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2014年3月 1日 (土)

5upよしもと卒業公演 アインシュタイン単独ライブ「R」

2月27日(木)、アインシュタインの5回目となる単独ライブ「R」が、5upよしもとにて開催されました。立ち見も出る超満員の客席を前に、多彩なネタを披露したふたり。卒業公演にふさわしい、まさに漫才づくしの1時間となりました。

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オープニングでは、ふたりが登場しただけで大きな歓声が。いったんは収まった拍手も、稲田が「すごい拍手ですね〜」と強要(?)すると、再び沸き起こります。ここから話題は近年の深刻なモンスターペアレント問題へ。「先生がちゃんと対応すればいい」と言い張る稲田は、河井とともに、さっそく実践してみることに。ところが母親役の河井に何をされても、のらりくらりとやりすごしてしまう稲田。常にオリジナリティあふれる対処法で、いつしか母親の上を行くモンスターぶりに…。

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2本目は、「どうしても彼女がほしい」という稲田の願望からスタート。何とか携帯番号を交換するまで持ち込みたいようですが、「ナンパは印象が悪い」と変なところにこだわります。そこで思いついたのがスポーツ。マラソン会場で、プールで、ボウリング場で…場所選びから誘い方までじわりと怖い稲田の思考に、さすがの河井もドン引き!?

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漫才とVTRのコラボレーションで魅せた3本目。「お笑い以外の天職を見つけた」という稲田、なんとそれはホスト! 絶対に無理だとあきれる河井と、「絶対できる」と言う稲田。と、ここで暗転し、スクリーンには稲田が実際にホストクラブに体験入店したVTRが流れ始めました。稲田の源氏名は亜冴釈零(あごしゃくれい)。もちろん由来はしゃくれたアゴです。開店前のミーティングで「No.1になるぞ!」と気合を入れたりと、すっかりホストになりきる稲田。全員で復唱する社訓ならぬ店訓は途中でついていけなくなったものの、いざ席につけば、芸人ならではの話術でお客さんを笑わせていきます。これは意外と向いているのかも…そんな期待が客席に広がったところで再び照明がつき、オチへ!

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次の漫才では、「人生は死ぬまで青春」という稲田が、「お年寄りが主役の青春ドラマがないのは何故?」と問題提起。野球部ならぬゲートボールを辞めようとするエースと、それを止めるキャプテンの熱いやりとりを演じます。実際にやってみると、耳が遠かったり歩みが遅かったり…稲田の見事な老人演技に、河井が思わず笑ってしまうひと幕も。やがては稲田のあらぬ性癖まで明らかに!? エンディングテーマも抱腹絶倒です。

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漫才はまだまだ続きます。「先輩にガッといけない。つい遠慮してしまう」という稲田が、河井に手伝ってもらい悩みを克服することに…。すると、ここでも暗転からVTRへと突入。 稲田が河井に付き添われ、ある先輩の楽屋を訪ねると、そこにいたのはナインティナイン・岡村! 岡村は、稲田のアゴをいじるべく喋り方をまねたりと、初っぱなからサービス精神を発揮。どうやら「たたいてかぶってジャンケンポン」で対決するようですが…。初戦であえなく破れた岡村からの再戦要求も受けて立ち、見事勝利した稲田。先輩であることを気にせず力いっぱい岡村を叩き、無事に悩みをクリアすることができました。最後は岡村が、しゃくれつながり(?)で「1、2、3、ダー!」も披露。豪華すぎるサプライズに、客席は沸きに沸きました。

6本目の漫才では、「いつか絵本を描きたい」と夢を語った稲田。既に構想もあるそうで、雪だるまと男の子の友情物語を河井に聞かせます。ところがタイトルから既に波乱含みで、端々に独自のセンスが炸裂。河井が何とか軌道修正を試みるも、物語はツッコミどころ満載すぎて大混乱!

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続いてのネタは、「いろいろ考えたけど、やっぱりホストやりたい!」と稲田が言い出し、再びVTRへ。さきほどの続きとして、既にかなり酔っぱらっている様子の稲田の、懸命の接客が映し出されていきます。微妙に古めのギャグを盛り込みまくったトークや、お客さんの名前を取り入れて聴かせるカラオケなどなど、ホスト・稲田の暴走は止まりません! 店の壁に掛けられたキメキメなプロフィール写真には、客席から悲鳴も…。

フィナーレの漫才では、普段からブサイクをネタにされ続けている稲田が一気に逆襲! 河井のイケメンぶりをこれでもかといじります。彼女の作り方を教えてほしいとお願いしつつ、デートコースや告白の仕方など、河井の一挙手一投足にツッコミまくり! イケメン×ブサイクの対比はもちろん、稲田が時折見せる、河井を超える「男前ぶり」でも爆笑をさらっていました。

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計8本の漫才を終えてのエンディング、ライブを支えてくれたスタッフやお客さんへの感謝を述べた河井。「次は5月中旬ぐらいにできれば」と次回の予定を告げると、大きな拍手が起こりました。稲田からは、ホストクラブで作ってもらったという名刺の披露も。こちらも帰りにプレゼントとしてもらえるそうで、お客さんはうれしいお土産とともに、大満足の様子で劇場を後にしていました。

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アインシュタインの動画はこちら⇒http://ynn.jp/u/1394/



【アインシュタイン】