最新ニュースインタビューライブレポート

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2012年11月

2012年11月 1日 (木)

ライセンス ツアーグッズ販売中!!

2012年8月4日のZepp Fukuokaを皮切りにスタートした「LICENSE vol.Zeep ENJOY!!-FINAL-」。
ツアー会場で販売していた商品が、早くもよしもとネットショップに登場しました!

↓ツアーパンフレット

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↓ストラップ

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他のグッズも気になる方は、こちらから!
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会場に足を運んでいない人はもちろん、買い忘れがある人も要チェックです!


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『吉本百年物語』11月公演に主演のロザン・菅広文を直撃インタビュー!

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愛する妻に支えられ人気落語家を目指す笑福亭仁鶴、女手一つで育ててくれた母を思い就職か落語かで揺れ動く河村静也(現・六代 桂文枝)――『吉本百年物語』11月公演「深夜のきら星~スター誕生~」では、ふたりの若き落語家の挑戦の日々を描きます。仁鶴を演じるのはロザン・菅広文。「『よう引き受けたなあ』と言われます」という大役に挑む、現在の心境や見どころをうかがってきました。

――出演が決まって、周囲の反応はいかがですか?

菅「いろいろ声をかけていただくことが増えましたね。だいたいが『よう引き受けたなあ』みたいな感じですけど(笑)。言われるたび、だんだん『こんな大きなことやったんや!』と実感するようになり、ちょっとプレッシャーを感じているところです」

――相方・宇治原さんは?

菅「宇治原は、常にクイズで頭がいっぱいなのか、反応が薄かったです(笑)。唯一、タイトルの“キラ星”の読み方が、“きらぼし”なのか“きらほし”なのかをすごく気にしてて。本来は“きらほし”と読むんですって。『この舞台の場合はどうなんや』ときいてくるので、『“きらぼし”やで』と答えておきました。そしたら『そうか、そうか』と」

――さすが宇治原さん、目のつけどころがひと味違いますね! では、オファーを受けたときの、菅さん自身のお気持ちは?

菅「『なんで僕なんや?』と。仁鶴師匠と僕の共通点といえば、左利きなことぐらいで。でも、引き受けたからには、できるだけ近づけて……それも難しいし、おこがましいとは思いますが、僕なりの師匠像が演じられたら」

――舞台でのお芝居は、初挑戦となりますね。

菅「そうですね、完全に未経験です。映画は昔、出たことがありますけど、演技は正直、得意ではありません。ただ、舞台は撮り直しはきかないけど、一度じゃなくて十数回やれるんで、こうなったら3割バッターで行こうかと(笑)。18回あったら5、6回ぐらいは成功させる計算で」

――菅さんにとって、今回演じる仁鶴師匠とはどんな方なんでしょう。

菅「実は、この役をいただくまで、ちゃんとお話しさせていただいたことがなかったんです。なんばグランド花月でお会いしたとき、『おはようございます』とご挨拶するぐらい。それほど、僕にとっては雲の上の大師匠ですね」

――子供の頃は、テレビなどで仁鶴師匠の姿をご覧になっていましたか?

菅「実は僕、子供の頃は大阪に住んでなかったんです。だから、当時の仁鶴師匠が出ておられたテレビやラジオ番組をあまり知らなくて。いっそ、最後まで何も見んとこうかな、と。知りすぎると余計に緊張するし、意識せずに自由にやったほうがいいかもしれない、と思い始めています」

――では、相手役の未知やすえさんについて聞かせてください。

菅「普段からテレビなんかでもご一緒していますし、やすえ姉さんが相手役ときいて『助かった!』って思いました。すべておまかせして、引っ張ってもらえるんちゃうかな、と。それに僕、内場(勝則)さんに似てないこともないでしょう? だからやすえ姉さんがスッと役に入れて、自然な夫婦が演じられるという利点もあるし。あとは稽古を通じて、もうちょっとやすえ姉さんのセリフを増やして、僕のを減らしていければ(笑)」

――物語では、夫婦の愛、家族の愛に加え、ラジオも大きな軸になるそうですが……。

菅「実際に舞台を見てもらえばわかりますが、『今あるラジオ番組のカタチを作ったのは仁鶴師匠なんや!』いう衝撃の事実が明かされます。全然知らなかったので、ビックリしました。僕、ラジオはめちゃめちゃ聞いてたんで、思い入れがすごくある。受験勉強してるときは、特によく聴いてました。だから台本を読んだとき、これはもう仁鶴師匠のおかげで大学に受かったといっても過言ではないな、と。いつか、どうやってこのアイデアを思いつかれたのか、じっくりお話をうかがってみたいですね」

――ちなみに、これまでの『吉本百年物語』はご覧になっていますか?

菅「かなり見せていただいてるんですが、このお話をいただく前と後で見方が変わってしまったというか。以前は純粋に楽しく見ていたんですけど、今は『すごい稽古量やったんちゃうかな』とか『こういうダンス、僕もやるの?』とか、ついつい自分に置き換えてしまって、全然楽しめなくなりました(笑)。(5月公演に出演した海原)ともこ姉さんにお話をうかがったりもしましたね。『ほんまに出てよかった』っておっしゃってたので、すごく勇気づけられました」

――さて、いよいよ間近に迫った本番。菅さんが楽しみにしていることは?

菅「最終日の打ち上げでしょう! というのは冗談ですが、シンガーソングライターの間慎太郎くんや、舞台で活躍されている役者さんなど、普段お会いするチャンスのない方とご一緒できるのは、本当に楽しいですね。本番でも、テレビや漫才の舞台とは全然違う経験ができると思うので」

――では、逆に心配なことは?

菅「それはもう、ダンスです。これまでの『吉本百年物語』は、最後に歌って踊るレビューがあったじゃないですか。僕、リズム感がまったくないので、みんなの足を引っ張ると思うんです……。本編より、そこが不安で不安で。きっと毎日、ひとり居残り練習してるんちゃいますかね……」

――頑張ってください! 今回の舞台で、何か目標みたいなものを持っておられたらうかがいたいのですが……。

菅「まずは、人に迷惑をかけないっていうことかな(笑)。それともう一つ。漫才では、自分がネタを作って、演出までやっているようなものですが、お芝居では演出家の方からああやって、こうやってと指示されて演じるわけですよね。それがすごく新鮮やし、楽しみ。この経験を、自分たちの漫才にも生かしていけたらなあと思っています。演技が認められたら、ドラマのオファーも来たりして……宇治原がクイズのときに、僕はドラマの仕事というロザンの新しいスタイルができるかも(笑)。そういう意味でも、稽古に力が入ります!」

――では最後に、読者のみなさんへメッセージをお願いします。

菅「やっぱり何度もやることで、舞台が生き物になってくると思うんですよ。初日と千秋楽で、全然違う舞台になっている可能性もありますから、何回か見に来ていただいて、そのあたりの変化も楽しんでもらいたい。『こんなに変わったんや!』ってビックリするかもしれませんよ! そのためにも、一回と言わず、何回も足を運んでいただけたら幸いです」

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
11月公演『深夜のキラ星~スター誕生~』

公演期間:11月7日(水)~30日(金)※11月15・17・18・19・26日は休演
会場:なんばグランド花月
開演時間:平日・土曜19:00(18:30開場)、日曜16:00(15:30開場)
料金:1階席6000円、2階席5000円(全席指定)
出演:菅広文(ロザン)、未知やすえ、間慎太郎、九十九一、福田転球、田中弘史、浅香あき恵、とめ貴志、立川貴博、山中達矢、高山トモヒロ、竹若元博、光永、西浦八恵子、森田展義、大野正登/音無美紀子 ほか

※チケット発売中!
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル ☎0570-036-912(10:00~19:00)
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/

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ケンコバ考案“ドM”アプリなど本日より配信開始

11月1日(木)、東京・渋谷のヨシモト∞ホールにて、「お笑いLIFE」芸人考案アプリ 完成披露会見が行われました。

「お笑いLIFE」では、よしもと芸人による多数のコンテンツが配信されていますが、その中の『めざせ!世界一の爆笑便利アプリ』で、芸人自ら考案し、一般投票で選出された4つのアプリが本日より配信されるとのこと。その4人の芸人が出席するとあり、マスコミだけでなく一般の観客も駆けつけ、賑やかな会見となりました。

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まず、番組内では「熱血!!アプリ開発部」の部長を務める宮川大輔と鬼頭里枝さんの2人がMCとして登壇。これまで同企画で誕生したヒットアプリ『かゆがりGIRL』(サバンナ・高橋考案)などを紹介しました。
続いて、ケンドーコバヤシ、近藤春菜(ハリセンボン)、博多大吉(博多華丸・大吉)、川島明(麒麟)も登壇。壮大なBGMに合わせるように、ゆっくりと歩みを進めてきたケンコバは、お馴染みの(?)モミモミポーズをすると、続く大吉も同様のモミモミポーズで笑いを誘っていました。

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ここから、改めて各々が考案したアプリを、実際に操作しながら解説をします。
トップを飾ったのは、ケンドーコバヤシ考案の『ダメ男のワンチャンス』で、職業別に分かれた女性がモニターに現れ、そこから一人を選択し、その女性が罵倒するボイスが聞けるというアプリ。今回は女刑事を選択後、プレイヤー側のセリフを選択すると、「黙れ! これから捜査会議があるんだよ!」というボイスが流れ、コバヤシは満足気な表情。コバヤシらしいMっ気たっぷりの内容だが、24時間内でランダムに1時間だけ彼女が甘えてくるとのことです。

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続いて、近藤春菜考案による『Dream Work Catcher』。近藤曰く「美人とブスの職業選択肢の幅に怒りをおぼえている」という不満から着想し、顔写真を取り込み、ブスと判定されれば職業選択の幅が広がり、逆に美人と判定されれば選べる職業が少なくなります。
今回のプレゼンでの近藤は、「普通」と判定された後、職業は「アナウンサー」を選択。メジャー移籍を控えたプロ野球選手と出会い、メールや電話を通し、恋に発展する様を興奮まじりにプレゼンしました。
そんな近藤を見て、「気色悪いですね」と宮川が漏らせば、ケンコバも「(プロ野球選手の嫁になって)栄養管理とか出来んのか?」などとヤジを飛ばしていました。

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続いて、大吉考案によるアプリ『よしもと芸人サインコレクション~東京編~』は、よしもとの東京所属の芸人100組以上をコレクションするという内容。芸人を題材にしたミニゲームでポイントを稼ぎ、そのポイントでくじを引き、芸人の写真とサインが画面に登場するシステムで、大吉がプレイすると、井下好井、Bコースらを引き当てました。すると、客席からの反応が予想以上に薄かったらしく、「こんなにお客様が静かになるんですか?」と愚痴をこぼす大吉。

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ラストを飾ったのは、川島明考案の『ええ声ガチャ』。ガチャを回すごとに、川島の「ええ声」がゲットでき、さらには200種類以上あるというその「ええ声」をコレクションすれば、文章を作成できたり、メールで送ることできるというもの。
試しに川島がガチャを回すと、「墾田永年私財法」というええ声を引き当ました。

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また、『熱血!!アプリ開発部』は、この日から『Dr.宮川のアプリカウンセリング』へとリニューアルし、悩みを持った芸人をアプリで解決に導く内容となりました。
こちらは『日経トレンディネット』とも連動し、1回目では、「漢字の読み書きが苦手」と悩むはんにゃの川島章良を迎えています。

フォトセッションを挟み、囲み会見も行われました。
アプリの感想を聞かれた宮川は、「一人をのぞいて、ええかなって思いますね」とケンコバに視線を送ります。ケンコバは「僕の周りでは評判いいですけどね」と反論すると、「Mが集まってますからね(笑)」と宮川。Sな宮川にとって、理解に苦しむ様子でした。
よしもと本社の暗い部屋で、一人でレコーディングしたという川島は、「騙されてるんじゃないか」とドッキリを疑っていたとか。さらには、当初は「はずれ」として相方の田村裕の声も収録する予定だったが、途中から「売れるんじゃないか」「おちゃらけやめよう」という声が高まり、田村の出番は消えたそうです。
こうして会見は爆笑に包まれながら、お開きとなりました。

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今回紹介された4つのアプリのうち、『よしもと芸人サインコレクション~東京編~』はiPhone、Androidともに無料にて、その他3つはiPhoneが85円、Androidが99円にて本日より配信開始されました。

これらのアプリを生んだ番組『めざせ!世界一の爆笑アプリ』などが配信されている『お笑いLIFE』は、iPhone、iPad、SoftBankスマートフォン、ソフトバンク3G携帯電話にて、無料でご覧になれます。

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「ナマイキ!あらびき団」本日21時よりYNNにて無料生配信!!

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TBS系列にて放送された「あらびき団」が復活、YNNにて毎週木曜日に好評配信中の新生「ナマイキ!あらびき団」が、本日2度目の無料生配信を迎えます!!

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レフト藤井(藤井隆)・ライト東野(東野幸治)をMCに、毎週様々なあらびきパフォーマーを紹介している「ナマイキ!あらびき団」。復活記念として10月12日(金)23:00より行われたYNN無料生配信では、視聴者からのコメントも時に交え番組は多いに盛り上がり、MCの2人も復活を喜びました。

本日21時より、「ナマイキ!あらびき団」が再び「生」でYNNに登場します。お見逃しなく!

また、YNNでは、毎週木曜日に30分番組として「ナマイキ!あらびき団」を「お笑いコース500」(月額500円見放題) 会員向けに配信しております。

▼YNN
http://ynn.jp/「ナマイキ!あらびき団」特集
http://ynn.jp/m/namaiki_arabikidan/
※本日21時の開始時間より、自動的に配信画面に切り替わります。

▼YNN

▼「YNN」とは?
今までとは違うまったく新しいお笑い体験を提供する動画配信サイトとしてグランドオープン予定。
他では絶対に見ることのできないレアコンテンツから、見逃してしまったテレビ番組、懐かしのネタや伝説のオンエアまで、あらゆるジャンルのコンテンツを揃える予定です。
各テレビ局と組み、「旅猿2」、「ナマイキ!あらびき団」、「サタデーナイトライブJPN」など、従来のネット動画とは一線を画したハイクオリティの番組や、インターネット動画サービスの強みを活かした様々な取組みを実施予定。
視聴方法:PCまたはスマートフォンにてアクセス 
配信方式:ストリーミング
価格:会員登録・一部動画の視聴は無料、月額525 円(税込)で 動画見放題「お笑いコース 500」、一部個別課金動画(10円~)
URL:http://ynn.jp/

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9年ぶりのアルバムを発表したりんけんバンド、照屋林賢が沖縄音楽への想いを語る

11月1日(木)、沖縄音楽を代表する存在と言ってもいい、りんけんバンドが9年ぶり14枚目のオリジナルアルバム『黄金三星(くがにみちぶし)』をリリースしました。そこで、バンドのリーダーにして“沖縄最高のソングライター”とも称される照屋林賢氏に、単独インタビューを敢行! 沖縄国際映画祭などで沖縄と縁の深い吉本興業東京本社を訪れた際に、たっぷりお話を伺うことができました。

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改めて紹介しますと、りんけんバンドは結成から35年にわたって沖縄の音にこだわり続けてきたユニットです。中心メンバーは照屋林賢と、沖縄随一の歌い手とされる上原知子。三線や島太鼓と洋楽器を組み合わせた「沖縄ポップ」の先駆けとして、多くのアーティストにリスペクトされています。現在は、沖縄北谷町のライブハウス「カラハーイ」で毎週末ライブを行っているほか、世界各地で公演。また、RBC(琉球放送)ではレギュラーTV番組『りんけんバンドさー あっちゃ~あっちゃ~』(毎週水曜)を持っており、林賢氏は新人アーティストの育成やプロデュースなども行っています。

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それでは沖縄音楽界の重鎮、照屋林賢氏へのインタビューのはじまりです。アルバムの話はもちろん、沖縄音楽の展望についても語っていただきました。また最後には、林賢氏によるウチナーグチの“格言”まで登場! とはいえ、しゃっちょこばらず“ウチナーンチュ”の賢人のことばを聞く感覚で、最後までゆるりとお楽しみいただければと思います。

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――まずはいきなりですが、なぜ9年も間が空いたのでしょう。
「え、9年?」

――アルバム『黄金三星』は、オリジナルとしては2003年の『EISA(エイサー)』以来ですよね。
「あ、そうねー。まあ、単に空いちゃったということでもあるんだけどね(笑)。いや、もちろんその間はライブはやっていたし、曲を作る作業なんかもしてたんだけど…その頃はなんというか、沖縄音楽を取り巻く状況として、ヒットしている曲がいっぱいあったじゃないですか。正直、その中だとちょっと出る幕ないかなと思ったんですよ。それに、ヒットしていた曲って、僕にとっては“沖縄の音楽とは違うテイストを持った沖縄の音楽”だった。そういう流れがあったときに、僕らが出しても聴いてもらえるかなあってね(笑)」

――でも、沖縄音楽が注目されるきっかけを作ったのが、いわばりんけんバンドですよね。
「そうそうそう」

――だからこそ、沖縄音楽ブームと呼ばれる昨今の状況がきたときに、リリースがなかったことが不思議で。
「うーん…誤解されるかもしれないけど、僕としてはその中で一括りになってしまうのがイヤだったという感じでしたよね。というのも、僕は沖縄の音楽を考えた時に“ずっと進化していくもの”だと思ってたんです。でもあの頃、世間で受け入れられたものから、僕は進化をあまり感じなかった。ただ、ブームがきたことでアーティストがいっぱい沖縄から出てきたのは、すごくいいことです。ま、僕としてはそこに混じるのがちょっと照れ臭かったんだね(笑)」

――では、逆に、なぜ今なのでしょう?
「ほとぼりが冷めてきたからね。『じゃ、単独で出そっか』みたいな(笑)。あとは僕もだんだん歳をとってきたんで、そろそろアルバムを出して、音楽として次のステップに行きたかったんです。前のアルバムを作ったときに見えた“一点の光”へ、もっと近づくためにもね。だからこのアルバムも、前の続きです。沖縄の音楽がもっと発展する、進化する、深めていく作業って、商業ベースには乗りにくいんだけど、今ならできるなと。おかげで、一点の光がもうちょっと大きな“希望”として見えてきました。なので、今の心境としては、もう次ですよね。また次の作品を作りたい、という気持ちになってます」

――ということは、この『黄金三星』は新たなステージの始まりなのだと?
「そうそう。ただまあ、今回のアルバムが聴いてもらえるとわかるけど、いわゆるマーケットのことを本当に考えてないんですよね(笑)。一曲目からわーっと『沖縄音楽を楽しもう』って感じなだけだからさ」

――聴いていてすごく楽しかったし、それ以上に包まれる感覚がありました。
「まあ、どう思うかはそれぞれで、僕としてはとにかく前へ進んでいるだけだけどね。ただやっぱり沖縄って、全体としても進化していかないとダメだと思うんですよ。沖縄はある時から止まってますから。歴史をさかのぼれば、実は400年くらい前からいろんなものが止まってる。その中で生かされて存在している僕が、そこまで戻りつつ、歯車を動かしていかなきゃなのかなって。だからもう、一心に希望の光に向けて、ね」

――現在の沖縄を取り巻く状況だけ見ると、さまざまな問題があって、覆っているのは閉塞感とも言えるのかなと思ったのですが…。
「打つ手がなくなったというかね。たしかに、落胆している人はいっぱいいますよ。でもその中でも、希望を持たなくちゃいけないし、音楽は希望の種火になりうる。だから、商品としてヒットしなくても、このアルバムが沖縄音楽の中の熾き火のような存在になるといいよね。そんな気持ちだから、今の僕には明るい希望しか見えてないですよ」

――そう言いきれるってすごいことだなと、単純に思ってしまいます。
「でも歴史としての沖縄を見ると、アジアの一員としてマレーシアとか中国とも自由に交易してたでしょ。もっともっとすごい人がいた。そう考えると、僕らってまだまだ枠にとらわれてるのかな、とも思うよね。だからりんけんバンドが目指す音楽は、もっと航海に出ていく感じなのかなと思ってます」

――そんな思いと、今回新たに『黄金三星』をレコーディングして、アルバムタイトルに持ってきたことと関係してきますか?
「『黄金三星』って曲は、いつもライブの最後にやる曲でね。僕はこの曲がすごい好きなんですよ。作ったとき、作詞は父親の林助にお願いしたんだけど、黄金三星ってのは沖縄では“最高の褒め言葉”なんですよね。『あなたの頭の上に黄金三星が光ってる』と言ったら、あなたはすごい幸運な人ですよ、という意味。そんな黄金三星をテーマにした詞に、曲をつけられて自分としてもよかったなと思っているんだけど、これはずっともう一回やりたいと思ったし、それは今なんだと感じたんだよね。それと全体の意図としては、沖縄の音楽としての“次の基本”を作りたいなというのもあった。これまでの沖縄の音楽は、メロディーや歌詞が沖縄っぽくても、リズムが洋楽のものだったでしょ。そのリズムとしての洋楽的なものから、徐々に離れていきたかったんだね」

――りんけんバンドって、洋楽のリズムを積極的に取り入れたバンドだと思うんですが、今回のはちょっと違うなと、たしかに感じました。
「そういうことが、やれる時代になったんですよね。洋楽器を使って、沖縄のリズムを出すことを目指せるようになってきた。チャンプルーを超えて、独自性を追求できるようになったというのかな。レゲエなんかもそうだと思うんですよね。ドラムなんか、最初は洋楽っぽく叩いてたんだと思うんですよ。でもそれを消化して、自分のビートに戻っていったでしょ。彼らは彼らなりに、血と汗と涙の塊としてのレゲエを形作っていった。僕は沖縄音楽も、同じようなポテンシャルを秘めてると思うんですよ。沖縄からすごいビートが生まれるに違いないと、僕は確信してるんです。政治に対する不満だけでなく『自分たちってなんだろう?』という問いかけがマグマのように溜まっている、今だからこそね」

――これから真の沖縄音楽がはじまる、と?
「そう思うね。今までは余興ってくらいのものが出てくるよ(笑)」

――アルバム『黄金三星』は、その宣言でもある?
「そうそうそう(笑)。ま、曲としての『黄金三星』はゆったりしてて、ビートという感じじゃないけれどね。訴えるものはあると思います。中に潜んでいる、魂を感じてもらえるんじゃないかなと。でもね、実はそうやって沖縄音楽を考えていくとね、もう“沖縄らしさ”とか関係ないような気になってくる。もちろん自分たちは沖縄に住んでて、歴史を背負っているわけだけど、それに縛られている必要もないなと。だからもっと言えば、地球の一員としての沖縄というのかな。そういう音楽が生まれるんだろうし、僕らは奏でていきたいよね」

――なるほど。では最後に、ムチャぶりで大変恐縮ですが『りんけんバンドさー』で林賢さんが披露されている「格言」を、メッセージとしていただきたいのですが…。
「え? なんだろうなあ。急だねえ(笑)。でもせっかくだから、ひとつ考えてみようね…うーん…」

――すいません(笑)。
「いやいや(笑)。ウチナーグチ(沖縄の言葉)がいいね。うーん…うん、できた」

くまから あがたんかい いちぶさしが
あまから くがたん いちぶさん

(ヤマトンチュ訳)
ここから 向こう側に 行きたいと思ってるけど
あちら側も こちらに 来たいと思ってる

――解説していただけますか。
「向こう側にこそ何かある、と思ってしまう勘違いですよね。でも実は向こう側でもこっちへ来たいと思ってる。本当は、自分の足元の魅力に気づいてないだけかもしれないのにね。向こうに憧れるより、自分が見るべきものって、足元にたくさんあるんじゃないかなってことですね」

――素敵な格言までいただき、本日はありがとうございました。

●新譜情報
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『黄金三星(くがにみちぶし)』
2012年11月1日(木)発売
価格:2800円/製品番号:Rinken-2044
レーベル:Rinken records
発売元:株式会社アジマァ
≪収録曲≫
01.あけず羽ぬ花(あけずばぬはな)
02.黄金三星(くがにみちぶし)
03.ハラサイ サーユイ
04.時間愛さ(とぅちがなさ)
05.魚売アン小(いゆういあんぐゎ)
06.天ぬ綾(てぃんぬあや)
07.ウシクガジマル
08.旅ぬ蜻蛉(たびぬあけじゅ)
09.やがてぃ七月(やがてぃしちぐゎち)
10.遊び出来らさ(あしびぃきらさ)
11.とぅん返りば(とぅんけぇりば)

●りんけんバンド公式サイト
http://www.rinken.gr.jp/

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映画「ワーキング・ホリデー」公開記念!2日間で7か所12回の舞台あいさつ開催決定!

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公開初日となる11月17日(土)、その翌日18日に舞台あいさつ付き上映を行います。

少しでも多くの皆様にお会いできるように何と全7か所!2日間合計12回の舞台あいさつを敢行いたします!

出演者による舞台あいさつとともに映画を楽しめる、またとない機会です!
ぜひ、この機会に映画「ワーキング・ホリデー」をお楽しみください。

各劇場で皆様にお会いできるのを楽しみにしております!

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下記の注意事項を事前にご覧いただけますと幸いです

・『ワーキング・ホリデー』全国共通特別鑑賞券はご使用にはなれません。
 舞台あいさつ付き上映チケットは2,000円(全席指定席)となります。

・チケットのご購入方法は各劇場ごとに異なりますので、
 詳しくは、各劇場HPをご覧いただくか、各劇場にお問い合わせください。

・登壇者へのプレゼントの受付は行っておりません。

・登壇者の入り待ち・出待ち行為は進行の妨げになる場合がありますので、
 固くお断りいたします。

・その他、ご鑑賞いただく各劇場ごとの注意事項をご確認ください。

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◎【11月17日の舞台あいさつ付き上映】
☆横浜⇒新宿⇒磐田で開催いたします。

○ワーナー・マイカル・シネマズ みなとみらい

開演時間:10:00~(上映前に舞台あいさつを行います)
登壇者:AKIRA、林遼威、ほんこん、逢沢りな、岡本浩一監督
劇場HP:http://www.warnermycal.com/cinema/minatomirai/

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○シネマート新宿
※①11:15~、②14:00~の2回の上映で舞台あいさつを行います。

①回目
開演時間:11:15~(上映後に舞台あいさつを行います)
登壇者:AKIRA、林遼威、ほんこん、逢沢りな、ゴリ(ガレッジセール)、岡本浩一監督

②回目
開演時間:14:00~(上映前に舞台あいさつを行います)
登壇者:AKIRA、林遼威、ほんこん、逢沢りな、ゴリ(ガレッジセール)、岡本浩一監督

劇場HP:http://www.cinemart.co.jp/theater/shinjuku/シネマズ ららぽーと磐田
※①17:00~、②19:25~の2回の上映で舞台あいさつを行います。

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○TOHO

①回目
開演時間:17:00~(上映後に舞台あいさつを行います)
登壇者:AKIRA、林遼威、ほんこん、岡本浩一監督

②回目
開演時間:19:25~(上映前に舞台あいさつを行います)
登壇者:AKIRA、林遼威、ほんこん、岡本浩一監督

劇場HP:http://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/065/TNPI2000J01.do

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◎【11月18日(日)の舞台あいさつ付き上映】
 ☆尼崎⇒心斎橋⇒梅田⇒京都で開催します!

○MOVIXココエあまがさき

開演時間:11:00~(上映前に舞台あいさつを行います)
登壇者:AKIRA、林遼威、ほんこん、岡本浩一監督

劇場HP:http://www.movix.co.jp/app/SMTT000000031_CALENDAR.html

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○シネマート心斎橋
※①11:30~、②13:45~の2回の上映で舞台あいさつを行います。

①回目
開演時間:11:30~(上映後に舞台あいさつを行います)
登壇者:AKIRA、林遼威、ほんこん、岡本浩一監督

②回目
開演時間:13:45~(上映前に舞台あいさつを行います)
登壇者:AKIRA、林遼威、ほんこん、岡本浩一監督

劇場HP:http://www.cinemart.co.jp/theater/shinsaibashi/

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○梅田ブルク7
※①13:30~、②16:10~の2回の上映で舞台あいさつを行います。

①回目
開演時間:13:30~(上映後に舞台あいさつを行います)
登壇者:AKIRA、林遼威、ほんこん、岡本浩一監督

②回目
開演時間:16:10~(上映前に舞台あいさつを行います)
登壇者:AKIRA、林遼威、ほんこん、岡本浩一監督

劇場HP:http://burg7.com/

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○T・ジョイ京都
※①17:00~、②19:30~の2回の上映で舞台あいさつを行います。

①回目
開演時間:17:00~(上映後に舞台あいさつを行います)
登壇者:AKIRA、林遼威、ほんこん、岡本浩一監督

②回目
開演時間:19:30~(上映前に舞台あいさつを行います)
登壇者:AKIRA、林遼威、ほんこん、岡本浩一監督

劇場HP:http://t-joy.net/site/kyoto/

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●チケットのご購入に関して
※各劇場ごとにPコードは異なります。

販売方法:
○プレリザーブ
受付期間:11月3日(土)11:00~11月9日(金)11:00
抽選結果発表:11月9日(金)夕方(予定)
http://t.pia.jp/cinema/

詳細はhttp://t.pia.jp/guide/prereserve.html でご確認ください。

○一般販売
11月10日(土)10:00~11月16日(金)18:00
■直接購入
チケットぴあのお店 営業時間 10:00~20:00【営業時間は店舗によって異なります】
サークルK・サンクス 営業時間 7:00~23:30【発売初日は10:00~】
セブン‐イレブン 営業時間 0:00~24:00【発売初日は10:00~】
■電話予約
音声自動応答 TEL:0570-02-9999
■インターネット購入
http://t.pia.jp/cinema/
●お問合せ先
TEL:0570-02-9111 または http://t.pia.jp/

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「ワーキング・ホリデー」オフィシャルHP 
http://wh-movie.com/
公式ブログ 
http://wh-movie.laff.jp/
公式twitter @wh_movie_2012

予告編動画:

【ほんこん】【ガレッジセール】【ゴリ】

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3日発売!サバンナ八木話題のノート「世界の武器」東西でイベントも開催!

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サバンナの八木真澄が書き綴った100種類の「世界の武器」。この子どもが描きなぐったようなネタが、一部のマニアの間では有名だったのが、テレビ東京系人気番組「ざっくりハイボール」(テレビ東京、テレビ北海道、テレビ大阪、九州放送、大分放送、熊本放送でオンエア)で紹介されてから、一気にブレイク! 
その期待の声に応えて100種類の「世界の武器」をすべて一冊に収録し、11月3日発売されます。
すべての武器に相方・高橋茂雄さんからの「ツッコミコメント」を掲載!

■著者の既刊
「ぼくの怪獣大百科」(扶桑社)(2005年刊)…2万部
■仕様ほか
四六判並製、128ページ、本体価格952円、2012年11月3日発売
■担当編集 ポプラ社編集局 一般書編集部 碇耕一

また、発売を記念して、東京、大阪でイベント開催します。
東京には、相方の高橋茂雄も応援(?)に駆け付けます!
是非お越しください!

東京
【日時】
2012年11月8日(木)19:15~20:00
【場所】
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-7-3
モード学園コクーンタワー地下2階 下ゾーンイベントスペース ブックファースト新宿店
【お問い合わせ】
ブックファースト新宿店 TEL03-5339-7611(代表)
 ※要整理券(定員100名)

大阪
【日時】
2012年11月11日(日)14:00~15:00
【場所】
〒542-0075 大阪市中央区難波千日前12-7
Y.E.S.NAMBAビル1~3F
ジュンク堂書店千日前店
【お問い合わせ】
ジュンク堂書店千日前店 TEL06-6635-5330
※要整理券(定員100名)

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よしもとナショナルDreams 第6位!! 第23回ともしびの里駅伝

長野県上田市で行われた「第23回ともしびの里駅伝」にゲストチームとして出場しました。
心配していた雨もあがり、過去最高の100チームを越えるチームが集まりました。
25.1kmを全7区間で競う大会で、よしもとチームからはげんき~ず、小宮寛晶、十手リンジン、猪瀬祐輔、社員1名の出場でした。
坂本晋太郎はサポート役として大会に参加しました。

「ともしびの里駅伝」はアップダウンのあるコースでまた大会レベルも高い大会ですが、繰り上げスタートはなくランニング初心者から上級者まで楽しめる大会でした。

開会式では宇野けんたろう(げんき~ず)が選手宣誓を行いました。
「宣誓、我々チーム一同は日頃の成果を充分に・・・」と選手宣誓を行っているなか「バーン!バーン!」と花火が上がってしまうというハプニング!
宇野が「早いやろっ!!」とツッコミに会場は大爆笑。
「この後に無理だよー!」とさらに笑いを誘います。
ハプニングの花火に助けられ会場を盛り上げた選手宣誓はなんとか無事に?終了しました。

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きっと花火より面白いオチを考えていた?であろう宇野けんたろうの選手宣誓。

少し寒さはありましたが、
走るには絶好のコンディションの中大会は10時30分にスタートしました。

1区猪瀬祐輔が、4位と好位置で2区の小宮寛晶につなぎ
小宮も粘りの走りで3区西手隼人(十手リンジン)に襷を渡します。

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最近急成長の西手は区間8位の快走で相方の十田卓(十手リンジン)へ。

十田は区間賞にあと3秒の区間2位の走りで社員へつなぎ
社員から元気☆たつや(げんき~ず)へ。

元気☆たつやは先月に秋田県で行われた100キロマラソンを12時間28分で走り切った勢いそのままに好走しました。

そしてアンカーの宇野へ襷をつなぎます。
アンカーは最長区間でもあり各チームのエース級が集う区間で
宇野けんたろうは安定した走りで第6位でゴールしました。

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ゴール後には「よしもとお笑いミニライブ」が開催されました。
今度は本業であるお笑いで「ともしびの里駅伝」を盛り上げます!!

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走りの出番はありませんでしたが、
坂本晋太郎が前説で会場を盛り上げます!!

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一番手の十手リンジン
トップバッターで勢いよく爆笑を取っていきます!

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得意のバルーンショーで会場を盛り上げます!特にお子様に大人気でした!!
坂本もアシスタントとして参加。

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今日のトリとしてげんき~ずが宇野とたつやの掛け合いでさらに会場を盛り上げました!!

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最後に全員でステージに上がって感想などトーク。
元気☆たつやの「エナジー」ギャグもとびだし、更に西手が「エナジー」と被せ会場は大盛り上がりでした。

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ライブ後は表彰式で賞状とトロフィーをいただきました!

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どの会場でも子供に大人気の坂本晋太郎!!

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西の「エナジー」と東野「エナジー」がお笑いミニライブ前に「エナジー」補給。
今日のエナジーは信州豚の焼肉丼です!!

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この度初めてゲストチームとして大会に出場したよしもとナショナルDreams。
走りでも盛り上げ、本業のお笑いで更に大会を盛り上げました!!

★結果
総合第6位 1時間29分13秒
1区(3.5km) 猪瀬祐輔 11分58秒
2区(3.7km) 小宮寛晶 12分59秒
3区(2.0km) 西手隼人(十手リンジン) 6分50秒
4区(3.3km) 十田卓(十手リンジン) 11分01秒
5区(3.6km) 社員 13分39秒
6区(3.7km) 元気☆たつや (げんき~ず) 13分16秒
7区(5.3km) 宇野けんたろう (げんき~ず) 19分30秒

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本日発売!芸人×芸人 ネタプロデュースライブ!ルミネで開催!

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芸人が、芸人の為に、本気でネタを書き下ろす!
必死で作ったネタをあのコンビへプレゼント。
昨年に続き3回目の開催となるこのライブ。
今回はなんと!鬼ケ島(プロダクション人力舎)とニッチェ(マセキ芸能社)の出演が決定しました!!
「事務所」「芸歴」「キャラクター」一切関係ナシのネタプロデュースライブ。
誰が誰のネタをプロデュースするのか?!気になる組み合わせは近日発表!

「PRESENTS(プレゼンツ)~他人が作ったネタをやるライブ~」
2012年12月20日(木)ルミネtheよしもと
開場18:30 開演19:00
チケット:11月1日発売(Pコード:597-721 Lコード:33791)
前売:2500円 当日:2800円
出演:東京ダイナマイト/グランジ/ロシアンモンキー/LLR/ジューシーズ/フルーツポンチ/
横澤夏子/鬼ヶ島(プロダクション人力舎)/ニッチェ(マセキ芸能社)

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『吉本百年物語』10月公演「これで誕生!吉本新喜劇」が千秋楽!

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吉本興業創業100周年を記念し、その歴史を月替わり12本のお芝居で綴っている『吉本百年物語』。第7弾となる10月公演「これで誕生!吉本新喜劇」が、10月31日(水)、大盛況のうちに千秋楽を迎えました。吉本新喜劇を代表するふたりの看板役者、花紀京と岡八郎の青春を描くストーリーに加え、時代を彩った音楽もふんだんに盛り込まれ、この日も会場は終始笑いと拍手、手拍子に包まれました。

エンディングでは、「今日は千秋楽ということで、こんなにたくさん入っていただきありがとうございます!」と、まずは内場勝則が挨拶。続いて千原せいじが「今日はゲストが来ておられます」と切り出すと、11月公演に出演するロザン・菅広文と未知やすえが舞台へ! 内場、せいじ、そして小西美帆さん、金山一彦さんに、大きな花束を手渡しました。「僕が仁鶴師匠をやらせていただきます」と菅が話し始めると、すかさずせいじが「よう引き受けたな!」と一言。これを受けて、菅が「今のところ、すごく後悔しています」と返すと、客席は大爆笑。未知は「奥様の隆子姫を演じます。仁鶴師匠がラジオからスターになられたお話です」と内容について紹介しました。「どう? だいぶ固まってきた?」と内場からきかれた菅は、「はい! 今は兄さんよりも(未知と)仲いいと思います」と胸を張り、またまた笑わせます。やがて話は、なぜかせいじの演技におよび、「最後の歌とか、似てたで!」と内場が言えば、未知も「歩き方や朴訥とした感じがそっくり!」と絶賛。気をよくしたせいじは「もし似てきたんやったら、俺、役者として天才やな!」と自画自賛し、周囲からすぐさま「自分で言うたらアカンわ」とツッコまれていました。

この後、せいじは「楽しかったです! でも千秋楽にも魔物がいますね。今まで噛まへんかったところで噛んでしまった。不思議なもんですわ」と苦笑い。一方の内場は「楽しくやらせていただいた。私なんかでいいのかなと思っていたが、何とかやりきらせていただいた。100年の中にちょっと足跡が残せたかなという気がする」と感無量の表情です。さらに「みなさん、これからも吉本新喜劇をよろしくお願いします!」と続け、座長として改めて新喜劇をPRしていました。

終演後の記者会見には、内場、せいじ、小西さん、金山さん、菅、未知が出席。「早いうちからみんながまとまって、一致団結できた。(稽古中から)これならいいものができるのでは、と手ごたえを感じていました。ふたを開けてみると、みなさんにも喜んでいただけてよかった」と語ったのは内場。せいじは「やってみると『千原せいじ好感度アップキャンペーン』やったんちゃうかなという1カ月でしたね。いやー、好感度が上がる上がる!」とコメントして笑いを誘います。「大阪に来てからみなさんといろんなところにご飯を食べに行って、3キロ肥えました(笑)」と明かした小西さんは、「子供の頃から見ていた吉本新喜劇の舞台に立ててうれしい。お客さんにも喜んでいただいてるのが感じられました」と充実の笑顔。金山さんも、「大阪にこれだけ長いこといるのが久しぶりで、本当に楽しかった。稽古のときから内場さんやせいじくんがチームをまとめてくださって、ほかの出演者もみんなこのふたりが好きで……。いつもみんなで固まって、愛のあるチームだったなと思います」としみじみ話しました。

11月公演を間近に控えた菅は、「最後、内場さんにやすえ姉さんが花束を渡す場面で泣きそうになった」と感動の面持ち。かと思えば、「今はダンスの稽古の最中なんですが、まだしっかり定まっていないので、もうちょっと10月公演を続けてくれたらなあ」としっかり笑わせることも忘れません。未知は、「10月公演を新喜劇の座員として見て、改めてその奥深さを勉強させていただきました。それと、正直、内場くんのことをまたちょっと好きになりました」と告白。ところが続けて「でも、それは今日で終わったから、来月は菅ちゃんを全面的に愛する女房役をします!」と力強く宣言し、内場をずっこけさせていました。

上演期間中、印象に残ったことをきかれると、「世の中にこんなにおいしいお菓子がたくさんあるのかというぐらいケータリングが充実してた」(せいじ)、「物産展みたいやった」(内場)と、揃って食の充実(?)エピソードを挙げた主演のふたり。小西さんは、「誰が欠けてもこのチームはうまくいかなかったんじゃないかというぐらい、ひとりひとりがいいキャラクターで、いいチームだった。ドイツから帰ってきてよかったなと思います」。金山さんは、「お芝居が終わった後、内場さんに何回も誘っていただき、それが一番うれしかった。ずーっとみんな一緒に飲みに行っていた」とチームワークのよさを改めて語り、全員が大きくうなずいていました。

第8弾となる11月公演では、スターを目指し奮闘する笑福亭仁鶴と、就職か落語かで揺れる大学生・河村静也(現・六代 桂文枝)を中心に、夫婦の、親子の、家族の愛を描き出します。10月公演に引き続き、豪華出演者で贈る「深夜のきら星~スター誕生~」にも、ぜひ足を運んでください!

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
11月公演『深夜のキラ星~スター誕生~』

公演期間:11月7日(水)~30日(金)※11月15・17・18・19・26日は休演
会場:なんばグランド花月
開演時間:平日・土曜19:00(18:30開場)、日曜16:00(15:30開場)
料金:1階席6000円、2階席5000円(全席指定)
出演:菅広文(ロザン)、未知やすえ、間慎太郎、九十九一、福田転球、田中弘史、浅香あき恵、とめ貴志、立川貴博、山中達矢、高山トモヒロ、竹若元博、光永、西浦八恵子、森田展義、大野正登/音無美紀子 ほか

※チケット発売中!
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル ☎0570-036-912(10:00~19:00)
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/

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