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2014年10月10日 (金)

まさよし劇団『H♡PE』

10月8日(水)、東京・神保町花月にて、まさよし劇団『H♡PE』が初日を迎えました。

既報の通り、神保町花月では、10月公演の4劇団を観劇すると『稽古風景などを収めたメイキングDVD』などがプレゼントもらえるキャンペーンを展開中。
その先陣を切ったまさよし劇団は、「H♡PE」のタイトル通り、夢と現実、成功と挫折、若さと寄る年波、都会と田舎の間で苦悩し、もがきながら、必死に"希望"をつかみ取ろうとする、そんな人々のハートが垣間見れる物語が繰り広げられました。

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開演直後の第一幕では、「四国のうどんしかないところ」から上京したというトンファー・山西とシマッシュレコード・鳥居が、「東京の最先端」と信じこむ迷彩服姿で登場。
都会人ぶる山西の「代官山でカッフェやなあ」といったセリフに、さっそく笑いが起きます。

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役名とともに出演者がスポットライトを浴びるオープニングに続き、ステージにはかたつむり・林とトンファー・りゅーじの姿が。
ライブが終わったばかりの漫才コンビのようですが、コンテストに向けたネタ作りなど、くすぶり続けるお笑いならではの会話が始まり......。


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続いては、病室のベッドに横たわる光永と、付き添うスーツ姿のポテト少年団・中谷のシーン。
光永の「何の夢もなく普通に生活してて楽しいわけ?」「やりたい仕事してるの?」といったセリフが中谷に向けられます。

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この後も、和太鼓の置かれたバーを主な舞台とし、漫才師、ピン芸人、漫才師の恋人、ミュージシャン志望、ダンサー志望、サラリーマン......といった登場人物の思いが交錯しながら、ひとつの世界を構築。
ギターの弾き語り&ハーモニー、路上生活者"元さん"の素性、サカイスト・デンペーの登場シーン、普段とは全く異なるスタイルのネタ披露、アドリブかどうか判別出来ない掛け合い......などなど、見どころを挙げれば尽きません。

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約90分間の上演でエンディングを迎え、温かい拍手に包まれながら、出演者が各コンビごとにステージへ集結します。アフタートーク的なことはなく、中澤による告知のみで閉幕。
鳴り止まない拍手に応えるアンコールのワンシーンがあり、最後の最後まで飽きさせない演出で終演を迎えました。


まさよし劇団『H♡PE』は、10月13日(月・祝)までの公演(10日は休演)。
続く、宮地劇団『夏、クイズ、正解』(10月15日~10月21日)、安達劇団『チェインギャング』(10月23日~10月29日)、やしろ劇団『斜本~しゃほん~』(10月31日~11月5日)の詳細、並びに4劇団通しのキャンペーンの詳細は、神保町花月(http://www.yoshimoto.co.jp/jimbocho/)でご確認ください。



●公演情報
まさよし劇団『H♡PE』
脚本・まさよし(サカイスト)
演出・デンペー(サカイスト)
出演
かたつむり、相席スタート、光永、シマッシュレコード、トンファー、中谷貴寛(ポテト少年団)、サカイスト
前売:2,300円/当日:2,500円
開演 10月8日(水)~10月13日(月・祝)まで(10日(金)は休演)




【サカイスト】【かたつむり】【相席スタート】【光永】【シマッシュレコード】【トンファー】【ポテト少年団】【中谷貴寛】