幕張にこのメンバーが集まったんだから面白くない訳がないライブ(6月16日)
6月16日(月)、千葉県・よしもと幕張イオンモール劇場にて、『幕張にこのメンバーが集まったんだから面白くない訳がないライブ』の第5回目が行われました。
LLR、竹内健人、しずる、ライス、ジューシーズ、はんにゃ、フルーツポンチという普段から仲のいい14名が集い、各組のネタに加え、“幕張合唱部”として合唱を披露するなど、好評を得ている当ライブ。
今回は、全日本合唱コンクールなどで金賞を受賞したり、
『ミュージックステーション』にてMay J.さんと『Let It Go~ありのままで~』でコラボした地元・千葉県立幕張総合高校合唱団のみなさんをゲストに迎え、無謀にも合唱対決を挑みました。
暗転中に流れるBGMに合わせて手拍子が沸き起こるなど、出演しない団員が客席で盛り上げてくれてたこともあり、普段のお笑いライブ以上に和やかなムードに終始したライブをレポートします。
開演時刻を迎えると、拍手と歓声に迎えながら、いつものようにMCを務める竹内を中心にメンバーが勢揃いします。
両側声帯ポリープの手術の影響で、まだ声が出せなかったしずる池田でしたが、スマートフォンのアプリを通じて、「ダイジョウブダトオモウゼ」と発言(?)。
この日の池田は、たびたびこの合成音声で笑いを誘っていました。
前半はネタコーナーで、まずはLLRの漫才から。
伊藤が10人兄弟と明かすと「えーーっ!?」という新鮮な反応が客席から返ってきます。
フルーツポンチは、村上が年下男性を悟っている女性に扮したその名も『コント悟ってる女』。
はんにゃは、怪しすぎる催眠術師・夢世界眠郎に金田が扮します。
方向音痴のショートコントを重ねたジューシーズ、映画『転校生』へのオマージュコント(?)のライスと続き、それぞれ爆笑を呼びました。
ネタをやり終え、合唱用の衣装に着替えた面々がステージに再登場すると、客席の幕張総合高校の生徒に「誰と誰がつきあってんの?」などとはしゃぐ金田。
しかし、前回、合唱のソロパートが上手くいかず、「打ち上げで激ヘコみしてた(笑)」とLLR福田から暴露されます。
そんな前回まではアカペラでの合唱でしたが、やはりピアノ伴奏が必要だろうということで、日本大学芸術学部音楽課卒の西村ヒロチョが登壇。
効果音なしのポージングで歓声を浴びるヒロチョでしたが、ピアノ伴奏者としてのオファーを受け、「芸人だったら、やるか成功するか、どっちかなんで」とよくわからない発言で一同をざわつかせます。
さて、今回の合唱の課題曲は、同ライブの2回目でも歌ったYUIさんの『CHE.R.RY』。
声の出せない池田が客席へ移動後、ライス田所の指揮のもと合唱が始まると、ジューシーズ児玉の「チェキチェキチェリー!」といったラップや寸劇を挟みつつ、どうにか歌い切りました。
続いて、幕張総合高校合唱団がステージに立ち、同じく『CHE.R.RY』を披露。
客席で身構えていた幕張合唱部の面々は、声量の迫力とハーモニーの美しさのあまり、思わず笑ってしまうのでした。
その後、観客の拍手の大きさで勝敗を決めますが、もちろん幕張総合高校合唱団の圧勝!
完敗を受け入れた幕張合唱部は、先生に指導を求め、ここから芸人と幕張総合高校の生徒との即興コラボの様相を呈します。
フルポン村上が男子生徒2人に手を握ってもらいながら発声練習すれば、相方の亘は先生から表情が乏しいとの指摘を受け、女子生徒と向い合って歌うことに。
またライス関町は、メガネの男子生徒と入れ替わったり、メガネ男子をかき集め関町軍団(?)を結成したりと、やりたい放題です。
次第に生徒たちも個性を発揮。イケメン部長に黄色い声援が飛ぶと「俺たちのホームのはずなのに、すげーアウェー感あるんだよなあ」と竹内が妬み、何気ない発言で爆笑を呼んだ女子生徒に「合唱でも笑いでも負けてるんじゃないか(笑)」としずる村上も舌を巻きます。
仕切りも先生が巧みで、終始押され気味の芸人軍でしたが、両組で『CHE.R.RY』を合唱するシーンでは、観客も巻き込み感動的な空間を演出。
最後に、荒井由実さんの『ひこうき雲』での再戦を約束し、約90分のライブは終演を迎えました。
次回『幕張にこのメンバーが集まったんだから面白くない訳がないライブ』は、7月31日(木)に開催されます。
【LLR】【竹内健人】【ジューシーズ】【ライス】【しずる】【はんにゃ】【フルーツポンチ】