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2014年2月 8日 (土)

板尾、白濱さんのクローンでチョコゲット 『セブンデイズ リポート』初日舞台挨拶

2月8日(土)、東京都・イオンシネマ板橋にて、映画『セブンデイズ リポート』の特別上映イベントが行われ、舞台挨拶には主演の白濱亜嵐さん(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、山下リオさん、板尾創路、波岡一喜さんらが登壇しました。

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本日公開初日を迎えた本作は、いま世界的に注目を集めるクローン技術の発見の先にある近未来を描く物語で、主演の白濱亜嵐さんが、クローンとオリジナルの2役を演じ分けることでも話題を集めています。

この日の東京は、降雪に見舞われましたが、劇場は満席に。
MCの鈴木美香さんの紹介を受け、その客席後方から白濱亜嵐さん、山下リオさん、板尾創路、波岡一喜さん、近藤真広監督が現れ、大歓声を浴びながら舞台へと歩みを進めます。

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登壇者はそれぞれ自己紹介、挨拶ののち、撮影時のエピソードを語ることに。
映画初出演にして初主演の白濱さんは、「今日になって、初めて実感が湧いた気がしますね。撮影期間は短かったんですけど、1日1日がすごく濃くて、楽しい撮影でしたね。終始、笑いが絶えなかった現場で」と述懐します。
その言葉を受けて板尾は、「すごく寒かったので、笑わなしゃあないって感じでしたね。体温を上げるために、そんなに面白くないのにみんなで笑ったり……人間、辛い時は笑うんですって。言うてた、偉い先生が」と本音(?)を吐露。

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波岡さんは、そんな板尾に「またザックリ言いましたね(笑)」とすかさずツッコミを入れ、さらには板尾から白濱さんに、洗濯機が贈られた逸話を明かします。
白濱さんがそれまで使っていた洗濯機にガタが来ていたらしく、引っ越し祝いとして板尾が新しい洗濯機を買ってあげたそうですが、「その洗濯機が、僕が使ってた洗濯機と全く同じだったんですよ!」と白濱さん。
しかし、容量が60リットルから55リットルへと減ったことを口にし、波岡さんから「ここで贈り物に対する文句ですか?」と横槍を入れられます。
板尾曰く「(白濱さんの)家に行ったことないから」とコンパクトな洗濯機を選び、「ダンサーの家に洗濯機がないって、困った話やろ」との理由で贈ったとのこと。

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この日、終始ノリノリの波岡さんでしたが、白濱さんによると、撮影期間中もにぎやかで、「ずっと楽屋で(トークを)まわしてました」そうです。
そのことについて波岡さんは、中堅という立場ゆえに、「僕がしゃべらなアカンみたいな、盛り上げなアカン」といった意識を持っていたとか。

また、近藤監督は、自身が演出を務めていた『はねるのトびら』を白濱さん、山下さんが見ていたそうで、「あの時のこういうキャラクターみたいな感じみたいに言うと、役柄が伝わりました」といった意外な秘話も披露。
さらに、「みなさんがご存知の、かっこいい亜嵐君だけではなくて、こっちの方が馴染んでるんじゃないかなっていうくらいの、へっぴり腰の亜嵐君が見れると思います」と、これから鑑賞する観客に期待感を煽ります。

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ここで、『チョコレート争奪 アランのクローンになってキュンっとさせろ』なるスペシャル企画がスタート。映画にちなんで、白濱さんのクローンになりきった板尾と波岡さんが、山下さんにチョコをねだるという、いわばエチュード、大喜利です。

まず波岡さんは、舞台下手から山下さんに駆け寄って「俺、亜嵐。さっきまで、ダンスの練習やってきたんだ。俺、疲れてるんだよね。糖分、足りないんだ……リオちゃん、チョコ欲しいな」と、かなり凝ったセリフで一同を感心させます。

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一方の板尾は、山下さんに駆け寄るまでは一緒でしたが、背後から「チョコレートちょうだい」とポツリ。このシンプルなひとことが爆笑を呼び、山下さんも板尾に軍配を挙げました。

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「なんでやねん!」と納得のいかない波岡さんに対して、「長かったかな(笑)」と言葉をかける山下さん。

その直後、MCより促された白濱さんも、観客に向けて「僕、チョコレートなんかいりません。この雪の中に来てくれただけで、ホントにありがたいんです。チョコレートも雪もいつか溶けますが、僕がみなさんに対する思いは、絶対に溶けません!」と語りかけ、黄色い歓声を浴びます。

ここで、近藤監督がデモを聞いて惚れ込んだという主題歌『太陽が笑ってら』を歌うNICO Touches the Wallsからのメッセージが、スクリーンに映し出されます。
光村龍哉さん(Vo.&Gt.)は、自ら“イントロフェチ”と打ち明けた後、「近々、いい発表が出来たらいいなと思ってるんですが、リリースの準備を着々としております。映画と一緒に歌も、僕らの渾身のイントロから…サビだけ聞くなよ(笑)」とコメント。

その後、マスコミだけでなく、一般客にも撮影タイムのサービスがあり、ファンを喜ばせる一幕でした。

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舞台挨拶も終盤に入り、登壇者からひとことずつあり、板尾は「亜嵐という男の魅力がすごく詰まった映画」と言い切った後、タイトル通り、1週間で撮影したことに触れ、「そこも文句を言わずに、ライブ行って帰ってきてまた撮影してとか、すごくハードなスケジュール」という主演の白濱さんを称えます。

熱狂的な男性ファンから声援を受けていた山下さんは、「恥ずかしがらず、笑うところではワッと笑って、発散して帰ってください」と笑みをこぼします。
最後に白濱さんは、改めて極寒での撮影を振り返り、「寒かったんですけど、僕自身、これが使命だと思って、快く裸になって……あんまり詳しく言えないんですけど(笑)、いろんなことをやらせていただきました」と自信の表情。

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さらに、「本日は大雪で大変だったと思うんですけど、お集まりいただきありがとうございました!」と感謝を述べ、舞台挨拶は大盛り上がりのまま終了しました。


●映画情報
『セブンデイズ リポート』
監督:近藤真広(フジテレビ)
脚本:オークラ
出演:白濱亜嵐(GENERATIONS from EXILE TRIBE) 、山下リオ、鈴木伸之(劇団EXILE)、
波岡一喜、鈴之助、羽場裕一、榊原徹士(新選組リアン)、板尾創路
配給:よしもとクリエイティブ・エージェンシー 製作:吉本興業株式会社
Ⓒ「セブンデイズリポート」製作委員会
日本/2013/83分
公式HP 7daysreport.com
第5回沖縄国際映画祭出品作品
2月8日(土)、イオンシネマ板橋、シネマート新宿、イオンシネマ幕張新都心他、ロードショー


【板尾創路】