内田裕也さんが吉本新喜劇に初出演! “ロック”なボケをお披露目
7月9日(水)、なんばグランド花月1回目公演の吉本新喜劇に、ロックンロールシンガーの内田裕也さんが初出演しました。
内田さんが出演したのは、「ニュー・シネマ・サスペンス!?」のひと幕。島田一の介の“マブダチ”役で舞台に姿を現した内田さんに、お客さんからは驚きの声と大きな拍手が! 現在発売中の自身29年ぶりのシングルとなる、『シェキナベイベー』もプロモーション。CDを配りつつ、値段を「690(ロック)万円」とボケて新喜劇メンバーをコケさせるなど、舞台から立ち去る瞬間には「シェキナベイベー」と決めるなど、ボケやギャグを織り交ぜた初出演とは思えない堂々の演技を披露しました。
出演後の会見では、新喜劇に初めて出演した感想を。「ドキドキしました。僕も17歳から長くロックンロールをやっていますが、こんなアガッちゃう経験はこれまでの人生で初めて。伝統と大阪の文化である吉本新喜劇の舞台に立つということの重大さにドキドキしました。途中からずいぶんと落ち着いたんですけど、今の方がまだアガッている状態です」と興奮冷めやらぬ様子。
記者からの「新喜劇に出られたいきさつは?」という質問には、「29年ぶりのシングルで、指原莉乃くんと『シェキナベイベー』を出したので。プロモーションを、いつか関西でやってみたいと言ってたんですよ。それで吉本さんにお願いして。新人歌手になったつもりで、堂々とプライドを持って関西を行脚しております」とのこと。
客席のお客さんの反応を尋ねられた際は、「最初はどういう反応かな? と思っていて。どうであっても開き直ってやろうと思ってやりました。あまり客席を凝視できなかったんだけど、ものすごく温かく迎えていただいたという感じがあったんで落ち着きました」と語りました。また、「新喜劇のみんなは本当にうまいんだよ。みなさん反応がすごい。『俺が笑ったらまずい』と思っていました。本当にさすが吉本新喜劇だと思いました」とお褒めの言葉も。
本番中、さまざまなボケを繰り出したことについては「『690万円』とか、大丈夫かな?と思ったんだけど、なんとかちゃんとウケて、回りの方もバッチリだったので、違和感はなかったです」と満足げ。「(出演するのは)照れますけど。来てすぐ脚本を読んで、バババッと打ち合わせをしてすぐ本番だったけど、長くロックンロールをやってるぶん、あんまりめちゃくちゃヘタクソだとカッコ悪いし。舞台の歴史の重みを感じながらやりました。新人になったように汗をかいて、初心に返って出演したので、素敵なステージだったと思います」と語りました。
「吉本新喜劇にロックンロールを感じましたか?」という質問も。「出ている人を見て思ったんだけど、いい意味で“ヤバそうな人”ばっかりだよね(笑)。既定の役者さんにはいないじゃないですか。『40年やってます』という方もいて、堂々と自分の芝居に対して誇りを持っているので、尊敬の念を抱きました。それに、やっぱり間(ま)がうまいよね。俺はボケとかそんなうまくないけど。もう、ファンになりました」とファン宣言まで飛び出しました! また、内田さんのボケで新喜劇メンバー全員がコケたシーンをふり返り、「爽快! ベテランの方や、いろんな人生を歩んできた方たちが俺のひと言でコケるなんて、そういうのはロックの世界ではないことなので。これがきっかけでクセになって、自分のコンサートでも『コケろよ!』とメンバーに言いだしたら、『どうしたのかな』と思ってください(笑)」と、新喜劇の魅力にすっかりハマったようでした。
内田裕也 feat. 指原莉乃『シェキナベイベー』は、現在好評発売中! ぜひ皆さん、聞いてくださいね!
『シェキナベイベー』(CD+DVD)
内田裕也 feat. 指原莉乃
CD
01 シェキナベイベー/内田裕也feat. 指原莉乃
02 Satisfied/内田裕也
03 シェキナベイベー/off vocal ver.
04 Satisfied/off vocal ver.
DVD
シェキナベイベー (Music Video)