最新ニュースインタビューライブレポート

« 今週7/30(水)開催!!「はりけ〜んずの新作漫才会」 | メイン | ヨシモト∞ホールでは「彩~irodori~Summer Festival」が開催中! 29日(火)に登場する結成4年目のスクールゾーンに初単独への意気込みを直撃!! »

2014年7月28日 (月)

上方落語の文化祭! 第24回彦八まつりが9月6日(土)、7日(日)に開催

Mein

上方落語のファン感謝イベント「彦八まつり」が、今年も9月6日(土)、7日(日)に大阪市の生國魂神社で開催されます! 「彦八まつり」は、上方落語の祖、米沢彦八にゆかりのある生國魂神社で繰り広げられるお祭りのこと。

Hikohati1

7月28日(月)、開催場所となる生國魂神社で「第24回彦八まつり」の記者発表会が行われました。まずは桂文枝からのご挨拶で、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで人気を集めるハリー・ポッターのアトラクションのひとつ、ホグワーツ城へ二度行ったことを明かし、「彦八まつりの期間中は、ハリー・ポッターのお客さんが減るのでは、と。あそこよりおもしろいことは間違いないし、あそこより安くつくことも間違いありません」と自信まんまん。さらに「ハリー・ポッターのところに行きましても、(映画の)出演者はいませんが、彦八まつりでは、繁昌亭に出ている落語家が生で観られます。こんなにすばらしいイベントはないと思っています」とPR。記者陣の笑いをさらっていました。

Hikohati2_2

続いて、今回の実行委員長、桂文ノ助からもご挨拶が。「委員長のカラーを出してください、ということで、今年は古風にいきたいなと思っています」と説明。さらに、文ノ助が気象予報士の資格を持っていることから、「毎年、天候が心配でして、『おまえ、気象予報士なんやからなんとかせえ!』と言われましたが、なんともなりませんのでね(笑)。それなら、てるてる坊主でもつるそうかと」と、全40屋台の各ブースにてるてる坊主をつるす文ノ助ならではの祈願も! そのてるてる坊主にひとつだけ、米沢彦八にちなんだ「彦八てるてる坊主」がいるそうで、各ブースを巡るなかで「彦八てるてる坊主」がどこにあるかを探し当てることができたお客さんは、携帯電話カメラやデジタルカメラなどで撮影した2ショット写真を本部へ持参すると先着1000人にオリジナルシールをプレゼント。会見ではその「彦八てるてる坊主」もお披露目されました。

Hikohati3

参集殿での奉納落語会もお楽しみ満載。桂文枝のご挨拶があるという9月6日(土)午前11時からのオープニングは、噺家三番叟で幕開け。続いて3年前の「彦八まつり」で完成した『エブリデイ・ KAMIGATA RAKUGO』を合唱するなど盛り上がります。さらに午後1時からは「菊丸襲名プレ落語会」、午後5時からの「米沢彦八没後300年落語会」を開催。

9月7日(日)の奉納落語会では、午後1時から歴代実行委員長落語会、さらに午後5時からは、生國魂神社と縁の深い織田作之助の銅像建立したのを記念した落語会が。桂あやめが「夫婦善哉」の落語を見せるほか、織田作之助にちなんだ落語が楽しめるとのこと。

他にも例年通りお茶子クイーンコンテスト、素人演芸バトル、住よし踊、西川梅十三踊り教室おさらい会などたっぷりの内容でお届けします。

 

野外のお楽しみも盛りだくさんです。飲食ブースやイベントなど、それぞれの一門が工夫を凝らしたさまざまな内容の屋台で来場者をもてなします。

9月6日(土)午後5時30分からの「落語家バンドステージ」では、CDデビューを果たした桂雀三郎withまんぷくブラザーズをはじめとする5組の落語家バンドがお目見え。今年はガールズバンドも加わったそう。バンドステージ終了後は阿波踊りで盛り上がります。

鳥居前南側の生玉公園では、9月7日(日)午後12時から「噺家大相撲いくたま場所」を開催。一昨年に開催し好評を博した相撲大会が復活します。若手噺家を中心に、笑いあり、ガチ勝負ありのアツい戦いが繰り広げられることうけあい。

同じく生玉公園で今年も「生玉子ども広場」が登場。9月6日(土)は午後1時から午後5時まで、9月7日(日)は「噺家大相撲いくたま場所」終了後から午後5時まで、実行委員長、桂文ノ助が打ち出す「古風」をモットーに、プロの紙芝居をはじめとするレトロな遊びがお目見えします。

また、大坂の陣400年天下一祭を盛り上げるために結成された武将ユニット「大坂RONIN5」が彦八まつりにやってくることも決定! 登場時間は当日までのお楽しみだそう。

 

さらに、昨年好評を博した各一門の紋をあしらったカンバッチが当たるガチャガチャが今年もお目見え。今年は第二弾として、紋のカンバッチのほか、落語に出てくるおなじみのキャラクターをあしらったカンバッチも新登場。なかにはレアアイテムも入っているとのことで、「これが出たら非常に幸運。運試しのガチャガチャになっています」とのこと。

 

質疑応答では、「彦八まつりは上方落語家にとり、どんな体験になっているんでしょうか?」との質問が。これには桂あやめが「本当に文化祭のようですね。若手の子だと、相撲大会に出て、お客さんに初めて名前を憶えてもらったりキャラクターを知ってもらえたりする場になっています。そういうところも祭りらしさがあります」とのこと。また、「相撲大会では、普段、先輩に抑えられている若い子が堂々と先輩を投げ飛ばせられる機会でもありますし(笑)。噺家は全員、名札をぶら下げていますので、お客さんに顔と名前を憶えてもらえる機会にもなっています」というお話も。

また、ハリー・ポッターのアトラクションに足を運んだという桂文枝に対して、「ハリー・ポッターの施設には、『人間界を出よう』というキャッチコピーがあるようですが、彦八まつりは?」という質問が。文枝は「こちらは『落語会に入ろう』で」と答え、記者陣を沸かせていました。

「彦八まつり」の最新情報は、Facebook「上方はなし 彦八まつり」でも随時更新中! 準備の模様や鳴り物の練習風景なども楽しめますよ!

 

さらに8月8日(金)には、今年の彦八まつりの見どころがひと足早くわかる彦八まつりプレイベント「’14彦八まつりにいらっしゃ~い!」を天満天神繁昌亭で開催。

さらに彦八まつりの翌日9月8日(月)には同じく天満天神繁昌亭で、彦八まつりの実行委任が集まっての大反省会(!?)「彦八まつり・あとの祭り」も開催されます。

上方落語家たちによる夏を盛り上げるお祭りに、ぜひ足を運んでくださいね!

 

Tirashi

●第24回 上方はなし 米沢彦八没後300年 

彦八まつり

日時:9月6日(土)11:00~、9月7日(日)10:00~

場所:生國魂神社(大阪市天王寺区生玉町13-9)

料金:入場無料

※雨天決行。荒天の場合中止あり。

 

 

上方落語協会 http://www.kamigatarakugo.jp

天満天神繁昌亭 http://www.hanjotei.jp

Facebook「上方はなし 彦八まつり」

https://www.facebook.com/hikohachimatsuri