明和電機、首都圏では10年ぶりの単独展覧会が4月19日(土)より千葉にて開催!
昨年、活動20周年を迎えた芸術ユニット「明和電機」が、4月19日(土)より千葉県の市川市芳澤ガーデンギャラリーにて「EDELWEISS展」を開催。4月18日の内覧会に明和電機代表取締役社長・土佐信道が登場しました。
明和電機はこの20年、さまざまなナンセンスマシーンを開発。また「オタマトーン」などの商品開発や、海外でのライブパフォーマンス、展覧会と、従来のアートの枠組みを超えて広く活動しています。今回の展覧会は、明和電機の4つの芸術製品シリーズの中から「EDELWEISS(エーデルワイス)」に焦点をしぼった内容が披露されます。
土佐は「明和電機はこの20年、さまざまなアートとしてのナンセンスマシーンを作ってきましたが、それらは4つのシリーズに分かれています。『魚器(NAKI)シリーズ』『ツクバシリーズ』『ボイスメカニックシリーズ』、そして最後が今回展示している『EDELWEISS(エーデルワイス)』シリーズです。この『EDELWEISS』シリーズが本格的に始まったのは2000年で、現在も続いているものです」と説明。
さらに、このシリーズのテーマは「女とは何か? 性別的なメスとは何か?」だと言い、「男から見て、女性という存在は非常に不可思議で魅力的な存在。昔から多くの芸術家が美人画など、女性をテーマにした作品を作ってきましたが、ちょうど30代だった2000年に、私もやってみたいと思い始めたシリーズです」と明かします。さらに、このシリーズを始めるにあたっては、「まず、おとぎ話を作りました。女性が非常に強く、男性が弱いという架空の物語です。その物語の中に登場するアイテムなどを実際に立体化したものを今回、展示しています」。 会場では、その物語をイメージし、物語の草案に関するスケッチやジオラマと、それらを立体化させたものを2つの空間に分けて展示。2つの物語とオブジェを展示しています。また、明和電機のこれまでの歴史を展示した和室会場も。
さらに土佐は、「芳澤ガーデンギャラリーさんから最初にお話をいただいた時、明和電機すべての作品を収めるのは難しいなというのがありました。そこで、こちらは花の庭園が美しい場所なので、この空間では『EDELWEISS』をやりたいというイメージがすぐに湧きました。最近は海外では大きな展覧会が多かったのですが、首都圏では本当に久しぶりで、2004年以来かな。もう10年前です。東京ではライブは行っているんですが、展覧会はなかったので、特に若い方に明和電機、そして『EDELWEISS』の世界を知っていただければなと思います」と話していました。 明和電機の『EDELWEISS』シリーズを堪能できる展覧会。花の庭園が美しいギャラリーも楽しめるので、ぜひ足をお運びください!
明和電機『EDELWEISS展』
4月19日(土)~6月1日(日)
千葉県・市川市芳澤ガーデンギャラリー
(千葉県市川市真間5-1-18 TEL:047-374-7687)
9:30~16:30(入場は16:00まで)月曜休館 ただし5月5日(月・祝)は開館
一般500円 シルバー(65歳以上)400円 ローズメンバーズ400円
団体(25名以上)400円 中学生以下無料
障がい者手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名)は無料 ※割引併用不可
【明和電機】