われ、主演の阿部寛さん、伊藤匡史監督とともに、村上ショージが出席しました。
『カラスの親指』は、直木賞作家・道尾秀介さんの同名小説を映画化したもの。阿部寛さん演じる詐欺師のタケと、なりゆきでコンビを組むことになったショージ扮する新米詐欺師のテツを中心、“プロの詐欺師=カラス”たちの姿を描いた物語です。ほか、カラスを演じるのは、石原さとみさん、能年玲奈さん、小柳友さんといった実力派ばかり。原作者の道尾さんも「泣いて笑った。ほんとに感動した。」と絶賛する、極上のエンタテインメント作品です。
(c)道尾秀介・講談社/2012「カラスの親指」フィルムパートナーズ
そして今回、ヒット祈願を行う運びとなったわけですが、新橋にある烏森神社は芸能の神様とうたわれる天鈿女命(あめのうづめのみこと)を祀っていることで有名。また“カラスつながり”ということも併せまして、まさにうってつけと言えます。ということで、まず3人は本殿にて祈祷。清々しい表情で報道陣の前に姿を現しました。それぞれが手にしている絵馬には、阿部さんが「大ヒットお願い」、ショージが「左手首が早く治りますように!」とありますが、ショージは「(明石家)さんまさんとね、こないだゴルフ行ったときにやっちゃいまして…というか、思った以上にウケへんね(笑)。って状況は僕は大丈夫やけど、周りの人がつらいですか? みなさん大丈夫ですか?」と、早速ひと笑い。ご利益(?)のほどを垣間見せてくれます。
そして、一緒に写真を撮るとご利益があるという「からすの恋吉」くんと記念撮影を済ませた後は、場所を移してのトークです。
司会との質疑応答という形式で進むトークですが、話題の中心はやはり…ショージの起用の話。まず「プレッシャーじゃなかったですか?」と振られたショージは「本当、お話をいただいたときは驚いたし、それ以上に申し訳ないなと思いましたよね。ありがたいですけど、僕はもう最初に監督に『知らんで』と言ったんですよ(笑)」とコメント。しかし、阿部さんは「ショージさんとコンビを組めるというのはスゴイ嬉しかったですね」。さらには「芸人さんと一緒にコンビを組んで、お芝居をするなんて経験はしたことなかったし、しゃべりのプロとして僕の穴埋めをしてくれたんですよね。感謝してます」と想像以上の絶賛ぶりです。思わずショージは「僕、今年で芸歴35年になるんですけど、さんまさんに言わせると『凝縮すれば1年あるかないか』だそうで(笑)。しかも、小学生みたいなことしかやってないでしょう」と慌てますが「でもそんな僕でも関わらせていただいたというのは、一生の宝物ですよ」と、感慨深そうに語りました。
しかし、一方の佐藤監督も「取材を受けると、ショージさんのキャスティングが意外という声が多いんですけど、これは観ていただければ納得してもらえるはずです。たしかに、阿部さんがすんなり決まったことはたしかで、もうお一人については久しぶりに『タレント名鑑』を端から見ていきまして(笑)。その中で一番ふさわしいのがショージさんだなと、とにかく観てください。素晴らしい演技ですから」。ショージを褒めますが、これにもたまらずショージは「タレント名鑑の2ページ目くらいにはもう適任がいましたやろ(笑)」とツッコミ。とはいえ嬉しそうな表情がなんとも言えません。
最後に阿部さんは「本当に面白い作品なので、ぜひ劇場で観てほしいんですが、なかなか中身を明かせないんですよね。しかも最後はすごい秘密が隠れているので、観た人は周りに口外しないようにしてください」とアピール。異色のコンビがどんなどんでん返しを見せてくれるのか、否が応でも期待は高まります!
●作品情報
『カラスの親指』
11月23日(金・祝)、全国ロードショー!
出演:阿部寛、村上ショージ、石原さとみ、能年玲奈、小柳友
原作:道尾秀介『カラスの親指 by rule of CROW's thumb』(講談社文庫)
監督・脚本:伊藤匡史
配給:20世紀フォックス/ファントム・フィルム
http://movies.foxjapan.com/crow/index.html
(c)道尾秀介・講談社/2012「カラスの親指」フィルムパートナーズ
【村上ショージ】
2007年10月より4年間にわたってTBS系列で放送された人気番組『あらびき団』が、番組タイトルを『ナマイキ! あらびき団』と変えて復活! 10月12日(金)23時より1時間の初回特別生配信が行なわれ、ライト東野こと東野幸治、レフト藤井こと藤井隆が出演しました。
お馴染みの衣装姿で登場したMC二人。「戻ってきました!」と、東野が第一声をあげます。
弊社のひと部屋にて行なわれた今回の収録。周囲を見渡しながら「落ちるところまで落ちました! 恥ずかしながらチャンスだと思って、恥を忍んでもう1回やらせてください」とネガティブな発言をする東野。『あらびき団』が復活すると聞き、「やったー!」と一度は喜んだものの、「ネット? え? 1時間……え? 1時間番組なのに、以前より(あらびき芸人)が紹介できない?」と衝撃的な話が次々と出て来て、かなり驚いたようです。
一方の藤井は、「インターネットで配信してるということは、全世界に向けて番組が発信できるということ。こんなに喜ばしいことはありません!」と至ってポジティブ。「いろんな人に“終わって残念です”と言われていましたし、今日もたくさんの人に“また始まるんですね!”って言われました」と明るい声で語りました。
まずは、『あらびき団』に出演した芸人たちを振り返ることに。
すもうエクササイズで人気となったあかつさんの結婚報告には、Twitter上で同番組に出演していたメグちゃんから「おめでとう!」のメッセージが届きます。藤井がいちばん熱を入れて紹介したのは、往年のアイドルをネタとするとくこ。パネルにも「この写真めっちゃいい。欲しい!」と異様な食いつきを見せ、東野から呆れられます。
そのほか、安穂野香さん、葉月パルさん、ハリウッドザコシショウさん、ふとっちょカウボーイさんなどなど、あらびきパフォーマーを近況とともに紹介するも、東野が「誰も地上波出てないやん」とポツリ。「全員が潜水してる! たまに浮かんできて(沈むポーズ)。方々で潜ってるだけやん」と嘆いていました。
あらびきパフォーマーを紹介した時点で、すでに41分が経過。「お待たせしました!」という東野のかけ声を皮切りに、新たなあらびきパフォーマーがいつもの形式で紹介されました。
まず1組目は芸歴2年目、30歳のキンタローさん。本人曰く、「パンチュパイ」という元気づける呪文を芸に取り込んだ、行き切ったネタに、収録現場も大盛り上がりです。
続いて登場した2組目のヲタルさんのセクシーダンス芸には、東野が抱腹絶倒。芸歴21年目、41歳というプロフィール紹介を読み「20年間何してきたんや!」とツッコミつつも、「面白い。今回の番組イケますよ!」と目をらんらんと輝かせます。
3組目は、ヲタルさんのバックダンサーを務めた芸歴4年目の女性コンビ・123☆45。漫才の中で携帯アドレスを晒すという驚異的なネタを披露します。笑い転げる藤井の横で、目を見開いた東野は「こんな感じでやっていくんや!」とスタッフへ詰問していました。
最後は『キングオブコント2012』キング・バイきんぐ。同大会の2週間前に収録を済ませていたことをわざわざアピールするVTRに「いやらしい! 最低や!」(東野)と言いながらも、熱量の高いコントに二人とも「お見事!」と大きな拍手を送っていました。
『ナマイキ! あらびき団』は11月1日(木)より毎週木曜日23時から、弊社が運営する動画サイト「YNN」にてレギュラー配信が行なわれる予定です。毎月第1週は無料配信となりますが、2回目以降については毎月500円の有料会員にご登録の上、お楽しみください。
また、10月よりTBSが運営するCS放送「TBSチャンネル2」にて、10月27日(土)22時よりレギュラー放送がオンエアされるほか、12月からはTBSの動画配信サービス「TBSオンデマンド」でも配信されます。
収録終了後、MC二人に話を伺いました!
――収録についての感想を、まず聞かせてください。
東野「楽しかったですよ。最初は(スタッフや関係者も)みんな、冷やかしで来てくれますけど、収録になると人も来うへんやろうし、最後なんてシーンと静まり返るはず。そう考えると、今日みたいな生放送のほうがいいのかなとも思いましたね」
藤井「僕も楽しかったですね。(TwitterやFacebookで)色んな方がメッセージくださるんですけど、メグちゃんがずっと……メッセージくれてたのも面白かったです(笑)」
――『ナマイキ! あらびき団』が始まると聞いたときの率直なお気持ちは?
藤井「すごく楽しい番組だったので、共演者を始めとして観ていただいた方には“なんで終わったんですか?”とすっごく言われていたので、誇らしかったです」
東野「ただね、復活しますが、ネットでやります。お金ないからパフォーマンスが少ないです。……って、段々と意気消沈する話になってたんですよ(笑)。やから、どうなるんやろうなと思いつつも、よかったなぁっていう感じはしました」
――お二人ともあらびきパフォーマーへの熱い思いはあるんじゃないですか? 今日も皆さんの今について、放送の多くの時間を割きましたけど。
東野「思いというよりも、パフォーマンスが始まるのが不安で怖いんでね(笑)。とりあえず行けるところまでしゃべりで行っとかんと、生放送の残り10分くらい何しゃべる?っていうのは20年選手のやることじゃないじゃないですか(笑)。やから、先行逃げ切りです。ただ、自分のためだけにがんばっただけです! 僕は彼らのためなんて思ってないです! でも、レフトくんはちゃんと思っていたはずですよ」
藤井「いやぁ、僕もまったく思ってなくて」
東野「はははは!」
藤井「週6本でしたっけ? ラジオをやっていた東野さんのトークを見ながら、生放送に対応するってこういうことなんだなと改めて感動しながらやってました」
東野「いえいえ、違います。(ネタの)数が少ないって聞いてたからしゃべっただけです。だって、1時間番組でネタ4つでしょ? 1つのネタに25分割くっておかしいでしょ? だから、今日みたいな感じになったんでしょうね(笑)」
――でも、お二人のトークを楽しみに配信を観ていらっしゃった方も多いと思うんですが……。
東野「しゃべりながら皆さんのコメントをパッと見たら、“これ、いつネタやんの?”って書かれてました。ははは! やから、“ヤバい、バレてんな”と思いながらしゃべってました」
――そうですか(笑)。今日の4人の中で、気になった芸人さんは?
東野「4人とも気になりました。バイきんぐはさておき、あとはほんまにすごいなぁ思うて(笑)。『あらびき団』らしいなというか、一点突破でやる感じがぽいなと思いましたね」
藤井「前のときって4組くらい見てお話、4組くらい見てお話っていう感じやったんで、思い出せなかったことがいっぱいあったんです。だけど、今回はインパクトが強かったせいか、全員覚えてます!(4人という)数もいいですよね?」
東野「まぁまぁ。今日はいい例なんですけど、これからだんだんとようわからん人も出てくると思うんですよ。そこで、こっちに(コメントを)求められても……。なおかつ収録でね?」
藤井「ふふふ」
東野「収録3本目になってきたら、ほんまにちょっと“買いもん行こか?”みたいな。ジャンケン負けたほうがジュース買ってきてとか(笑)、そんな感じになる恐れもあります。まぁ、吉本本社で収録をやっていたら芸人さんに一発ギャグやってもらったりできますんでね。今後、いろんなやり方はあるかなと思います」
――今後出て欲しいあらびきパフォーマーはどんな人ですか?
東野「誰でも。我こそはあらびきパフォーマーだという方は、もちろんぜひ。売れてる方も遊びで洒落っ気で出ていただきたいですし、門を広くしてお待ちしています!」
藤井「オリジナルソングやったらネット配信もできるので、飯田(徳孝)さんや安穂野香さんの新曲も聞きたいです。前のときからずっと欲していたのは、歌ものと踊りものと顔もの。今も本当に欲しています!」
●ナマイキ! あらびき団
11月1日より週1回のレギュラー放送スタート!
毎週木曜日23時より配信
●YNN(ナマイキ! あらびき団)
http://ynn.jp/m/namaiki_arabikidan
●TBSチャンネル 公式サイト
http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/
●TBSオンデマンド
http://tod.tbs.co.jp/
【東野幸治】【藤井隆】