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2014年8月11日 (月)

【彩~irodori~Summer Festival】春夏秋冬 インタビュー!!!

現在、東京・ヨシモト∞ホールでは『彩~irodori~Summer Festival』が開催中。彩~irodori~Eastメンバーによる単独が続々と行なわれています。
今回は、8月17日(日)に初めての単独ライブ『春夏秋冬初単独LIVE「SEASON.1」』を控えた春夏秋冬へのインタビューを敢行! 芸歴7年目&コンビ4年目にして掴んだチャンスとあって、2人とも気合い十分。同期ということもあって、和気あいあいとした関係性なのかと思いきや、コンビ間には微妙なパワーバランス(?)も存在するようで......。コンビ結成秘話も素敵な彼らのインタビューをどうぞ楽しんでください!

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浜中英昌(向かって左:1984年1月21日生まれ/東京都出身/東京NSC13期生)
武藤光司(向かって右:1985年10月23日生まれ/東京都出身/東京NSC13期生)

――コンビ結成4年目ですが、お2人とも芸歴7年目ということで"念願の初単独ライブ"ですよね。

武藤 まさにそうですね。昨年、多くの同期が単独をやったんですけど......。
浜中 その時はAuditionだったんで、できなかったんですよね。悔しくて、見学も行けませんでした。
武藤 僕は結構行ってたんですけど、羨ましいなと思いながら観てました。皆、単独が終わったあとにいい顔するんですよ。で、ビールが美味いっていう発言を良く聞いたので、今年こそ最高の1杯を味わってみたいなと。って言っても、僕、ビールはあんまり飲めないんですけどね。
浜中 (笑)7年分の思いを込めたいと思います。

――準備は順調に進んでいますか?(註:取材日は7月中旬)

浜中 ちょっとずつは進んでますかね。僕はどちらかというとネタを担当していて、相方にはVTRを任せている感じで。
武藤 コンビを組んだ当初から、「単独をやるなら、こういうことをやりたいね」ってちょくちょく話してたんです。で、今回、VTRでやりたい企画があったので相談したら、「いいよ」って言ってもらえて......。緊張しながらも無事撮り終えたので、ぜひ観ていただきたいですね。渾身のVTRができましたから!
浜中 そんなにハードル上げたらダメじゃん。箸休め程度でしょ?
武藤 渾身の箸休めです!
浜中 (笑)あっと驚くようなVTRになっていることは間違いないので、楽しみにして欲しいですね。

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――ネタづくりはどうですか? 春夏秋冬さんと言えば漫才の印象が強いですけれど、コントをやったりもするんですか?

浜中 コントもやろうと思ってますね。とりあえずいろんな種類のネタをやりたいんで、今までの感じじゃなく全く新しいかたちのネタも考えてるところなんです。ネタは基本、僕がつくってるんですけど、相方には悩んだり行き詰まった時には助けてもらったりもしてます。
武藤 ただ、僕のアイデアはほとんど通らないので、毎回数を打つことにしていて。で、たまにかするものもあるんで、その時は相方に再考していただいてるって感じですかね。
浜中 いやいや、"いただいてる"って何?(笑)

――確かに気になる表現ですね。コンビ間で、上限関係があるんですか?

武藤 そう......ですね。
浜中 そんな言い方したら、俺がヤバいヤツみたいじゃんか。
武藤 (笑)僕はそっちのほうがいいっていうか。相方は年上ですし、尊敬する部分もあるんでやりやすいからそうしてるんですけど。
浜中 武藤が率先して、僕に敬語を使ってるだけです。言わせてる訳じゃないです。
武藤 もちろんです!

――そういうコンビ関係だとは思ってなかったです。

浜中 どんなコンビだと思ってました?

――漫才を拝見してると言い合いのような激しいやりとりが多いので、フラットというか。普段から、武藤さんがもっとハッキリと物を言う人なのかなと思ってたんです。けど、意外と爽やかというか、ものすごくマジメな人だなというか(笑)。

武藤 恥ずかしい! そんなことを言われると思ってなかった。
浜中 (笑)俺もマジメですけど、こいつはもっとマジメでピュアなんです。あと、いつも何にも考えてないくせに喋り出す。で、途中で道に迷っちゃうんですよね。
武藤 そこは、相方にすごく怒られるところですね。

Img_3578 ――一方、浜中さんは漫才の中で1つのことをくどくどと言い続けているので、物事に細かい人なのかなっていう印象もありました。

武藤 それは......まさにそうですね。
浜中 ははは。だって、ネタ合わせしてたら、こいつの胃が壊れちゃったことがありましたもん。
武藤 ネタ合わせの時に「頭に思い浮かべたことをアドリブでやらせて」って言われて。で、朝から晩まで上からネチネチと揚げ足を取るようなことを言われ続けていたら、胃がキリキリッとしてきて。不摂生からくるものなのかなと思ったんですけど、次の日も痛かったので新宿の病院へ行ったら、ストレス性の胃炎だと診断されました(笑)。今回、単独ライブということで、ネタ合わせをたくさんしないといけないので......ちょっと怖いですけど。
浜中 でも、胃を壊しただけあって、あれはいいネタだったよね。
武藤 あ、確かにそうだったね。面白かった。
浜中 ハイリスクハイリターンではありますけど、ちゃんと成果は出ました。

――浜中さんから武藤さんへの要望は、例えばどういう感じなんですか? 例えば、台本どおりに一言一句間違わずやって欲しいっていう人もいると思うんですけど。

浜中 そういうのはないですね。僕が感情でねちねちと言うんで、武藤にも「くそっ!」とか感情的に返してくれたほうがいいって言ってるくらいです。プライベートでもいろいろ言ってしまうのは、天然でツッコむところが多いからなんですよ。昨日も朝まで本社にいてネタ合わせをしてたんですけど、将棋の駒の話になった時、駒のことをずーっと「メンバー」って言っていて。
武藤 ......悪気はないんです。カッコ付けてる訳でもなくボケてる訳でもないんで、流してもらえればなって思うんですけど、正論なんで何も言い返せないです。
浜中 俺もそこを1回、注意したら止まらなくなって、結局10分くらいねちねちと「メンバーってなんなんだよ」って言っちゃいました(笑)。

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――単独の内容に話を戻すと、先ほどいろんな種類のネタを試したいと言ってましたよね。今言える範囲で、どんなことをやる予定ですか?

浜中 基本、僕がネタを書いてるんですけど、今回は武藤が1本書くことになってます。ただ、僕が書いたと思われたくない

んで、事前に「このネタは、武藤が書きました」って説明入れさせてもらいます!(笑)おそらく、笑わせにはいってないネタになると思うんで、お客さんには笑えるところを見つけて楽しんでもらえたら嬉しいですね。

武藤 はい。ひと枠もらえたということで、期待されてるなって思う分、僕も楽しみです。やりたいことはいろいろと浮かんでます。あとは最初に言ったように、VTRも楽しみにしていてほしいですね。

――お2人についても伺いたいんですけれど、コンビ歴4年ということは元々、別々のコンビで活動されていたということですよね?

武藤 NSCでは同じクラスだったんですけど、浜中は今よりもうちょっと怖い風貌だったというか。学生時代だったら、絶対友達になってないタイプということもあって喋りづらくて。顔を合わせてその場で軽く喋るくらいの仲でした。
浜中 そうですね。顔と名前くらいは知ってましたけど、どんな人なのかは全く知らなかった。

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――そんな関係性から、どうやってコンビを組むに至ったんですか?

浜中 えーーーーっと............。
武藤 あ、僕、覚えてます。
浜中 (笑)じゃあ、お願いします。

――(笑)。

武藤 当時、AGE AGE LIVEっていうランキングシステムの下から2番目のランクに、それぞれのコンビがいたんですけど、同じ付きに解散したんです。そこから、同期の間で「浜中と武藤が組むんじゃないか?」っていう話が流れ出したら、僕、意識しちゃって。浜中のことは以前から面白いと思ってたんで組みたいなっていう気持ちもあったんですけど、僕がなかなか認めてもらえなかったというか。
浜中 (笑)言い方が悪いよ。その時は踏み切れないところがあったというか。僕は解散してから違う人と組んでみたんですけど、すぐ解散して。そのあと、同期のピスタチオにも誘われて1回だけ3人でやってみたんです。あ、もちろんあのキャラになる前ですよ?(笑)でも、3人だとあんまりボケられないなと感じて、結局断って......。どうしようかなと思ってた時に、武藤から電話が来たんですよね。
武藤 僕はずっと片思いというか。話し合いたいと言いつつ、中々予定が合わなくて、電話してから1年くらい間が空きましたかね?
浜中 うん。で、武藤のことを良く知らないっていうこともあったんで、オーディションみたいなことをやったんですよ。
武藤 あぁ、やりましたね。飲みに誘って1時間くらい話しながら、「コンビ組もう。真剣にやりたい」って話して。そうしたら、「わかった。じゃあ、明日の朝7時半に代々木公演に来てくれ」って言われたんです。で、次の日、待ち合わせ場所に行ったら、浜中が変な帽子をかぶってて。「何? その帽子」ってツッコんだら、「オッケー。今日は1日、この公園の中でボケ続けるから、お前は見逃さずにツッコんでくれ。それで(コンビを組むかどうか)判断したい」って言われて......。一発目の胃キリキリは、あの瞬間だったかもしれないです。
浜中 ははは! 確かにね。僕としては、ボケてツッコんでもらったらどういう感じになるのかを知りたいっていう軽い考えだったんですけど。

――そこで、お互いいけそうだなと思ったんですね。

浜中 そうです、そうです。夕方くらいまでやって。
武藤 またねぇ、浜中がすごく楽しそうにボケるんですよ!
浜中 ははははは! やめろ!
武藤 ニコニコしてて......楽しかったですね。

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――(笑)素敵な組み方ですね。そんな始まりを経てようやく迎える単独......。かなり特別なものになりそうですね。8月24日(日)には、もう1組のTOPを決める戦いもあります。春夏秋冬さんは出場も決まっていますが。

武藤 そうですね。この先につなげるためにも、単独でいいネタをつくりたいなと思ってます。なので、僕らの初めての単独をぜひ観に来ていただけたらなと。今までの思いを全てぶつけるつもりなので、見逃さないでいただきたいですね。
浜中 僕、あまりにも気合いが入り過ぎてヘルニアになってしまいまして......今、コルセット巻いてるんですけど。

――大丈夫ですか!? 当日、浜中さんはヘルニア、武藤さんは胃炎で、お互いヘロヘロでの単独っていうのだけは避けてくださいね(笑)。

武藤 ははは! でも、そうなる可能性はありますね。
浜中 それならそれでも、まぁアリ......だよね?
武藤 ネタ1本つくれそうだもんね。
浜中 確かに。とにかく7年分の思いをぶつけます! いろんなことをやりますんで、ぜひ来てください!


●ライブ情報

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彩~irodori~Summer Festival
春夏秋冬初単独LIVE「SEASON.1
会場:ヨシモト∞ホール
日時:8月17日(日)20時15分開演/20時30分開催
料金:前売1500円/当日1800円


彩~irodori~Summer Festival Final~もう1組のTOP決定戦~

予選

会場:ヨシモト∞ホール

日時:8月24日(日) 開場14:30/開演15:00

料金:前売り1800円、当日2300円



決勝

会場:ヨシモト∞ホール

日時:8月24日(日) 開場17:30/開演18:00

料金:前売り2000円、当日2500円



チケットよしもと:http://yoshimoto.funity.jp


【春夏秋冬】