桂かい枝がぐんま観光特使に就任!
このたび、桂かい枝が群馬県高崎経済大学卒業のご縁で、ぐんま観光特使に任命されました。そこで、9月25日に道頓堀ZAZA POCKET'Sで特使委嘱状授与式が行われることとなり、授与式の前には、ぐんま観光特使への意気込みなどを話しました。
まず、ぐんま観光特使について群馬県大阪事務所所長の上田章二さんよりご説明がありました。
ぐんま観光特使とは、群馬県にゆかりのある人物に、群馬県の観光資源や魅力を全国に発信してもらうという主旨で10年前から発した制度です。現在、かい枝を含めて119名が委嘱されており、向井千秋さんや紫吹淳さん、オリックス選手など各分野でご活躍している方々が名前を連ねています。上田所長は、今回、かい枝に委嘱することで、「落語を通じて群馬県の魅力を積極的にPRしてほしい」と期待を込められました。
そしてかい枝は、「高崎経済大学に通い、群馬県で過ごしたことで委嘱していただきました。関西圏では、群馬県と言ってもピンとこない人が多くて、“群馬知ってるよ、餃子!”と言われて、“それ宇都宮でしょ、栃木ですよ”というやり取りもあったりして…。私は英語落語を通じて日本の良さを外国人の方にPRするという活動を長年やらせていただいているのですが、富岡製糸場が世界遺産に認定されたこともあり、群馬の魅力を世界の人に伝えられたらいいなと思っています」と意気込みました。
特使任命に当たっては「大学卒業後は関西に帰って、何ら県に貢献していなかったので非常に心苦しい思いがありましたが、今回少しでも恩返しができればと思っています」とかい枝。そこで早速、群馬の魅力をPRすることに。数多くの有名人を輩出していることや、免許取得率日本一にまつわる変わり種ドライブスルーについて、鉄道日本一などフリップを用いて説明したかい枝。ただ、中には“県の魅力ワースト1”という記録もあるそうで、だからこそ「かい枝さんに特使になってもらって、PRしてほしい」と上田所長。なお、現在、群馬県のご当地キャラ“ぐんまちゃん”が全国ご当地キャラコンテストで暫定1位を獲得しているそうです。
さらに掘り下げて、群馬県について聞いてみると、「自然が豊かで、草津温泉は温泉湧出量が日本一なんです。日常に観光スポットが点在していて、大学時代もサークルの飲み会で1次会居酒屋、2次会カラオケ、3次会温泉というのが普通でした。食べ物もおいしくて、すごく住みやすいところですね。あと、結構、太っ腹な人が多いんです。国定忠治じゃないですが、豪快な人が多くて、金払いもよく、とても気持ちのよい県です!」とのこと。
特使委嘱状授与式の後の落語会では、群馬県が舞台の落語「蒟蒻問答」を口演するというかい枝。今後、群馬にちなんだ創作落語の予定を聞くと「先ほど紹介した群馬の魅力を落語に仕立てて面白いものができれば、群馬のことを知ってもらえるのではと思っています。落語家では古今亭今輔さんも観光特使をされていて、群馬にちなんだ落語をされているようなので、僕ももっと面白い落語を作りたいと思います!」と闘志を燃やしました。
これから、ぐんま観光特使として群馬県の魅力を積極的に伝えていくかい枝。かい枝の活動を通じて、ぜひ群馬県のことをたくさん知ってくださいね!
【桂かい枝】