「RUN FORWARD KANPEI みちのくマラソン2014」開幕!
東日本大震災から3年とちょうど5カ月となった8月11日、岩手・宮城・福島を芸人によるタスキでつなぐ「RUN FORWARD KANPEI みちのくマラソン2014」が開幕しました。間寛平が震災を風化させないようにとの思いで始め、今年で第3回目。マラソンはスタート地点を宮古市に定め、福島県いわき市まで約500キロの道のりを走ります。
台風11号の影響を受け、この日の宮古地方は午前6時から12時までの降水確率60%。しかし、寛平がスタート会場入りした午前7時すぎには、雨が上がり、奇跡的に晴れ間ものぞいていました。スタート地点の道の駅みやこシートピアなあどには、応援ランニングに参加する市民ランナー約15名のほか、大勢の市民が、復興への走りを見届けました。
応援ランニング前、寛平は集まった人たちに「ちょっとずつ…ちょっとずつでも復興は進んでますか?復興するまで続けましょう!」と意気込みを見せる一方で、スタート地点の建物に記された5メートルの高さの津波到達ラインを見上げ、「この建物のあんな上まで津波が来たなんて。怖かったやろうな。でも宮古、すごいエエとこですね。楽しく走ります」と、集まった方に声をかけました。
7時30分に会場をスタート。最初の給水ポイントの宮古市役所では、山本市長も駆け付け、「来年は。職員、市民に声をかけ、1000人くらいはスタート会場にきてもらいます」とさらなる盛り上げを約束。5キロ程走り、第2走者のアンダーエイジ・結城(岩手県住みます芸人)にタスキをつなぎ「またすぐタスキ受け取るから頑張れ!」と声をかけました。
またこの日、寛平は午後1時から釜石市にある平田(へいた)地区仮設住宅を訪問。仮設住宅内のサポートセンターに入ると、センターの利用者・スタッフがたくさんの笑顔と拍手でお出迎え。寛平は「皆さんにパワーを送ります、ウンバラバ~!!とギャグを繰り出すなど、およそ40分程の触れ合いの時間を過ごしました。
この日はトータルテンボスも第4走者で参加。大村が寛平からたすきを受け取った時には、すでに汗で重くなっているたすきに「すごい!すでにめっちゃ重みを感じる!」と驚きの声を上げました。たくさんの声援に送り出して頂き、軽快にスタート。
アップダウンの多い海岸沿いの道路は、気温は27度ありましたが風が吹き抜けて、気持ちの良い天候。車道のため通行人はほとんど居ないものの、車からの「がんばれ~!」という声援が大村の背中を押した。交代地点の道の駅やまだまでの約7キロの道のりをテンポ良く走り切り、藤田にたすきをつなぎました。
走り終えた後の大村は、「まだ復興の途中かと思いますが、僕たちにできることがあったら何でもします!」と応援してくださった皆様へ感謝の気持ちを述べました。
一方、藤田が走った場所は上り坂のコースでした。段々ときつくなっていく上り坂です。毎年コースの途中を並走してくれるファンの方が今年は藤田に並走。一緒に4キロの道のりを駆け抜けました。
走り終えた後、「かなり高いところを走ったと思うが、その高いところにも波が来たと聞いた。実際に走ってみてとても驚いている。震災は自然のものだから、防ぐことは難しいけれど、それよりも人間のほうが強いんだ!ということを、自然に負けずに証明していきたい!」と話しました。
明日は継続して間寛平が走るほか、「おおふなと復興応援特別大使」の宮川大助・花子も参加予定。
公式HPはこちら
http://run-forward-kanpei.com
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