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2014年4月21日 (月)

なんばスーパースター花月〜次世代に煌めくスターがココに集まる!!〜

4月18日(金)、なんばグランド花月にて「なんばスーパースター花月〜次世代に煌めくスターがココに集まる!!〜」が開催されました。4月から新たにスタートした同ライブでは、5upよしもとを卒業した元・ZEROメンバー、元・煌〜kirameki〜メンバーらがたっぷりとネタを披露します。初回はスーパーマラドーナ、モンスターエンジン、スマイル、アキナ、藤崎マーケット、和牛、かまいたち、天竺鼠、学天即に加え、あべのハルカス内SPACE9で行われているネタライブ「High Stageよしもと」に向けての「よしもと春の陣」で上位ランクインした10組も出演しました。

MCを務める笑い飯がステージに現れると、満員の客席からさっそく大きな拍手が。この日は全19組(笑い飯を含めて全20組)が登場するとのことで、「(入場料は)わりと安いでしょ。1組当たり75円、1人にしたら38円ぐらいで見れるんですから」と、お得感でアピールしようとする哲夫。これを受けて西田からは「今から(ネタを)やる人がやる気なくすわ!」とツッコミが入ります。また、出演者のひとり、おいでやす小田のお母さんが会場に駆けつけていることを知ったふたりは、「どこにおられますか〜」と呼びかけやりとりするなど、和やかかつ笑いの絶えないオープニングとなりました。

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さあ、いよいよ怒濤のネタオンパレードへ! トップバッターは祇園です。「お待たせしました、木崎です!」「NGK、なんばグランド木崎へようこそ!」と、木崎がお約束のナルシストぶりを発揮した後は、「友達の誕生日にサプライズプレゼントをするなら?」というネタへ。しかし、何をどう相談しても、すべて“木崎イズム”で返してくる相方に、櫻井のイライラは爆発寸前!

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二番手のおいでやす小田は、音楽教師に扮してのフリップネタ。フォルテ、フォルティシモなど、さまざまな演奏記号を、日常生活に置き換えて実演し、爆笑をさらいます。

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「一般ピーポーの皆さーん! 芸能人ですよー!」の雄叫びとともにやって来たのはガリガリガリクソン。インターネット上の揉め事を回避する秘策として、「秘密の偏見ショー〜Teitter編」と題した“あるある”の数々を、フリップで紹介します。鋭い視点と激辛コメントに、観客は大喜び!

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ジュリエッタのコントは、DVDを借りにきた男(井尻)と、映画から突然飛び出した闘牛士(藤本)のファンタジック(?)なやりとり。赤い布ならぬ“あるもの”で翻弄され続ける井尻の運命や、いかに!?

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斉藤紳士のネタは、朝の情報番組でインタビュアーに抜擢された老紳士を演じるひとりコント。台本のあちこちに仕込まれたトラップが、老紳士を混乱させていきます。クールなツッコミに笑わされつつ、気づけば「あっそう」のセリフが耳から離れなくなってしまうなど、独自の世界観が炸裂。

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笑い飯のMCを挟み、「よしもと春の陣」からさらに5組が続けてネタを。トットは歌唱力を生かした歌ネタの漫才で勝負。『最後の雨』が大好きだという桑原が、多田の協力を得てオリジナル通りの歌唱にチャレンジ! ところがダメ出しばかりされてしまい、すっかり気分を害した多田が、終盤でまさかの逆襲!?

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ビーフケーキは学校の授業風景を描いたコントを披露。学生時代、よく目にしたような男子生徒同士のじゃれ合い…なのに、近藤の“右手”のせいで、次々と珍騒動が巻き起こります。そしてラストで明かされた衝撃の事実とは…。

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アインシュタインは、モンスターペアレントをテーマにした漫才を。「先生がちゃんと対応すれば大丈夫」と豪語する稲田を、さっそく試してみることにした河井。しかし、対応というより暴挙・暴言としか思えない奇行が続き、どちらがモンスターかわからない展開に。

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捜査官と誘拐犯の珍妙な対決を描いたコントで沸かせたのは、クロスバー直撃。雌雄を決するはずが、相手にハンデを与えてばかりの犯人・前野。さらに途中から自分にもハンデを与え、ついには自作の武器を使ったネバーエンディングな闘いへとなだれ込みます。

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タナからイケダは、野球部員と後輩マネジャーの恋を漫才に仕立てました。田邊のリクエストを時に微妙に、時に激しく覆す池田の“女子マネ”なりきりぶりが大ウケ。もちろん、おなじみのフレーズ「パーキュット」もしっかり盛り込まれていました。

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ここで10組が再登場し、笑い飯とともにフリートークのコーナーへ。最近あった面白エピソードを、ひとりずつ聞いていきます。祇園・櫻井は、同期であるアインシュタイン・稲田のヘアスタイリングに疑問を提示。「果たしてドライヤーは必要なのか?」という話から、かつて稲田が実践した恐怖のブロー方法まで語られていました。ガリクソンは、既に閉店した自身プロデュースのラーメン店跡地にまつわる、ちょっぴり怖〜い話で「お〜こわ!」。さらに、先日、生まれて初めてクラブに連れていってもらったというビーフケーキ・松尾は、そこで出会ったホステスさんの衝撃のひと言を大暴露! 標的となってしまったアインシュタイン・河井のうろたえぶりも、笑いを誘っていました。ほかにも、クロスバー直撃・前野のとんでもない落とし物事件や、タナからイケダ・池田のオリジナル「腹話術ならぬ鼻話術」などなど、爆笑トークは尽きることなく大いに盛り上がりました。

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ライブも後半、ここからは2月末で5upよしもとを卒業したばかりの元・煌〜kirameki〜メンバーから6組が登場。天竺鼠はショートコントを連発。最後はナスビくんも現れて、天竺ワールド全開です!

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アキナは、「制服を着てタバコを吸う若者をきちんと注意できるようになりたい」という山名のため、秋山が指導していくネタ。ズバリ切り込めずズレたセリフばかり発してしまう山名はもちろん、徐々に激しさを増す秋山のキレっぷりにも大爆笑。

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続いては学天即。特技の歌を披露したいという奥田を、四条がことあるごとに邪魔してしまいます。合いの手、指揮、ハモり…次々と繰り出されるボケの連続に、何度も大きな笑いが起こっていました。

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和牛の漫才では、通販番組好きで「運動器具を買いたい」という水田に、川西からの冷静かつキツ〜いツッコミが。しかし、終始劣勢だった水田が逆襲へと転じた時、ふたりの力関係も一気に変化していき…。火が点いたら止まらない水田の理詰め攻撃は圧巻!

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藤崎マーケットは、「時代劇が大好き」というトキのリクエストで、ドラマのワンシーンを演じることに。ところがトキが求めるレベルと田崎の演技に大きな開きがあったことから、ふたりの雰囲気は険悪に…。怒り心頭のトキに追いつめられた田崎が見せる、リアルを超えた熱演にも注目です。

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このブロックの最後はかまいたち。「そろそろ親に仕送りをしないと…」と言い出した濱家でしたが、相方・山内の激し過ぎる物忘れで話がまったく進みません。その後も言動ひとつひとつで翻弄する山内、その様子はもはや奇人の域に!?

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さらに、昨年春に5upよしもとを卒業した元・ZEROメンバーたちも登場。一番手はスマイル! 財布をなくした瀬戸のため、劇場までの道のりを再現させられるよしたかでしたが、人どころか草木や生物まで演じさせられ大混乱。必死でなりきりつつ、瀬戸に怒りをぶつけるよしたかのキレっぷりも最高です。

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モンスターエンジンは、趣味のプラモデル話から巨大ロボットの戦闘シーンへとつながる漫才を。「日本の技術があればガンダムみたいなものも作れる」という西森の言葉に誘われ、ロボット=西森、操縦士=大林で敵を倒してみることに。細か過ぎる西森のロボット描写のせいで、まったくシンクロできないふたりの攻撃で笑わせつつ、いつしか独創的なヒーローロボ像まで誕生していました。

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トリを飾ったのはスーパーマラドーナ。ソチ五輪に始まり、流行語やドラマ、ご当地キャラなど時事ネタをたっぷり盛り込んだ、息つく暇ないしゃべくりで魅了しました。

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全19組のネタを終え、笑い飯からは「このライブはこれから毎月行われます」と、さっそく5月の予定の発表も。まさに次世代のスターが集結する月イチのお楽しみ「なんばスーパースター花月」。次回の開催をお見逃しなく!

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次回の「なんばスーパースター花月」は…

日時:5月26日(月) 開演19:00

会場:なんばグランド花月

出演:【MC】NON STYLE 【ネタ】スマイル/スーパーマラドーナ/銀シャリ/アキナ/学天即/和牛/藤崎マーケット/トット/ビーフケーキ/アインシュタイン/クロスバー直撃/タナからイケダ +High Stageよしもと上位5組

料金:前売1500円 当日2000円

お問い合わせ:チケットよしもと予約問合せダイヤル☎0570−550−100(10:00〜19:00)