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2014年4月18日 (金)

桂文枝が淡路島名誉大使に就任!テレビ・ラジオCMで淡路島に「いらっしゃ〜い!」

このたび、桂文枝が「淡路島名誉大使」に就任し、明石海峡大橋の料金値下げと「淡路花博2015花みどりフェア」開催を契機とした、淡路島観光振興のお手伝いをすることになりました。テレビ・ラジオCMやポスターの制作に加え、自身がプロデュースする「淡路島宣伝プロジェクト!」もスタート。4月18日(金)には兵庫県庁で行われた発表記者会見に出席し、取り組みの内容や意気込みを語りました。

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まずは、文枝がお父さん、お母さんから子どもたちまで7人を演じ分けるテレビCMを上映。さらに文枝ナレーションによるラジオCMもお披露目されました。これらは4月20日(日)から関西圏で放送されますので、どうぞお楽しみに!

続いて、文枝が挨拶を。冒頭、「一生懸命作らせていただきましたが、あまり美しくなれませんでした…」と、自らの扮装について謝り笑わせた文枝。「本当は、お父さんに渡哲也さん、お母さんに大地真央さんなど、淡路島にゆかりのある方々で実際に撮影したかったんですが…予算がなく、すべて自分でやることになりました(笑)」とのことで、自身の七変化は「見るのが少し恥ずかしい」と照れくさそうです。今回、料金値下げとなった明石海峡大橋については、「(来年の)花博期間中は無料でいいのでは?」と、同席した井戸敏三兵庫県知事にズバリ提案も。「お引き受けしたものの、(淡路島は)あまりに大きくて…。でも神話によると、日本で一番最初に作られたのが淡路島だそうです。私も大使としていろいろ提案していきたい」と力を込めました。

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井戸知事は、「文枝師匠の提案もありましたが、私は全員が文枝師匠という方が、迫力があるのではと思っています」とCMを大絶賛。また、この日、文枝が身に着けていたオレンジのネクタイについて「淡路島のタマネギを象徴していただいた」とも説明し、「淡路島に大変思い入れを持っていただいている。ご縁のある師匠に名誉観光大使をお引き受けいただけて、島民のみならず、兵庫県の観光を生み出すという意味でも期待しています」と喜びました。

文枝が手がける「淡路島宣伝プロジェクト!」についても説明が。淡路夢舞台をはじめ見どころいっぱいの淡路島だけに、まずは「その中で私が選ぶ100選を作ろうと思います。淡路島には遺跡もたくさんあるし、ホタルがきれいなところも…北から南まで、いろんな名所があるんですよ」とのことで、「100カ所を見て回るには、最低30回は通わないといけない。(100選を選定することで観光客に)できるだけ通ってもらいたい」と狙いを説明します。

また、淡路島をテーマにした創作落語3作を発表する予定もあるそう。ひとつは「密林の王者ターザン」にかけた、「淡路島の玉者ターザン」。淡路島の名産であるタマネギの品種「ターザン」をピックアップし、「貯蔵性が高く甘味がある」という同品種が窮地に陥った淡路島を救うというストーリーを考えているといいます。ほかに、神話にちなんだ「淡路島誕生」、淡路島の七福神信仰にちなんだ「弁天様の憂鬱」を考案中で、花博に向けて随時発表していきたいと話しました。

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さらに「淡路島いらっしゃ〜い音頭」といったオリジナルソングを制作、歌の力を借りてのPRも視野に入れています。作曲者は「これから心当たりを当たっていく」そうで、「それはもう手当たりしだいに(笑)。心積もりはあるが、たぶん順番に断られるので、決まってから発表しようかなと思っています」。こうした話を受け、淡路島観光協会会長の木下紘一さんは「淡路島が大好きとおっしゃってくださる師匠に、全くのボランティアとしてひと肌脱いでいただくことになった。これから花博を含め2年間、師匠の知名度を生かし、淡路島を売り込んでいただければ」と期待をふくらませていました。

この後の質疑応答で、既に「淡路島観光GM」として活動中のたむらけんじについて聞かれると、「副大使になってもらおうと思っています。既に電話をして『手伝ってや』とお願いしたら、『何でも言うてください!』と言ってくれました」と、強力タッグもアピール。具体的には「淡路島100選」の選定などにも力を貸してもらうつもりだそうです。「思い出のスポットは?」との質問には、「小2か小3の時、洲本へ海水浴に行きました。その時、馬に乗ってお城(洲本城)のあたりまで行ったことがあるんですが、非常に怖かった(笑)」と少年時代のエピソードを披露。淡路島の魅力については、「橋(明石海峡大橋)を越えただけで、美しい日本の原風景がある。私は花が好きなので、季節によっていろんな花が咲き乱れているのも素晴らしいですね」と笑顔で話しました。

大使としての活動を通じ、「淡路島に、兵庫県の顔になってもらいたい」大きな目標も口にした文枝。最後は「島民の皆さんとともに盛り上げていきたい」と、力強く締めくくっていました。



【桂文枝】