大阪はサンパウロが首席卒業!『 NSC大ライブ OSAKA2014~史上最多1000人の芸人が本日誕生!?~』
2月28日、NSCでの学習の成果を1本のネタに込め、首席を目指すネタバトル『NSC大ライブ2014』がNHKホール大阪で行われました。NSC36期生の約150組が13時から行われた予選に参加、決勝に勝ち進んだトップ20組が約2分のネタを披露し、各組とも“勝負ネタ”で首席の座を狙いました。
MCはお~い!久馬、ヤナギブソン。決勝戦に入る前には、前年度の首席からガウンの返還式が行われ、ゆりやんレトリィバァが登壇。返還するためガウンを脱いだゆりやんレトリィバァですが、際どい水着姿を披露し、会場から笑いとどよめきが起こりました。そして、決勝進出者を発表。名前を呼ばれるごとに、会場からも大きな歓声が飛び交いました。
プレステージ
ファンファーレ
すべてのネタが終わり、審査へ。審査中はゲスト出演の三浦マイルド、スーパーマラドーナがネタを披露し、沸かせました。
そしていよいよ結果発表! たった1組が勝ち取る首席の座。いったい誰の手に…!?と緊張高まる中、プレゼンテーターのお~い!久馬が名前を呼び上げます。が、「ゆりあんレトリィバァ防衛!」「スーパーマラドーナ!」などボケ続け、「もういいから!!」と悲痛な声が飛び交うことに。結局はヤナギブソンがその役を引き受け、呼び上げられた名前は、トリオのサンパウロでした。
晴れて首席の座を射止めたサンパウロには優勝特典として予定がびっしり詰まった「4月のスケジュール」も贈呈され、卒業後の“仕事”が約束されました。
そしてヤナギブソンに心境を求められると、「今の気持ちを一文字で表すと……応援してくれた人に感謝です!」と人見徳侍(立ち位置右)。また竹家裕一(立ち位置中)は「僕たちは組んでまだ1ヶ月なので、(優勝が)理解できていません」と呆然とした様子でした。そして松本絢史郎(立ち位置左)は「うれしいです。明日から『笑っていいとも!』に出ます!」と早くも前のめり気味に。すかさずヤナギブソンが「そんなに早くには出られません!」と突っ込んでいました。
また、同日、東京でも『NSC大ライブ2014』が行われていたため、二元中継で東京ともやり取りもあり、終始にぎわった『NSC大ライブ』。最後は会場の全員で声を合わせて締めました。
そして、『NSC大ライブを2014』を終えて、サンパウロ、お~い!久馬、ヤナギブソンを交えての囲み取材が行われ、感想を聞きました。
元から組んでいた人見と松本のコンビに、竹家が加入することで結成されたサンパウロ。3人とも19歳です。舞台上での感想にもあったように、トリオ結成は約1か月前のこと。そんな中でつかんだ優勝でした。
竹家:正直、まだ実感がわいていなくて、4月からのスケジュールにビビりまくってます。
人見:まったく同じことを思ってます。
松本:僕は実感しています! 明日から頑張ります。
人見:全力で頑張っていきたいと思います。
また、お~い!久馬とヤナギブソンに、MCをしてみての感想を尋ねました。
久馬:そうですねぇ…MCやってたんですけど、まだちょっと実感がわかなくて…。いやいや、すごかったなと。みんなウケてたんだ達者やなと思いました。
ヤナギブソン:1ヶ月くらい前からMCやってる実感はありました。実感があったまま本番を迎えました。サンパウロ、3人で。トリオ漫才ですけど、二人で突っ込むときもあったりとか、珍しい感じで。テンポもよくて。ツッコミの方、男前ですよね。人見くんも男前ですし…。いいバランスで、頑張っていってほしいです。
サンパウロは「浦島太郎」を題材にした漫才を披露。大きなホールでネタをしたのは初めての3人。「めちゃ気持ちよかった」と声を揃えました。
そして最後に、お~い!久馬とヤナギブソンに、サンパウロへエールを送ってもらいました。
久馬:僕らも4人でやっているんですが、トリオが出てきてもらうのはうれしいですね。でも、もう一人増えて4人になったら潰しにかかります。
ヤナギブソン:ネタ帳を燃やしたりね。まあ、コントもいずれ見てみたいですね。3人やったらいろいろできるので。もっと力をつけて、いずれ久馬さんがやっている『月刊コント』にもぜひ出演してほしいです。
NSC大阪36期生・約150組の中から優勝を勝ち取ったサンパウロ。これからの活躍をご期待ください!
【お~い!久馬】【ヤナギブソン】