「KOYABU SONIC 2014 FINAL」初日でリンドバーグがすち子&真也、吉田裕と競演!「乳首ドリル」に初挑戦
吉本新喜劇座長・小籔千豊が主宰する音楽とお笑いの融合フェス「KOYABU SONIC」。7回目を迎えた今年、ついにファイナルとなる同イベントが、9月13日(土)にインテックス大阪で開幕しました。今回は、90年代に『夢で逢えたら』のテーマ曲『BELIEVE IN LOVE』をはじめ数々のヒットを飛ばし、今年結成25周年を機に再始動したリンドバーグさんが初登場! ステージでは『今すぐKiss Me』を皮切りに6曲を披露し、会場を興奮の渦に巻き込みました。
演奏後、リンドバーグの皆さんが小籔とトークを繰り広げていると、突然、すち子&真也が乱入。「やかましいわ! 私らのシマで勝手に演奏して…ショバ代払って!」と因縁をつけてきます。ここから『歌ネタ王決定戦』チャンピオンにも輝いたすち子&真也の歌ネタ、さらに助っ人として現れた吉田裕との「ドリルすんのかい、せんのかい」のギャグも織り交ぜ、イキのいい新喜劇ワールドを繰り広げました。また、ボーカルの渡瀬マキさんが巻きざっぱを手に、吉田裕との「「乳首ドリル」に挑戦するひと幕も! 小籔の指導を受け、おそるおそる吉田の乳首に攻撃をしかける渡瀬さん。最後は見事にドリルを成功させ、大きな拍手を浴びました。
この後に行われた囲み会見では、ステージの感想をきかれ「最高でした!」と笑顔を見せた渡瀬さん。三重県出身で幼い頃から新喜劇を見て育ったため、すち子らのギャグの最中は、「メンバーに説明してたんですよ。これが生新喜劇よって! 生で見られたことが感激やった」と喜びを爆発させます。今回、競演したのは若手メンバーですが、その存在ももちろん知っていたといい、「どんどん受け継いでいってるのが素晴らしいね」と賞賛していました。
すっちーは「合宿免許で福井県に行った時、リンドバーグさんの曲をテープに入れて行って聴いていた。今日は18の頃、初めてハンドルを握った気持ちを思い出しました」と感動の面持ち。松浦もリンドバーグさんのファンで、「(リンドバーグさんが活躍した)90年代に音楽を好きになってギターを始めた。そんなきっかけになった方の曲を生で聴けてうれしかった」とニッコリ。プレゼントされたギターのピックをうれしそうに見せていました。
渡瀬さんに「乳首ドリル」をされた吉田は、「最近、たたかれたらどんな人かわかるようになってきたんですけど…渡瀬さんは本当にやさしいたたき方でした」と感想を。しかし、聞いていた渡瀬さんからはすかさず「嘘やろね」とツッコミが入り、タジタジになっていました。
小籔は「いろんなことが交錯して感無量。7年前に(KOYABU SONICを初めて)やった時は3000人だったが、今はこんなにたくさんのお客さんが来てくれて、しかも高校の時に聴いていたリンドバーグさんが出てくれることに…」と、しみじみ。また、「舞台でも、(吉田、松浦ら)若い子らがたくさんのお客さんにワーッと言われているのを見て、いろんなことが渦巻きました。うちらの子に、ええ経験をさせてもらった」と、新喜劇メンバーの健闘ぶりにも目を細めました。
質疑応答で、新喜劇メンバーとのコラボに参加しての感想をきかれた渡瀬さんは、「(一緒に舞台に立ってみて)テレビを見てるだけではわからない、芸人さんのすごさがわかった」とひと言。「KOYABU SONIC」に出るのが念願で、「絶対出たかった。(リンドバーグの)再始動が決まる前から出たいと思ってて、周りのスタッフに言っていたんです」とも。今回、ファイナルでついに出演が実現しましたが、「(バンドが)今年25周年で再始動することになり、『いよいよチャンス!』とさらに(周囲に)訴えて、ついに叶いました」とその経緯を明かしていました。これを受け、小籔が「つまりKOYABU SONICに出るために再結成したといっても過言ではないということですね」ときくと、「そうです!」とキッパリ。まさに相思相愛で実現した出演と言えそうです。
渡瀬さんには、初「乳首ドリル」の感想についても質問が。すると、映像などで予習している時は、実は「私がやられると思って悩んでたんです」と衝撃の告白! やる方だとわかり安心したものの、「タイミング、間がすごい」と難しさに困惑。それでも何とかやりとげ「鳥羽の父がどんだけ喜んでるかわからんわ〜」と改めて喜びました。小籔からは「リンドバーグの次の曲は、『今すぐチクビー』でしょう」との予言(?)も飛び出し、またまた大爆笑の一同。ちなみに吉田の乳首の感触は「すごいやわらかい…」(渡瀬さん)とのことでした。
今年で最後の「KOYABU SONIC」は今日から3日間! まだまだ超ド級のアーティスト、芸人が続々登場します。どうぞ皆さん、お見逃しなく!
【小籔千豊】【すっちー】【松浦真也】【吉田裕】