夏休みRGスペシャル企画2DAYS「バブル再来! 新宿に伝説のディスコ復活~曲は、全部あるある~」
7月27日(日)、東京・ルミネtheよしもとにて『夏休みRGスペシャル企画2DAYS「バブル再来! 新宿に伝説のディスコ復活~曲は、全部あるある~」』が開催されました。
DJブースが置かれた舞台。「DJ KELLY~! ウ~イェ~イ!」とウーイェイよしたかのSEが流れ、DJ KELLYことギャロップ・毛利が現れた途端、お客様は爆笑。そんな笑いも気にせず、「こんにちは東京! ルミネtheよしもとをクラブにしたいと思います」と格好付けて宣言したDJ KELLY。お気に入りの曲をかけて、「みなさん、一緒に踊りましょう!」とコールします。
DJ KELLYのパフォーマンスが一通り終わると、サングラスに深紅のシャツをまとったレイザーラモン・RGが登場。すぐさま客席に降り立ち、「俺にはステージも客席も関係ねぇ! ここで歌うからさぁ!」と高らかに宣言しました。
ここから怒濤のあるあるタイムがスタート。
「あるある歌って欲しいヤツ、誰だい~?」との問いかけに、無数の手が挙がる中、RGはまず前方の男性を指名。「ミニ四駆あるある!」とリクエストされると、笑いながら「KELLY、小学生がいるぜ。あいつに夜遊び、教えてやるよ!」と早速“ミニ四駆あるある”を披露。
また、小さな男の子からの「カブトムシあるある」というお題では、選んだ楽曲を気持ちよく歌い過ぎて、2番まで突入してしまうRG。「たっぷり楽しんで~!」と呼びかけつつ、「カブトムシのメス、どこ掴んでも痛い~!」と絶叫しました。
まだ序盤にも関わらず、「喉クラッシュしてきたんで、ブル飲んでいいですか?」と言い出すDJ LELLY。“ブル”ことレッドブルを飲む様を観ながら、RGは「KELLYにはブル、みんなにはあるあるを授ける」とCMのごとくつぶやきます。
一つひとつのお題に対して、一言を添えながら次々と熱唱するRG。曲によって声色を変え、時には歌真似も入れつつ、客席へ降りて通路を練り歩きながら歌い上げます。もちろんそんな彼を見つめるお客さんのノリの良さも、特筆すべき点。RGの言葉に即座に反応し、頭上で手を挙げ、時には手を叩きながら一体感のある空間を演出します。
いちばんの盛り上がりを見せたのは、中盤に出されたお題「フジロックあるある」。まさにフジロックフェスティバルの最中に行なわれたライブとあって、お題を出した女性に「本当はフジロックに行きたかったんじゃないの? 仕事があって行けないから、ここでいいかくらいの気持ちで(このライブに)来たんじゃないの?」と煽りながら、「でも、その気持ちは正解だったと思います」と断言。SNSでよくありがちな事例を歌い上げると、割れんばかりの拍手が起こりました。
また、宇宙ロケットを製作しているという方から、「ロケットあるある」というオーダーが。「ロケットに近い曲」という理由で、RGがセレクトしたのは中森明菜さんの「北ウィング」。「ロケットに使われてる~色は白か銀~♪」というあるあるに、お題出題者は大いに納得した様子でした。
その後、2人からお題をもらい、1曲で2あるある、さらに3あるあるに挑戦。「ヤバい、あるあるが全く浮かばない!」と焦る姿も見せつつ、喉の調子がすごぶる好調のようで、女性の楽曲でも高らかに歌い上げます。
ラストあるあるに選ばれたお題は、「釜あげしらす」。あまりに突拍子もないお題に戸惑いつつも、ランチで生しらすを頼んだ際の悲壮感をしっかりと表現。見事に90分間、歌いきりました。
「今日は最後にいいあるあるが言えました」と満足げなRG。DJ KELLYは「ぶっ通しで声を出してくれたRGさんに拍手! 東京のお客さんは温かいです。これを励みに、大阪でもまたがんばれます。ルミネに漫才しに来ます!」と宣言し、舞台をあとにしました。
【レイザーラモン】【RG】【ギャロップ】【毛利大亮】