最新ニュースインタビューライブレポート

« ジャンポケ斉藤らが熱唱! 『アナと雪の女王』MovieNEX発売記念イベント | メイン | ライセンスらのフットサルチーム登場! Be a man. 「uno cup」PRイベント »

2014年7月20日 (日)

当事者として出演者として――。一ノ瀬文香がレズビアン&ゲイ映画祭、『カミングアウト』舞台挨拶に登場

7月19日(土)、表参道のスパイラルホールで開催中の『第23回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭』にて、映画『カミングアウト』が11月の公開に先駆けて上映。開映前に行われた舞台挨拶に、弊社所属の一ノ瀬文香が、他キャストや監督とともに登場しました。


Cimg0141

Cimg0142

映画『カミングアウト』はタイトルがあらわすように、ひとりの青年がゲイであることをカミングアウトするまでを描いた物語です。主人公の陽を演じるのは、『特命戦隊ゴーバスターズ』の髙橋直人さん。この日は登壇せず(というか、イチ観客としてチケットを購入して会場にはいたそう!)、スクリーン前には一ノ瀬文香、秋山浩介(TooT Aki)さん、歌川たいじさん、美漸-Bizenさん、杉崎佳穂さん、辻恵美さん、犬童一利監督の7名が並びました。会場は、椅子が足らず座布団の桟敷席が設けられるほど、超満員。たくさんの拍手に迎え入れられました。


Cimg0147

実は今回の舞台挨拶の並び順には、ワケがあります。というのも一ノ瀬、秋山さん、歌川さんは実際にカミングアウトをした当事者。ということで、挨拶の先頭を切ったのは一ノ瀬文香。彼女はグラビアアイドルとして活躍していた2009年に、レズビアンであることを雑誌『FLASH』で誌上カミングアウト。以降、グラビアも続けつつ、舞台やTVなど、さまざまなメディアで活動をしています。一ノ瀬は「映画撮影の後はAkiちゃんと歌川さんと監督には、すごく仲良くしていただいて、裏話もたくさん知っているので、聞きたい方は声をかけてください(笑)」と、ほかの出演者の気をほぐすかのように、ビーンボール的コメント。隣の秋山さんが破顔しているのが印象的です。


Cimg0145

また、そんな秋山さんは、先日TV番組で母親にカミングアウトした〝オネエ系シンガー”。「番組がきっかけで、この映画に出られたとも言えるので感慨深いです」とコメント。そして、もうひとりの当事者は、漫画家の歌川たいじさん。リクルート社員時代の2001年に全国紙を使った広告でカミングアウトをして話題となった歌川さんは、「女優デビュー?」と投げかけられると、まんざらでもない表情。しかし「僕ら全員、まだ映画見せてもらってないんですよ! だから二重あごに映ってたらどうしようとか…心配で心配で」。会場の笑いを誘っていました。


Cimg0148


ほか当事者ではない、個性的な面々がそろった今作。「監督と同級生だったことから出演することになった」という刺青の彫師の美漸-Bizenさん、また主人公の母親を演じた杉崎佳穂さんは「受け止める側の人間として、演じるのがむずかしかった」とコメント。そして以前には、性同一性障害の役を演じたことがあり、今回は主人公の姉を演じた辻恵美さんも「偏見があるかないかは周囲の環境もあると思うので、ぜひ楽しんで何かを感じてください」。犬童一利監督も、盛況ぶりに「感無量です」と述べ、まだキャストも観たことがないという状況下でしたが、手ごたえを感じている様子を伺わせました。


なお、映画『カミングアウト』は、11月よりユーロスペースにてレイトショー公開される予定です。続報、詳細についてはは下記公式HPをチェックしてみてください。

Cimg0155






●映画『カミングアウト』公式サイト
http://www.comingout.jp/


●『東京国際レズビアン&ゲイ映画祭』公式サイト
http://tokyo-lgff.org/2014/


●一ノ瀬文香オフィシャルブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ichinose_blog

Cimg0159