ロザン・菅が大阪府高石市のPR大使に就任!委嘱式には相方・宇治原も駆けつける
このたび、ロザン・菅広文が、自身の出身地である大阪府高石市をさらに盛り上げるべく、「高石市PR大使」に就任しました。古くは百人一首にもうたわれた白砂青松の景勝地である高石市は、現在、南海羽衣駅再開発や南海高師浜線の活性化に取り組み、“羽衣天女”の住む街としてのPR活動を展開中。今後は菅が大使として、そんな街の魅力を関西、そして全国へと広く知らせるお手伝いをしていきます。3月31日(月)には、阪口伸六・高石市長による菅への委嘱状交付および記者会見が行われました。
挨拶に立った阪口市長は、「ロザン・菅さんに高石市PR大使に就任していただけることになり、長年の念願がやっと叶った思い」とニッコリ。「高石市には、かつては1シーズンに100万人の方が来られたという東洋一の海水浴場があった。また、高度成長期に入ると、臨海部に企業を誘致して臨海コンビナートができました」と街の歴史を振り返りつつ、一大プロジェクトである南海羽衣駅の高架化にともなう再開発についても紹介します。さらに、「羽衣天女にちなんだ“てんにょん”というキャラクターも誕生させ、『天女の住む街』として盛り上げています。臨海コンビナートの夜景も、最近は“工場萌え”として取り上げられているんですよ」とも。「本市は非常に優秀な学校が集まる文教都市でもあるので、高学歴コンビ・ロザンさんはイメージにぴったりということもある。これからますます発展していく街の代表として頑張っていただきたい」と期待を込めました。
続いて、よしもとクリエイティブ・エージェンシー常務取締役・戸田義人は、これまでのエリアプロジェクトの取り組みに触れ、「2年前からは、大阪府下での『大阪43府隊』という取り組みで、高石市の皆さんとも連携させていただいている。今回のPR大使就任で、(高石)市役所の皆さんとより強固な関係ができますので、菅を筆頭にいろいろな芸人で高石市を盛り上げるために活動していければ」と経緯を説明。同じ南大阪にある泉大津市出身のオール阪神が、「泉州王国」と題し、泉州エリアの9市4町の皆さんといろいろな取り組み、イベント等を進めようとしていることから、「高石市さんはその一員でもありますので、吉本としてもより連携を深めて、さまざまな取り組みに突き進んでいきたい」と決意を新たにしました。
さあ、いよいよ委嘱式…の前に、菅を応援すべく、宇治原が“てんにょん”をエスコートして会見場へ! コメントを求められた宇治原は、「今までいただいたお仕事の中で、『自分に何ができるか』っていうのが、ここまでわからない仕事はなかったな、と(笑)。でも、市のPR大使というのは本当に素晴らしいことなので、相方に頑張っていただいて。僕もまだわかってないですけど、できる限りの応援をしていきたいなと思っております」と、戸惑いながらも全力サポートを誓います。
ここで、宇治原らが見守る中、市長から委任状が手渡されることに。合わせて、たすきと天女が描かれたバッジ、さらに顔写真入りの名刺も贈られ、菅は「うわー! うれしいなあ!」と喜びいっぱい。手元がいっぱいになると、委任状の入った額を持たせるなど、菅はさっそく宇治原をこき使い(?)、笑いの絶えない式典となっていました。
この後の挨拶では、「ホンマにうれしいですね。芸人になってから高石市PR大使になるのが夢やったんで、ちょっと遅かったかなぐらいの感じですね。もうちょっと早く言ってくれてもよかったのに(笑)」と茶目っ気たっぷりに心境を告白。「小学校2年生まで(と中1〜高1)住んでたんですけど、とても思い入れのある街。さきほど羽衣駅再開発の話が出ましたが、僕(の最寄り駅)は高石駅だった。羽衣駅は急行が止まるのに、高石駅には止まらないので、羽衣駅をちょっとライバル視してました」と当時の思い出を語ったほか、「宇治原さんが応援に駆けつけてくれましたけど、もし僕が宇治原さんの立場やったらと思うとゾッとします」と相方いじりも!? 最後は「微力やとは思いますが、頑張っていきたいと思うので、よろしくお願いします!」と改めて全力投球を宣言していました。
質疑応答では、「高石市の魅力は?」との質問に、「実は今もちょくちょく行ってまして…でも(自分が住んでいた)昔と違って、失礼かもしれませんが、すごい栄えてますよね(笑)。住みやすい街なんじゃないかなと思います」と回答。「今はもうないですけど、西友の隣のマンションに住んでまして、西武ライオンズが優勝したら安くなるんですよ。だから、オカンがめっちゃ応援してたという記憶があります(笑)」と、当時を懐かしそうに振り返ります。また、「どのようにPRしていくか?」と聞かれると、「お祭りに呼んでいただけるというお話も聞いているので、そこで漫才や司会をさせていただくとか。で、宇治原も来たかったら来たらいいし。漫才するんやったら宇治原が必要なので、その時は呼ぼうかな」。これを聞いた宇治原は、「行かせていただきます…って、PR大使になったら、なんで急にそんな上からなん?(笑)」とクレームをつけていました。
高石市の知られざる見どころや魅力を内外に発信すべく、大使としての活動をスタートさせた菅。今後の活躍に、どうぞご期待ください!
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