『KOYABU SONIC 2014 FINAL supported by uP!!!』1日目
9月13日(土)〜15日(月・祝)、インテックス大阪5号館で開催された『KOYABU SONIC 2014 FINAL supported by uP!!!』。晴天に恵まれた初日9月13日(土)はインテックス大阪前には開場前から長い行列が。ファンの期待度の高さがうかがえます。
オープニングアクトのTHE GALAXXXXYが登場すると、お客さんからは大歓声と拍手が! 迫力&セクシーなダンスで,あっというまにお客さんの注目をステージに引き付けました。
前説を担当するのはスモールポルノの面々。宇都宮まきが「私たちは毎年、前説を担当させていただいてたんですが、今回はファイナルということで、『どうしても前説がしたい』という子が来ています。ですので、今日はその子に前説を担当してもらおうと思います」と紹介されたのは、今年もお出まし、笑福亭鶴瓶さんです! 「今回で終わるというから、『どうしても出してくれ』って」と鶴瓶さん。昨年と同じ衣装なのもコヤソニへの愛情を感じさせます。さらに「今年で3回目やからずっと続けたいんやけど……。『ツルベソニック』やろうかなぁ」とつぶやくと「コラ! なにが『ツルベソニック』や!」と小籔千豊がステージに登場!
バラエティから映画、ドラマまで、幅広く活躍する鶴瓶さんならではの貴重な芸能トークやコヤソニの思い出話に花を咲かせました。また、男前も今の奥さまにはコヤブソニックでプロポーズをし、さらにはコヤソニが縁で加藤紀子さんとTOKYO No.1 SOUL SETの川辺ヒロシさん、あやまんJAPAN・ファンタジスタさくらだとスチャダラパー・BOSEさんが結婚したことで「寿フェス」とも言われているとの説明に、鶴瓶さんも「へぇ〜! すごいなぁ。いろんなことがあったんやなぁ」としみじみ。まきが「私と今別府だけずっと残ってます」と言うと、「そこ、くっついたらええやん」と鶴瓶さん。すると今別府は、「去年、『来年まきさんと結婚します』って言って終わったんです。だから、コヤソニ終わるので、結婚しましょう」と突然のプロポーズ!? 宇都宮に即刻「なんでやねん!」と断られていました。
そして、改めましてのオープニング! 大画面にこれまでのコヤソニの懐かしいワンシーンが次々と映し出され、改めてビッグポルノ、スモールポルノがそろい、改めてご挨拶と自己紹介。
さらに小籔が「鶴瓶さんが見られたというのは、あの人はえべっさんみたいなところありますから縁起がすごくいいと思います。そして、オープニングにはえげつないぐらいすごい人を朝から呼びましたので、期待していただけると思います」と、さらなるサプライズゲストが!? 「コヤソニファイナルにふさわしい、スペシャルゲストでございます! よくこんなん呼んだな、と思っていただけると思います。世界的に活躍している人です。オープニング、この方に飾っていただきましょう!」とのかけ声と共に、大画面にはなんと「本田圭佑」の文字! お客さんから「えぇ〜!!」と悲鳴にも近い大歓声が上がり、期待が最高潮のなか、高らかに鳴りひびくFIFA アンセムに乗せてステージに姿を現したのは、本田圭佑のモノマネでおなじみの、じゅんいちダビッドソンさんです!
「先日、ベネズエラ代表との試合のあとすぐイタリアに戻るべく飛行機に乗ったんですが、飛行機の中でコヤソニがあると聞いて、着陸せずに戻ってきました」と挨拶。さらに無回転シュートにちなんだ無回転謎かけでお客さんを沸かせました。
ついにアーティストの登場です。初日のトップを飾るのは、NMB48、AKB48! まずNMB48が『ナギイチ』や『僕らのユリイカ』など数々のヒットナンバーで会場を熱気に包んだ後、AKB48が登場!……と思いきや、またもじゅんいちダビッドソンさんがステージ上に! 「AKBの出囃子のあとに出て来るのは、なかなかのリスクなんですね」とじゅんいちダビッドソンさん。
無回転謎かけで『会いたかった』の曲紹介をするやいなや、AKB48がズラリとステージに登場! 会場は大歓声に包まれました。
曲の合間のMCでは、「『コヤブソニック2014』にAKBがやってきました〜!」と挨拶。がんばって関西弁を操ろうするメンバーも。もともとNMB48の小笠原茉由さんは、久しぶりの地元・大阪に「はりきりすぎて寝られなかった!」と興奮気味に語っていました。さらに『ヘビーローテーション』、『ポニーテールとシュシュ』など次々とヒットナンバーを披露し、『恋するフォーチュンクッキー』ではビッグポルノ、スモールポルノ、NMB48も一緒にダンス!
AKB、NMBの皆さんとのトークでは、小籔と高橋みなみさんの印象的なエピソードも。「リーダーが集まってトークする番組でご一緒したんですけど、年下ながらすごい尊敬する部分があります。モチベーションも年齢も違う人たちをまとめるのは大変な事やと思ってます。高橋さん、改めてありがとうございます」と小籔。渡辺麻友さんには「こんな大阪に舞い降りてくれてありがとうございます」とも。また、「皆さん、すごく上手に踊れていましたね」と高橋さんに褒められた小籔は、ダンス練習秘話も。また、コヤソニで卒業発表の可能性はあるのか!? とニュースで話題になっていた小嶋陽菜さんは、「小籔さんが(卒業の)発表を期待してくださったので、じゃあ私もそうしようかなと思ったんです……でも、そしたら後悔するだろうなと瞬時に思ってやめました」とニッコリ。
さらに小籔は、「ステージの全メンバーひとりずつにご挨拶していただきましょう」と「お名前と、好きな食べ物を教えてください」と次々とインタビュー。最後にAKBの皆さんと同じ並びにいた今別府は「好きな食べ物は?」と小籔が尋ねると「餃子です」とかわいらしく答えましたが、「ようブリーフ一丁でこのステージ出れたな! ファンに謝れ!」とピシャリ。続いて小籔、「こいつのギャグが乳首を4回触ったら変なことを言うというキャラなんですけど、どなたか乳首を4回触ってくれる方はいませんか?」と提案。「やだー!!」と大騒ぎのAKBの皆さんに、小籔が「今別府に指名させていいですか?」とさらに提案。「総監督、どうでしょう? まずは総監督からやってもらいましょうか」。小籔の勧めで、まず高橋さんが今別府の乳首を触ることに……! 恐る恐る今別府の乳首を触る高橋さんでしたが、今別府は触り方が気に入らなかったらしく「雑に触らないで!」とまさかのダメ出し! 回りのメンバーに「優しい心で……」と励まされながら、再度チャレンジの高橋さん。無事、4回触ってもらえた今別府は「ピュッピュピュッピュピュッピュピュッピュピュッピュピュッピュピュ、ドン!」を披露することができました。
触り終わったあと、高橋さんは「ケンドーコバヤシさんに、『こういう奴(今別府)がいるから、もしいたら蹴り飛ばしておけ』と言われてきました」と、ケンドーコバヤシとの約束を守るべく、今別府のお尻を蹴り飛ばしていました。小籔が「今別府の希望は誰?」と尋ねたところ「渡辺(麻友)さん、よろしくお願いします!」とまさかのお願い! 高橋さんが「まゆゆは命をかけて守る!」と阻止したことで、二番目に今別府が指名した指原莉乃さんが乳首を4回触るハメに。今別府にとり、忘れられない「ピュッピュピュッピュピュッピュピュッピュピュッピュピュッピュピュ、ドン!」になりました。 峯岸みなみさんと小籔とのトークも。小籔は峯岸さんとバラエティ番組で共演した時、峯岸さんが前に出ようとタイミングをはかっている姿を見て、「なんか爪痕を残そうとしてるんやな、えらいなぁと思ったんです。そうやってがんばれる秘訣は?」と小籔。すると峯岸さん、「飾ってもしょうがないですから、やっぱり『ありのままで』やることが一番いいんじゃないですかね」と言うや、突然『アナと雪の女王』の『Let it go』が流れ出し、高橋みなみさん、峯岸みなみさん、指原莉乃さん、小笠原茉由さんが大合唱を始め……。皆さんが熱唱している最中、合流する歌声が。その声の主は、なんと島田一の介! AKBの皆さん「え〜!!」、「うそでしょ〜!!」、「本物だー!」と感激(!?)を隠せない様子です。
歌が終わった後、大騒ぎするAKBの皆さんに小籔が「こんなおっさん、知ってます?」と尋ねたところ「1年前にみんなに惜しまれながら卒業した『いっちゃん』です! まさかこんなところで出会えるとは」と喜ぶ皆さん。一の介も「久しぶりねぇ〜」と再会を喜んでいるようで……。「いっちゃんやあらへん! 『あっちゃん』やったらわかるけど『いっちゃん』っておかしいやん! 島田一の介やないか!」とツッコんでいました。
音楽に加え、コヤソニに欠かせない大きなお楽しみとなっているのが、小籔が「とにかく面白い!」とリスペクトする芸人たちによる珠玉のネタ。この日も人気・実力ともに太鼓判の芸人が2ブロックに分かれて出演、巨大な会場を笑いの渦に巻き込みます。最初のネタコーナーには2700、天竺鼠、レイザーラモン、桂三度が登場しました。
2700は「今までの曲のベスト3をやります!」と宣言、得意のリズムネタを連発します。1位に輝いたのはご存じ『右ひじ左ひじ交互に見て』。2年前のコヤソニではカジヒデキさんとのコラボレーションも実現させたおなじみの曲を、お客さんと一緒になって歌い踊りました。
天竺鼠はショートコントを3本。最後は『キングオブコント2013』決勝で話題をさらった寿司のネタを再び演じ、川原扮する“イクラさん”が、頭に乗せたイクラ=オレンジのゴムボールを会場に投げ込むという、フェス感たっぷりの演出で沸かせました。
昨年に続き、今年も『THE MANZAI』認定漫才師に選ばれたレイザーラモンは、もちろん漫才で勝負! RGの歌唱力が冴えわたるネタで“ラストソニック”に華を添えます。
こちらも常連、桂三度は簡易版の高座をスーツケースよろしくコロコロと引いてステージへ。映画話からのど自慢へと移り変わっていく創作落語には、いろんな歌がちりばめられ、お客さんとのコール&レスポンスが起こるなどライブ感たっぷり!
ネタ終了後は、再び全組が登場して小籔とトークを。高座から下りステージを自在に(?)活用した三度は、「師匠の目に触れないようにしてます。絶対につぶやかないで!」とお客さんに強く口止め!? 「コヤソニがなくなると、小籔さんとの接点がなくなる!」と心配していたのは2700のふたり。ツネは今イチオシのギャグ「ホットヒーヒー」をお客さんとともにやっての記念撮影も行っていました。天竺鼠・瀬下は「おつかれさま瀬下〜」と自身のギャグで小籔への感謝を表現。レイザーラモンRGは「今日のウケで『THE MANZAI』の優勝が見えました!」と豪語したものの、すぐさま「嘘ですよ!」と訂正して笑いを誘っていました。
ここからは再びアーティストのライブが続きます。高橋優さんは、ドラマ『アリスの棘』主題歌としても知られる『太陽と花』をはじめ全5曲を熱唱! 全編秋田弁で歌われる『泣く子はいねが』では、会場が一体となり盛り上がりました。小籔とは共通の知人の結婚式で知り合ったという高橋さん。ライブ後、小籔は「いつもご飯行ったら気さくにしゃべってもらってますけど、舞台に立つと違いますね!」と、その熱いパフォーマンスを絶賛。お笑い好きだという高橋さんのために、RGが「高橋優あるある」を披露するひと幕も! Backstreet Boysの『I Want It That Way』に乗せたあるあるソングを、高橋さんを見つめながら歌い上げたRG。ちなみに高橋さんのあるあるは「めっちゃ汗かき」でした。
三番手のアーティストが登場する前に、ステージへさっそうと現れたのはレディー・ガガならぬレディー・画家。レイザーラモンHGが扮する“コヤソニ限定”のキャラで、その名の通り絵を描くのが大好き。今年も開演中に作品を描き上げ、終演後にチャリティーオークションを行うと表明しました。すると、どこからか「待たれよ!」の声が…ミサイルマン・岩部扮する武将様が、テーマ曲に乗って乱入してきました。「あっぱれ、あっぱれ」のコール&レスポンスを強要したり、オリジナル曲を無理やり聴かせるなど、やりたい放題の武将様に小籔らはあきれ顔でしたが、なんでもレディー・画家と一緒に絵を描きたいとのこと。果たしてふたりはどんな絵を完成させてくれるのでしょうか?
続いては、またまた初登場のアーティスト・OKAMOTO’S。1曲目『SEXY BODY』からノリのいいロックチューンを次々と炸裂させ、THE ROOSTERSの『恋をしようよ』のカバーを含む全8曲を披露。ライブ終了後には、ベースのハマ・オカモトさんが、小籔から出演を依頼する手書きの手紙を受け取ったことを明かし、「そんなフェスは他にない。ぜひ形を変えて続けて、来年も呼んでください」と熱望しました。
LINDBERGのステージは、大ヒット曲『今すぐKiss Me』からスタート! 初っぱなからお客さんの大合唱が沸き起こりました。ボーカルの渡瀬マキさんは三重県出身で、MCでは「土曜日、家に帰って(吉本)新喜劇を見るのが楽しみやったん」と告白。そのため「(バンドの)再始動が決まってない頃から、コヤソニに出たいと言いまくってた。(ファイナルに)滑り込みで出られてよかった〜!」と喜びを爆発させます。ダウンタウン、野沢直子らが出演した伝説の番組『夢で逢えたら』の主題歌『BELIEVE IN LOVE』を歌う前には、当時のオープニング映像の撮影秘話も披露していました。
ライブ後にも、予想外のスペシャル企画を用意! メンバーの皆さんと小籔らが談笑していると、いきなりすち子&真也が乱入!? 「やかましいわ! 私らのシマで勝手に演奏して! ショバ代払え!」と因縁をつけてきました。つっぱねる小籔に対し、ふたりは歌で自分たちの強さ、怖さをアピール。『歌ネタ王決定戦』でおなじみの爆笑ネタに、渡瀬さんは大喜びです。さらに、助っ人として登場した吉田裕が、すち子とともにおなじみのギャグ「ドリルすんのかい、せんのかい」を披露。最後は渡瀬さんがドリルに初挑戦することになり、小籔の見本を見ながら、恐る恐る、それでも見事にこなして大きな拍手を浴びました。
ステージは、再びネタコーナーに突入。モンスターエンジン、ずんのおふたり、シャンプーハット、博多華丸・大吉の4組が登場しました。モンスターエンジンは、西森がご存じ「中小企業〜」「技術〜」のコール&レスポンスを仕掛けて盛り上げつつ、自転車の乗り方を教える父と息子のネタを。
昨年に続いての出演となったずんのおふたりは、マッサージ店を舞台にしたコントで爆笑をさらいます。飯尾さんが繰り出すボケの数々に、お客さんが沸きに沸きました。
シャンプーハットは、小出水が先日“こいで”と改名したばかり。気持ちも新たに、「モテる男になる」をテーマに抱腹絶倒のやりとりで笑わせました。
ひときわ大きな歓声に迎えられたのは華丸・大吉。華丸が『R−1ぐらんぷり』で優勝した際のネタ「児玉清さんのあいうえお作文」を、お客さんからのリクエストに応えて「ま行」で行うといった趣向を交えつつ、爆笑漫才を繰り広げました。
怒濤のネタパートの興奮も冷めやらぬ中、こんどはビッグポルノのベスト版『ベストポルノ』に“OMAKE TRACK”として収録された『DVはダメよ!』を、スモールポルノ(宇都宮、今別府、男前)が初披露。男女間の“DV”にスポットを当て、「ノーモアDV!」を広く呼びかける社会派の一曲を、ラッキィ池田さん振り付けのポップなダンスとともに歌い踊りました。ちなみにPVに出演している島田一の介もゲストとして登場しましたが、こちらはダンスなし。AKB48の皆さんと競演した際の、“いっちゃん”の衣装のままひたすら「ダメ」というフレーズを繰り返すパフォーマンスで、ステージ上をカオスに陥れました。
さあ、そろそろ次のアーティストのステージへ…というところで、どこからか聞き覚えのある声が! なんとバッファロー吾郎がステージに乱入してきました! バッファロー吾郎Aは、小籔に対して「芸人だけのフェスをやれ!」と自らの主張を展開。この日の出演芸人全員を再び呼び込み、小籔にモノボケ対決を挑みます。そう、これはバッファロー吾郎の主宰イベント「バトルオワライヤル」コヤソニ版だったのです! いきなりの宣戦布告に戸惑いが隠せない小籔でしたが、強力な助っ人として土肥ポン太も登場し、文字通り敵味方入り乱れてのお笑いバトルが幕を開けました。
小籔チームとバッファロー吾郎チームの対決…とは言いつつ、判定は小籔が担当。次々と「ボケット」が飛び出す一方で、今別府が何度もスベッてしまうなど、ステージ上はいつしか混とんとした状況に。最後はじゅんいちダビッドソンさんが本田圭佑さんのキャラを生かしたボケで爆笑をさらったところでゲームオーバーとなり、Aからはなぜか「『KOYABU SONIC FINAL』、突っ走ってくれ!」と突然のエール!? もちろんコヤソニの翌日に行われる「キムラソニック」の告知も忘れませんでした。
コヤソニ1日目も終盤戦、続いてはRIP SLYMEの登場です。昨年はPESさんがPES from RIP SLYMEとして、Ryo-Zさんがアスタラビスタのメンバーとして初参戦、今年はついにRIP SLYMEでの出演が実現しました。ダンサブルなリミックスで踊らせる『楽園ベイべー』や『熱帯夜』など全6曲で会場は熱狂の渦に! ラストの『JOINT』では、お客さんも一緒になってタオルを振り回し、最高潮の盛り上がりを見せました。ライブ後のトークでは、小籔が「『笑っていいとも!』でRIP SLYMEさんに紹介してもらってから売れた」と感謝のコメント。普段はあまりしゃべらないDJ FUMIYAさんも「楽しかったです」と笑顔で語り、最初で最後のコヤソニを満喫した様子でした。
PUFFYのおふたりも、今回が初登場。ユニコーンの川西幸一さん(ドラム)をはじめ豪華メンバーのバンドを率い、『Basket Case』から『アジアの純真』まで全6曲を披露。デビュー当時から変わらぬキュートさと、パワフルなボーカルで、会場をヒートアップさせました。MCでは「(自分たちは)小籔ファミリーと言ってもいい」と語ったおふたり。ライブ後、小籔が語ったところによると、「由美さんのお母さんと同じ散髪屋に行ってた」という不思議な縁もあるそうです。また、大のRGファンという由美さんのために「PUFFYあるある」が歌われましたが、「服装ゆったりめ」というあるあるには小籔から「今日たまたまやないか!」と厳しいツッコミが入っていました。
2009年のコヤソニ以来5年ぶりの出演となったCHARAさんは、大阪を拠点に活動する韻シストのバックトラックを奏でる韻シストBANDとともにステージへ。『ミルク』『やさしい気持ち』など初期の名盤『Junior Sweet』からのナンバーもたっぷりと聴かせてくれました。最後に映画『スワロウテイル』の主題歌として大ヒットした『Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜』(YEN TOWN BAND名義)のイントロが流れると、お客さんからは大歓声が!
ライブ後は、なんとたむらけんじとのコラボも実現。獅子舞姿でお腹に「レッツ親孝行」と書いたたむらは、無謀にも「CHARAさんと『ちゃ〜』をやりたい!」と小籔におねだりします。仕方なくダメ元でお願いしたところ、CHARAさんは照れながらも快諾! 韻シストBANDの皆さん、そしてお客さんも一緒になっての「ちゃ〜」に、たむらは「めっちゃ幸せや〜ん!」と大はしゃぎ。小籔はCHARAさんの「ちゃ〜」に、「(ギャグではなく)あれは歌ですね」と最上級の賞賛を贈っていました。
コヤソニ初日もいよいよクライマックス、トリを飾るのはもちろんビッグポルノです! 先月、大阪と東京で解散ライブを行い、残すはコヤソニでの3ステージのみ。1曲目にいきなり『KING TIMER』で会場のテンションをMAXまで引き上げると、続く『SUNRISE SUNSET』では風船を持ったビキニダンサーが大挙してステージへ。曲が終わったところで一気に風船を飛ばすというド派手な演出でリリックの世界観を表現します。
この後の『Bug It Now』『All Night Need』でもダンサーたちは引き続きステージで踊り続けて盛り上げましたが、『BLOOD JAPAN TEAR』にさしかかると、その中に妖しい人物が混じっていて…!? スクリーンに映し出される映像にも時折見切れていたその人は、またしても“いっちゃん”こと島田一の介! しかもここではビキニに着替え、誰よりもセクシーに“ブラジャー・パンティ”ダンスを踊っていました。ラストは『Tea! Tea! No! oh…喫茶?』で、一の介含め全員がジャンプ! ジャンプ! ライブ後、朝から晩まで大活躍だった一の介は「疲れました」との言葉とさわやかな笑顔を残し、ステージを後にしました。
エンディングでは、残念ながらアーティストの皆さんは帰られたものの、出演芸人が総登場。ひとりひとりが「ラスト・コヤソニ」の感想をコメントしたほか、レディー・画家と武将様が描いた作品もお披露目。最後はビッグポルノ、スモールポルノのメンバーがお客さんへの感謝の思いを述べて終了しました。 1日目にして濃すぎる&アツすぎる内容で圧倒した今年のコヤソニ。果たして2日目、3日目はどんなステージが展開されたのでしょう!? 乞うご期待!
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