坂田利夫が“トシオ”君とともに『呪怨』最新作をPR
６月11日（水）、東京・新宿バルト９にて、映画『呪怨 -終わりの始まり-』公開記念【支配人争奪】イベントが行われ、同作の佐伯俊雄役・小林颯（かい）さん、そして坂田利夫が登壇しました。
まず、MCの八雲ふみねさんの紹介で呼び込まれた俊雄君。
スクリーンから飛び出してきたかのようなメイク、ブリーフ姿に、ギャラリーの視線を釘付けにします。
「ボク、俊雄です」と自己紹介した後は、八雲から何を訊かれても睨むのみの俊雄君でしたが、劇場スタッフより一日支配人のタスキが渡されると、「お母さん…」とポツリ。
すかさず八雲さんが「（母親の）伽椰子さんが来ちゃうと大変なことになるよ！（笑）」と慌てる一幕もありました。
そうこうしてる間に、『♪アホ！ アホ！ アホの坂田～』と耳馴染みのあるキダ・メロディが流れ、ステージ中央にあった「恐怖の呪怨部屋」から、坂田利夫が登場！
俊雄君と同じメイク、衣装の坂田は「私は、ほんまモンのトシオや！」と言い張り、一日支配人のタスキを奪おうとします。
しかし、俊雄君がその座を譲ろうとしないため、「わん！」と吠えて笑わそうとしますが、俊雄君は無反応。
ついには「笑わんこやなあ」とギブアップする坂田でした。
最後にメッセージを求められると、久々に口を開いた俊雄君は「おじいちゃん…」とつぶやき、坂田が「誰がおじいちゃんやねん。頭の中は小学生よ」と返し、爆笑！
八雲さんから「きっと俊雄君が“おじいちゃん”と発したのは初めてなので、坂田師匠のことが大好きなんでしょうね」とフォローされる坂田でしたが、俊雄君へのちょっかいはこれで終わらず、「マンション欲しいか？」「おっちゃん独身やねん。誰か紹介して」などと言い寄っていました。
俊雄君と坂田利夫の“Ｗトシオ”はその後、一日支配人の業務として、館内アナウンスとチケットもぎりも実施し、たまたま来場したお客さんはビックリ。
直後の囲み取材では、「わしも芸能界入って50年、こんなの初めてや」と嘆きつつも、今回の仕事は「初めての経験で楽しいですね」とお気に入りのようで、一日支配人という任務についても、「夢でした。念願叶って、ありがとさーん！」とお馴染みのフレーズを飛ばしまします。
『呪怨 -終わりの始まり-』については、久々に観たホラーということもあり「怖かったですね」と漏らし、子供が命を落とす現実社会の事件に重ね、「子供は国の宝。愛情込めて大きくして欲しいですね。独身の人間がこんだけ言うんやから」といつになく真面目に語る坂田。
とは言いつつも、すぐに「誰か嫁はんおらんか？」といつもの嘆き節が始まり、本作主演の佐々木希さんについて訊かれると「いいですね。マンションこうたります」とノリノリです。
終始、無言のまま俊雄君になりきっていた小林颯さんについては「僕の子供時分といっしょや。こんな感じやったんや」と豪語する坂田。今年、芸能生活50周年を迎え「全国にアホをバラまく」というプランも明かしました。
映画『呪怨 -終わりの始まり-』は、６月28日（土）、新宿バルト９ほか全国公開（配給：ショウゲート）。
詳細は、公式サイト（http://www.juon-movie.jp/）でご確認ください。
（C）2014『呪怨 -終わりの始まり-』製作委員会
【坂田利夫】
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