しずちゃん、内山理名さんらとセーラー服姿も! 『タクフェス「夕―ゆう―」』初日
7月3日(木)、東京・サンシャイン劇場で、『タクフェス「夕―ゆう―」』が初日を迎え、昼間には公開ゲネプロと囲み取材が行われ、“しずちゃん”こと南海キャンディーズ・山崎静代も出演しました。
2012年に解散した宅間孝行さん主宰の劇団・東京セレソンデラックスで、3回に渡って上演された本作。
宅間さんが新たに立ち上げたエンタメプロジェクト「タクフェス」の第2弾として、内山理名さん、上原多香子さん、高橋光臣さん、藤吉久美子さん、山崎静代、阿部力さん、宅間孝行さんほかのキャストに加え、様々な趣向を凝らして今回、4回目の再演となりました。
長崎にある海の家兼民宿「あいから」が物語の舞台となり、第一場は映画『おニャン子ザ・ムービー危機イッパツ!』(1986年公開)のポスターからわかる通り、80年代後半という設定。
ヒロイン・夕(ゆう)演じる内山さんや上原さん、しずちゃん、宅間さん、阿部さんらがクラシカルな制服姿で登場し、地元の仲間や幼なじみならではの甘酸っぱい会話から、物語は転がり始めます。
第二場、第三場と重ねていくとともに時代は進み、各時代の世相を反映させながら、それぞれが大人へと成長。
信子を演じたしずちゃんは、内山さん、上原さんとの友情は継続しながら、結婚、子育て、そして働く主婦を熱演しました。
感動的なクライマックスで幕を閉じた本編に続き、ダンスタイムがスタート。
本編の余韻もあるなか、配役とは無関係に、キャスト全員がダンスをしながら客席に笑顔を振りまきます。
その後に行われた囲み取材には、(前列左より)上原多香子さん、内山理名さん、宅間孝行さん、(後列左より)しずちゃん、阿部力さん、高橋光臣さん、藤吉久美子さんが出席。
「本当はセーラー服を着たかったんですけど、キャスティングされなかったもので(笑)」という藤吉さんをのぞいて、学ラン、セーラー服を再び着て臨んだ面々でしたが、上原さんが「こうやってリアルな31歳の上原多香子としてコメントしてるのは恥ずかしい」と語る通り、役を離れての制服姿に恥じらいがあるようです。
しかししずちゃんは、コントやバラエティで時々着用しているため「私は全然違和感ないです」とし、「当時からこのくらい大きかったので、あまり変わってないんじゃないかな」と自信たっぷり。
但し、マイクを向ける女性レポーターに「学ランと思ってました?」と詰め寄り、一触即発になると(?)、宅間さんから「試合から遠ざかってるからね(笑)」とフォローされる一幕もありました。
またしずちゃんは、高橋光臣さんと掛け合いするシーンを振り返り、「光臣君がツッコミみたいな感じでやってもらってて、普段はすごく気持ち悪いのにツッコミをされてるから、すごく気持ちがいい」と相方の山里を引き合いにだして、高橋さんとのやりやすさを強調。
当の高橋さんは「そうなんだあ」と苦笑していました。
意気込みを訊かれ、それぞれ初日ならではの緊張と不安と期待を口にするなか、宅間さんは「初演から11年目4度目の再演ですけど、決定版になったかなという思いがあります」と手応え充分の様子。
阿部さんは「タカちゃん(上原多香子さん)とリナちゃん(内山理名さん)のパンチラ合戦をぜひ観に来てください!」とうそぶき、内山さんから「何言ってるんですか!(笑)」とツッコミを受け爆笑させます。
直後のしずちゃんは「残念ながら私は下にジャージを履いちゃうのでパンチラはないんですけど(笑)」と、少し悔しそうな表情でした。
上原さんとは以前から親しいというしずちゃんは、帰り道で結婚観といったアドバイスをもらっているとか。
2人の息のあった共演シーンも見どころです。
なお、東京公演は7月3日(木)~21日(月・祝)までサンシャイン劇場で行われ、その後9月4日まで、新潟、大阪、仙台、名古屋、札幌の各地方公演を実施。
公演の詳細、最新情報は、タクフェスオフィシャルサイト(http://takufes.jp/yuu/)でご確認ください。
【南海キャンディーズ】【山崎静代】