世界の“神芸”が集結した「THE舶来寄席2014」ついに千秋楽!エンディングには桂文枝が駆けつける
世界中から“神芸(かみわざ)”を持つ超一流パフォーマーを集め、20公演にわたりなんばグランド花月で上演してきた「THE舶来寄席2014」が、5月31日(土)、ついに千秋楽を迎えました。そうそうたるメンバーによる奇跡の競演が話題を呼び、連日大盛況となった同公演。この日も満員の客席を、人気芸人や新喜劇メンバーが登場する「オールよしもとジャパンプレミア」の第1部、「KAMIWAZAワールドスペシャル」と題した第2部で、それぞれたっぷりと魅了しました。
千秋楽の第1部は、水玉れっぷう隊による爆笑ダンスパフォーマンスで幕開け。この日のMCを務めた吉本新喜劇座長・小籔千豊のトークをまじえながら、「THE舶来寄席2014への道〜よしもと神芸フェスティバル〜」で好成績を収めたKAMIYAMAや、このたび新座長に就任したすっちーら吉本新喜劇メンバーによるスペシャルコントなどで沸かせます。司会進行としてハイヒールが加わってのコーナーでは、小籔、今別府直之、福本愛菜、水玉れっぷう隊の5人が、隼ポリン指導のもとトランポリンに挑戦!? “神芸師”たちに対抗して迷演技を披露しました。
続く第2部は、お待ちかね“神芸”の連続。フェイス・チームのアクロバティックなダンクシュートやマイケル・グードゥさんのコミカルなジャグリングショー、デュオ・ミナソフのクイック・チェンジ=早着替え、ニノ・フレディアーニさんのスピード感あふれるジャグリングなど、次々と繰り出される仰天技は圧巻です。さらにダニー・ダニエル アンド エディーナによるスリル満点のローラーバランス、ロミーナ・ミッシェルティさんのアーティスティックなフラフープ・パフォーマンス、そして脅威のバランスアクトで度肝を抜いたアンドレイ・ジェイコブ・リゴロさんまで、フィナーレを飾るにふさわしい熱のこもったパフォーマンスが繰り広げられました。もちろん、ナビゲーターを務めた吉本唯一の腹話術芸人・川上じゅんも大活躍!
エンディングでは、スペシャルゲストとして客席で鑑賞していた桂文枝がステージへ! 「どうも皆さん、お疲れさまでした!」とパフォーマーたちをねぎらいつつ、「(最前列で)下から見上げてましたから、最初の(フェイス・チームによる)ダンクシュートから迫力がありました」と興奮冷めやらぬ様子です。観客の“ノリのよさ”にも触れ、「早着替えの時は『どないなってんの?』、ローラーバランスの時は『そうそうそう…あかん、やめとき!』とか…」と、「さすが大阪!」なツッコミ(?)があちこちで入っていたとのこと。中でも文枝はリゴロさんのパフォーマンスに圧倒されたようで、「はじめは『何がどうなってんねや?』と(笑)。あれは羽1枚でバランスをとってるんですね。やっぱり最後に出るだけのことあった!」と大絶賛。最後は手にした花束を、迷いなくセクシーな美女ロミーナさんに手渡して、またまた爆笑&喝采を浴びるなど、千秋楽に華を添えました。
締めくくりには、川上が「なんばグランド花月は365日やっております。これが終わりましても劇場はやっております。もしまた舶来寄席を開催することがありましたら、ぜひリピートをお願いいたします。本日はありがとうございました!」と感謝を込めて挨拶。再び沸き起こった大きな拍手に包まれつつ、「THE舶来寄席2014」は幕を下ろしました。ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!
【桂文枝】