よしもとニュースセンター : ピース綾部が最下位脱出へ公約も！ “いばらきの夏の魅力”キャンペーン

「納豆だけじゃない“いばらきの夏の魅力”キャンペーン」が、７月10日（木）に東京・茨城マルシェにて行われ、いばらき宣伝隊長のピース・綾部祐二、2014ミス・ユニバース茨城の堀尾梨奈さん、宣伝隊の佐久間一行、フルーツポンチ・村上健志らが登壇しました。

昨年９月に発表された「都道府県魅力度ランキング(ブランド総合研究所)」にて、全国最下位に転落してしまった茨城県。
そこで、今年10月発表のランキングでは最下位脱却を目指して、７月10日「納豆の日」に茨城県を大々的なPRをしようというのが今回のイベントの趣旨です。

まず、茨城県牛久周辺地域情報番組『ちゃんみよTV』（USTREAM）のメイン司会を務めるちゃんみよさんがイベントのMCを務め、ハッスル黄門を引き連れて登壇。

続いてちゃんみよさんの紹介で、綾部、村上、佐久間、堀尾さんが登壇し、それぞれ自己紹介しますが、堀尾さんは大阪出身であることや納豆好きなどが明かされます。
また、ちゃんみよさんは村上の高校の後輩で、さらには名字が「綾部」といった共通点もあるとか。

水戸市出身の佐久間は、牛久大仏やダイダラボウ像、はに丸タワーなど、大きな建造物を挙げつつ、「私も意外とでかいんです。これも、つたわれ～！」と自身の身長（178cm）も持ちギャグでアピールします。
一方の村上は、小ボケを連発し、「栃木、いや茨城を…」といった発言でひんしゅくを買うことに。

さて、いばらき宣伝隊長に昨年就任した綾部は、この１年間、渡辺直美とともに「なめんなよ♡いばらき県」というスローガンを掲げ、イベントやTV出演をし、PR活動を報告します。

他の３人も各種イベントで茨城県をPRしてきましたが、「都道府県魅力度ランキング」で２年連続最下位から逃れるためにも、５つからなる「納豆だけじゃない“いばらきの夏の魅力”キャンペーン」を展開。

まずひとつめは、「いばらきの夏の名産」で、納豆やブルーベリー、岩牡蠣、黒小玉すいかといった名産を茨城県住みます芸人のオスペンギンがギャグを混じえて紹介しました。

黒小玉すいかを試食した堀尾さんは「すごく甘いです。笑っちゃうほど（笑）」とニッコリ。
続いて、「いばらきの夏のオススメスポット」は、「いばらき夢ガイド」の関麻希子さんが登壇し、海水浴場や綾部の地元で開かれる古河花火大会（８月２日）などを紹介しました。

次に、「いばらきの魅力を世界にPR」と題し、ニューヨークへ出向中の渡辺直美が、街中の外国人に納豆を試食してもらうVTRが流れ、微妙なリアクションをとる外国人に「ワッハッハー！」と直美が高笑い。
また本日発売された直美プロデュースのブランド「PUNYUS」と茨城県とのコラボトートバッグも合わせて紹介されました。

続いて、本日も出演している茨城県のマスコットキャラクター“ハッスル黄門”が“スーパーハッスル黄門”へとパワーアップするとし、一旦降壇したハッスル黄門が再登場すると、スリムに変身！
さらに、本格的なダンスを披露するスーパーハッスル黄門に一同驚愕し、綾部も「ダンスは全然ゆるくない」「子供は泣き叫ぶか喜ぶかどっちか（笑）」とコメントします。

最後に、「いばらき広告大賞」「いばらき総文2014」の開催発表をして、怒涛のPRは終了。

エンディングでは、「都道府県魅力度ランキング」で茨城県が最下位を脱出できなかったら、「村上が坊主頭に」（綾部）、「牛久大仏みたいにパンチパーマは？」（ちゃんみよ）といった案が出されますが、当の村上は「一生、エシャロットを食べない」と今ひとつ要領を得ない宣言で、一同をざわつかせます。

最後は「最下位、脱出するぞ！」という掛け声で締めて、イベントは終了となりました。

その後の囲み取材には、綾部、佐久間、村上が出席。
「魅力度ランキング」について、佐久間は「（昨年）46位から47位に落ちたんですけど、これは助走というか、踏み込んでからグ～ンといくためのもの」と持論を語り始めると、綾部が「チョロQで言うと引っ張った状況です」とプルバック式の自動車玩具で補足します。
目標の順位については、「最低でも北関東１位」と言い放つ村上に対して、綾部は「低いよ。ベスト10を目指しますよ」とは言ったものの「ベスト20にしましょう（笑）」とすぐに下方修正。

また綾部によると、茨城県はよく同じ北関東の栃木や群馬と混同されたり、「南東北」などと揶揄されるそうで、「なめんなよ♡いばらき県」というスローガンの通り、やはり栃木、群馬をライバル視していると語ります。

さらに熟女とのデートスポットのオススメを訊ねられると「どこでそのワード（熟女）出すかみたいになってますけど（笑）」と苦笑する綾部は、「偕楽園で梅とか見て、いいデートコースだと思いますよ」としっかり水戸の偕楽園をPRしました。

あべこうじと親しい佐久間には、「あべ夫妻へのオススメスポットは？」と訊かれ、悩みながらも筑波山の登山コースを挙げ、ガマ石と言われる岩場でのお賽銭もオススメとのこと。

「いばらぎ」と間違われることに関しては、村上が「県民の一番訛ってる人が“いばらぎ”って言っちゃってることが問題なんで（笑）」と打ち明け、綾部も「いばらげ」と発音する人の存在を明かします。

また、「茨城県が最下位脱出できなかったら？」と訊かれた綾部は、「都内を自転車で、茨城ののぼり持って、走り回ります。直美にもやらせますから。もしかすると、疲れて愛車のハーレーダビッドソンになるかもしれませんが。直美を後ろに乗せて（笑）」といった公約を掲げました。

その後３人は堀尾さんとともに、茨城マルシェの店頭で、わら納豆の無料配布も行い、来場者を喜ばせていました。