今宮戎神社「十日戎」の宝恵駕にヒントン・バトルとHIDEBOHが参加!
1月10日は十日戎。恒例の今宮戎神社の宝恵駕行列が行われ、大阪・ミナミの街は華やかに盛り上がりました。宝恵駕は、今から200年以上前に大阪・ミナミの芸妓衆が駕をくり出して今宮戎神社に参拝したのが始まりといわれています。この伝統は現在にも受け継がれ、この日も芸妓衆、文楽人形、役者やスポーツ選手らがそれぞれ駕に乗り、大阪・ミナミの街を練り歩きました。
吉本興業グループ代表として宝恵駕に乗ったのは、現在、なんばグランド花月で開催されているソング&ダンスショー「AMERICAN VARIETY BANG!」に出演中のヒントン・バトルさんとHIDEBOHさん。道頓堀からスタートした宝恵駕行列に、まずヒントン・バトルさんが駕に乗り、なんばグランド花月前で、HIDEBOHさんに乗り換えるというもの。その宝恵駕行列乗り換え式がなんばグランド花月前広場にて行われました。
まずステージに現れたのが、この日の進行役を務めるギャロップの2人。そこにHIDEBOHさんと、ブロードウェイのダンサーの皆さんが現れました。今から駕に乗るHIDEBOHさんはこれまでにない袴姿。「こんな恰好をさせてもらえて、仰天ですよ!」と、うれしそうに語りました。ギャロップ・毛利が「芸人さんじゃない方が駕に乗るのはけっこう珍しいことのようですね」と言うと、「僕はダンサーなので、本当に光栄です。これに乗れば売れるとか、そういうご加護があるんですよね。うれしいです」と笑顔。そうこうしているうちに、「ほえかご、ほえかご!」と行列の到来を告げるかけ声がだんだんと近づいてきます。「ダンサーの皆さんは、一体なにが起こっているのかわからないのでは…?」とギャロップ・林がHIDEBOHさんに尋ねると、HIDEBOHさんいわく、「ダンサーのみんなは、日本のしきたりの重要さや大変さに、かなり恐れ入ってます(笑)」とのこと。たしかに、ブロードウェイのダンサーの皆さんはちょっと緊張気味(!?)の様子。
そして、いよいよ宝恵駕が姿を現しました。先頭に桂文枝が乗った宝恵駕、続いてヒントン・バトルさんが乗った宝恵駕がなんばグランド花月前広場に到着! 全員で大阪締めが行われ、続いて桂文枝からご挨拶。
いよいよHIDEBOHさんとバトンタッチです。宝恵駕に乗ったHIDEBOHさんは、「いらっしゃ~い!!」とハイテンションでご挨拶。さらに、ステージに立ったヒントン・バトルさんも開口一番に「イラッシャ~イ!」。文枝もギャロップの2人も大爆笑していました。
続いて英語「Happy new year!」と英語でご挨拶しました。「ただいまの言葉を通訳いたします」と文枝。「寒いなか、おおきに」。ギャロップに「そんな短いんですか!!」とツッコまれると、「要約するとそんなことや!」とのことでした。また、「ヒントンバトルショーをやってますので、よろしくということでございます」とフォロー。
日本の、大阪・ミナミに古くから伝わる伝統行事に参加し、ハイテンション気味のヒントン・バトルさんは、ステージを降りる直前に「オオサカ、サイコー!」と叫び、お客さんから大きな拍手が。とても賑やかな今宮戎神社・宝恵駕行列乗り換え式となりました。
ヒントン・バトルさんとHIDEBOHさん、そしてブロードウェイのダンサーたちが出演するソング&ダンスショー「AMERICAN VARIETY BANG!」は、2月14日まで上演中です。本場アメリカ・ブロードウェイからブルース、ジャズ、ミュージカル・ナンバーやマイケル・ジャクソン、レディ・ガガといった幅広い音楽ジャンルとクラッシック、ジャズダンス、タップダンスからヒップホップ、ストリートなどの様々なダンスジャンルのショーになっています。
ヒントン・バトルさんはトニー賞に3度輝き、ブロードウェイのレジェンドとも呼ばれる人物。そして日本からはタップダンサーとしてHIDEBOHが参加しています。本物のパフォーマンスが爆発する大阪・なんばグランド花月だけのソング&ダンスショー、ぜひお見逃しなく!
●公演情報
『HINTON BATTLE’S AMERICAN VARIETY BANG!
ヒントン・バトルのアメリカン・バラエティ・バン!』
<公演日程> 2013年12月14日(土)〜2014年2月14日(金)
<振付・演出・出演>ヒントン・バトル
<共演>HIDEBOH
<脚本>ラリー・ビルマン
<エグゼクティヴ・プロデューサー>高平哲郎
<会場>なんばグランド花月
<チケット料金> S席(1階席・2階席前方)8000円、A席(S席以外)6000円
<お問い合わせ> キョードーインフォメーション ☎06-7732-8888(10:00〜19:00)