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2014年1月 6日 (月)

『毎月帰ってくるウーマンラッシュトークアワー』

12月30日、道頓堀ZAZA HOUSEにてウーマンラッシュアワーのトークライブ『毎月帰ってくるウーマンラッシュトークアワー』が開かれました。12月15日に『THE MANZAI』で優勝して以来、大阪では初の"凱旋"トークライブ。会場にはその雄姿を一目見ようと、多くのお客様がご来場しました。

ライブの前説を担ったのは、赤い自転車・宮田とみるきぃしげおでした。そして満を持してウーマンラッシュアワーがステージに登場。場内は万雷の拍手に包まれ、ファンの方々から祝福する声が飛び交いました。

"THE MANZAI優勝"というたすきをかけながらも、「『芸人報道』での"性格の悪いチャンピオン"です」と村本、「いや、そっちかい!」と中川のツッコミも鋭く、早速漫才に入ります。

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そしてネタ終わり、村本が「優勝した後の一発目の漫才とは思えない漫才でした」と話し始めたのですが、そんな村本を差し置いて進行しようとする中川。そこで早速辛辣なダメ出しが村本から始まるものの、中川は持ちギャグ「PUSH!PUSH!」を連呼してどこ吹く風といった様子。それを見かねて「どうですか、うちの産業廃棄物!」と村本の口の悪さに拍車がかかります。その後も"村本節"は絶好調、中川への厳しさも度を増していきました。

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話題の中心はもちろん『THE MANZAI』。お客様からその場で質問を募集し、率直に答えるふたり。「どの時点で勝ったと思ったのですか?」という質問に答えたのは村本。ネタを披露したときの手ごたえ、空気感で明らかにつかんだと思った村本は、「優勝は僕たちですよ」と審査員の方々に知ってもらうため、ネタ終わりでガッツポーズを決めたのだとか。そんな自分を村本は「お笑い界の亀田大毅さんと呼んでください!」。しかし、この答えに納得できない様子の中川。「それって、最後の決勝に行ったときのこと?」と執拗に聞きます。「お前が質問すんのか!」と一蹴する村本。「審査員の票が入る時、緊張したやろ?」という中川の更なる問いには、「緊張してたけど、袖に入るまでが舞台やから、優勝するのは俺らやからってガッツポーズで審査員に見せたんや」とのことでした。

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まだ納得できない様子の中川ですが、決勝戦で審査員の票が入る時がすごく嫌だったと振り返ります。そんな中川に「スロットと思ってたんとちゃう?」と村本。これには合点がいったようで「だから優勝がきまった時は、テンションが上がってバーン!ってなって、"やったー!"しか出んかったんや」と目をらんらんと輝かせて話す中川。ちなみに村本は、この"やったー!"連呼を「やったー事件」と名付けていました。

また、「優勝が決まった時の涙は本物ですか?」とお客様に問われた村本。「飼っている犬が死んだというストーリーを必死に考えて涙を流した」と答えたのですが、嘘か真か、村本流のジョークかもしれません。

ほかに「1本目のネタのあと、CMに入る時に村本さんがいなかったのはなぜですか?」との質問には、「どこにも言っていないですが」と前置きして本人が真相を語りました。それは、「ガッツポーズのままで(舞台を)はけた直後、裏でコケたから」。いささか照れくさそうに語っている姿が印象的でした。


「今後、『THE MANZAI』に出たいですか?」という質問には、「出たい」と村本。「お前はどうんなん?」と問われた中川は、「出たいし、舞台も出たい。漫才を生の舞台でやっているときの、ぞくぞくする感じがいい」とその醍醐味まで語りました。

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この一言に火がついた村本。「ネタを作っている身としては、自分が寸暇を惜しんでネタを作っている間、中川は形態のゲームをしている。それでいて、優勝できたのは誰のおかげか」と詰め寄るのですが、「運がいいから」とさらっと返す中川。「これは確信ある。努力はしてないけど」とも加えます。そんな中川にさらに憤りを感じた村本は、優勝後の取材でもカチンときたというエピソードも投下。自分がネタを作っていることを知っているはずなのに、その取材で優勝の秘訣を「いつもはゲン担ぎでカツ丼を食べているけど、今回はハンバーグにしたから」と言ったと早口でまくしたてます。これについても、「努力する相方と組んだのは僕の運」と中川も譲りません。

そんな中川に対して村本は常々「自分より一人でもファンが多かったり、一通でもファンレターが多かったら腹が立つ」とのこと。やがてギャラの話にもなり「ギャラは7:3で俺がもらうべき」と主張する村本は、「俺が作ったネタがで(子供に)私立に行かせたら許さん!!」とも言っていました。

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舞台には赤い自転車・宮田、みるきぃしげお、そして楽屋に来ていたというヒューマン中村も登場。話題は一転し、『THE MANZAI』 で優勝した瞬間、それぞれ何をしていたかと3人に尋ねる村本。みるきぃは会場に潜入しており、優勝後の会見現場にも村本に内緒で訪れていたとか。そして大泣きしながら会見を見守っていたそうで、その姿を会見中に発見した村本は、声にならない声で喜びをみるきぃに伝えたそうです。何で泣いてたん?」としつこく聞く村本。みるきぃは体の底から涙があふれたそうです。そして、宮田もテレビを見ながら号泣。もちろんその理由を尋ねる村本。「今まで一緒にいたことや、ネタづくりをしていた姿を見てたから、そんなことを思い出して...」。ヒューマン中村は「『不遇の天才』と呼ばれたいたことを思い返していた」とインディーライブを開いていたころのエピソードを披露しました。

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一方、優勝後、「やったー!」としか言わなかった中川ですが、自身の母親から「おめでとう」と言われた瞬間、涙が出てきたそうです。それには嬉しさはもちろんありますが、村本が先に中川の母親に「中川パラダイスを生んでくれてありがとう」と伝えていたから。そのことでお礼の電話をかけた中川に村本は「明日からまた説教が始まるからなっ!」と最後に言い放ったそうです。このエピソードを中川からバラされると「ダサいやん!!」と照れまくっていましたが、知られざるコンビ愛を見た一瞬でした。

トークはほかに、ネタ作りの極意や、村本が中川に抱くうらみ、つらみ、そねみなど盛りだくさん。最後に2014年の目標を聞かれた村本は「ツアーも控えているので、ネタを作ります。テレビにも出て、テレビを見た方が舞台に来てくれたら」と具体的な展望を。一方で中川は「二人目(の子ども)がほしい。あとマイホームも」と、どこまでもマイペースでした。

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なお、なんばグランド花月の漫才キャンペーンにおいて、キャンペーンボーイの一組選ばれたふたり。出演は1月30日(木)、『THE MANZAI』優勝後初のNGK凱旋舞台となりますので、こちらもお楽しみください!

また、毎月恒例のこちらのトークライブ、次回は1月15日(水)に同じく道頓堀ZAZAで行われますが、前売り券完売。当日券の有無はお問い合わせください。

2014年も精力的な活動が楽しみなウーマンラッシュアワー、今後もどうぞ応援のほどよろしくお願いします!

『なんばグランド花月』
[公演日]1月30日(木)開演11:00/開演14:30
※2回公演
[会場]なんばグランド花月
[出演者][漫才・落語]中田カウス・ボタン/宮川大助・花子/Wヤング/西川きよし/ウーマンラッシュアワー/まるむし商店
[新喜劇]烏川耕一/池乃めだか/吉田ヒロ/未知やすえ/他
[前売]1階指定席¥4,500/2階指定席¥4,000|当日1階指定席¥4,500/2階指定席¥¥4,000
チケットよしもとhttp://yoshimoto.pia.jp/【Pコード:597-150】

『毎月帰ってくるウーマンラッシュトークアワー』
[公演日]1月15日(水)開演19:00
[会場]道頓堀ZAZA HOUSE (大阪府)
[出演]ウーマンラッシュアワー

お問い合わせ先
チケットよしもと予約問合せダイヤル:0570-550-100

ウーマンラッシュアワーの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/996/

【ウーマンラッシュアワー】