最新ニュースインタビューライブレポート

« IPPONグランプリDVD最新巻 発売決定! | メイン | 『KOYABU SONIC 2014 FINAL supported by uP!!!』2日目 »

2014年9月28日 (日)

『「富岡製糸場と絹産業遺産群」世界遺産登録決定と桂かい枝ぐんま観光特使就任記念公演~来(き)ないんかい?群馬~』

9月25日、大阪・道頓堀ZAZA POCKET'Sにて、桂かい枝のぐんま観光特使就任を記念した落語会、『「富岡製糸場と絹産業遺産群」世界遺産登録決定と桂かい枝ぐんま観光特使就任記念公演~来(き)ないんかい?群馬~』が行われました。

ぐんま観光特使とは、群馬県にゆかりのある人物に群馬県の観光資源や魅力を全国に発信してらもうことを目的とした事業で、10年前に発足。このたび、かい枝は群馬県高崎経済大学卒業の縁から委任されることとなり、記念落語会も委嘱状授与式から始まりました。

1g7a7150.jpg

前座は桂三語。マクラでは肩書がつくと、それがブランドになると開口一番。なお、三語のブランドは「六代桂文枝の19人いるうちの17番目の弟子」だそうです。そして「顔と名前が売れることが大事」と力説していました。ネタは「狸賽」。かわいらしい狸と間の抜けた男のやり取りで笑いを誘いました。

1g7a7181

そしてかい枝が登場。2年間の任期というぐんま観光特使。マクラでもまた、群馬の良さをアピールしました。そして、群馬県の県民性も「太っ腹」であるとPR。ぐんま観光特使となったからには、得意の英語落語を通じて、世界にもその魅力を発信していきたいと意気込みました。ネタは「蒟蒻問答」。群馬県が舞台となった唯一の落語です。偽のお坊さんと、修行中の禅僧が「無言の行」で禅問答を繰り広げるクライマックス、ジェスチャーと表情に会場から大きな笑いが起こりました。

1g7a7216

中入りを挟んで、再びかい枝が高座に。狭い日本ながらも各地域によって文化の違いを痛感するとのことで、その中でも特に大阪の女性のパワフルさには圧倒されると笑わせます。そしてそんなパワフルな女性が出てくる自身の創作落語「ハルコとカズコ」を口演、ふたりのおばあさんになりきっての熱演が爆笑を生みました。

続いて「来なんかい群馬 PRタイム」のコーナーへ。群馬県とはどんな県なのか、かい枝の目線で紹介しました。群馬県は郷土かるた「上毛かるた」が有名で、年に1回、県大会も開かれるほどだそうです。そして県土が鶴が舞う形をしていることや、国定忠治を生んだ土地らしく義理人情に厚いこと、改札からホームまで日本一長い階段のある駅や、9月24日でその役割を終えたものの、日本一短い電車のトンネルがあること、車の免許取得率が日本一でドライブスルー文化もかなり発展していることをなどを、フリップを用いて紹介しました。また、蒟蒻芋や小麦の生産が盛んで、即席めん製造メーカーも群馬に集中しているそうです。うどんは日本三大うどんの1つが群馬だそうで、「香川の讃岐、秋田の稲庭、群馬の水沢」で知られているとのこと。お客様は、かい枝の説明に大きく頷いたり、時には歓声を上げるなど、熱心に聞いておられました。

1g7a7276

最後は抽選会のコーナー。群馬にちなんだ名産品などを詰め合わせにしてプレゼントしました。草津温泉のお土産である手ぬぐいや、だるま、群馬県のご当地キャラ"ぐんまちゃん"のストラップなどがセットに。ただし、単純にくじ引きで当選というものではありません。当たった方にはクイズが出題され、回答できたらプレゼントという仕組みに。出題はさきの「来なんかい群馬 PRタイム」の内容からでしたが、さすがは熱心に聞いておられただけあって、当選されたお客様は次々と回答されていました。

1g7a7294


エンディングでは「抽選に当たらなかった人もぜひ、群馬県を好きになってください。僕もぐんま観光特使として頑張ります!」と締めの挨拶をするかい枝。終演後はロビーでお見送り、お客様一人一人にぐんま観光特使の名刺をお渡しして、記念会を終えました。

1g7a7332

【桂かい枝】