COWCOW「インドネシア花月を開きたい」 『ガルーダ・インドネシア航空 メディア懇親会』
5月13日(火)、都内で『ガルーダ・インドネシア航空 メディア懇親会』が行われ、インドネシアで人気上昇中のCOWCOWもゲストとして登壇しました。
ガルーダ・インドネシア航空では、6月16日より、羽田―ジャカルタ便を就航。
それに合わせた今回の懇親会では、ガルーダ・インドネシア航空の様々なサービス、そしてインドネシアの最新情報などが紹介されました。
その後、両親がインドネシア人で、日本生まれ日本育ちのアーティスト・アモウミコさんのMCにより、COWCOWが呼び込まれると、「テリマカシー(ありがとう)」と言いながら登壇するCOWCOW。
インドネシア向けにYouTubeで昨年10月末に公開した『あたりまえ体操』は、総アクセス数450万を突破しているとのことで、多田は「数字だけにしたら、日本で一番売れたレコード『およげ!たいやきくん』と全く同じ。インドネシアの『およげ!たいやきくん』と言っても過言ではない(笑)」と豪語します。
また、ジャパン・エキスポやインドネシアのテレビ番組に出演した際のエピソードも語られ、ジャカルタを拠点に活動するJTK48のライブにサプライズ出演した際には、ほぼ男性が占める5000人の観客から「あたりまえ~」の歌詞にあたる「イヤイヤラ~」の大合唱が起きたとか。
インドネシアについて、善しは「パワーのある国ですよね。みなさん明るいし、元気です」といった好印象を持ち、サティという焼き鳥やアラクという焼酎がお気に入りだそうです。
また、親日家が多いとのことで、街中でも子供からおじさんまで「イヤイヤラ!」と声をかけられ、その人懐こさは「大阪のノリに似ている」のだとか。
アモウミコさんから、昨日発表されたサッカー日本代表メンバーとかけて「お笑いの日本代表ですね?」と問いかけられると、「おこがましいですけど」と謙遜しつつも「お笑いワールドカップがあったとして、インドネシア戦があるとしたら呼んで欲しい」と自信を見せる善し。
多田も「インドネシアで、ぜひ日本で売れてる方と勝負したいです(笑)。インドネシアまで来いと」と珍しく語気を強めました。
善しが10時間かけて制作したというアニメーション『あたりまえ体操ガルーダver.』を上映した後、「ガルーダ・インドネシア航空さんがますます発展するのもあたりまえなんじゃないかと思います。みなさん、拍手をください(笑)」と多田がしめたところで、会見は終了。
その後の囲み取材では、インドネシアでの人気について「インドネシアの方は踊るのが好き」とし、出演した4つのテレビ番組全てが、出演者も観覧客も踊る演出があり、「真似したい、踊りたいというのがあって、インドネシアの方に受け入れられたんじゃないかな」と多田が分析します。
善しは、「あたりまえ」を「そりゃそうだ」という意味の「イヤイヤラ」に変えたのが「渾身の訳」とし、翻訳を担当した加藤さんを称賛。
さらに、インドネシア語のセリフを覚えなくても、「録音しておけば間違えることがない」という『あたりまえ体操』のフォーマットも功を奏したようです。
「インドネシアで、ぜひ日本で売れてる方と勝負したい」という先ほどの多田の発言について、「戦ってみたい売れっ子芸人は?」との質問が出ると、「今、勢いあるウーマンラッシュアワーとかね。喋りなので、(インドネシア語で喋るのは)すごい年数かかると思うんですよね。僕らは録音しておけばいいんで」と答えた善し。
一方の多田は、「この人物によって、明日の記事の大きさが変わるな(笑)」と自分で振っておきながら、「目標は大きくですからね、ノブシコブシとか…」とまたも後輩の名を挙げ、善しも「同期の小籔」と付け加える留まりました。
そんな弱腰な(?)COWCOWでしたが、「いろんな芸人さんとインドネシア行きたいですよね。劇場で寄席をしたり、インドネシア花月をやりたいですね」(多田)といったプランも。
さらには、あたりまえ体操を世界中に浸透させ、2020年の東京オリンピック開会式で披露するという野望を善しが発表しますが、取材陣の反応は薄く、「これいうと、いつもこういう空気になるんですよ(笑)」と多田がフォローします。
しかし、COWCOWは大真面目なようで、各国に向けて様々なプランがすでに始動しているとか。
今後のCOWCOWの活動に注目です。
●COWCOWSENAM(インドネシア向けYouTube)
https://www.youtube.com/user/cowcowsenam
●ガルーダ・インドネシア航空
http://www.garuda-indonesia.co.jp/
【COWCOW】