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2014年11月 1日 (土)

品川ヒロシ、東京国際映画祭での審査委員を振り返り「英会話のスキルを上げたい」

9日間に渡って開催された『第27回東京国際映画祭』。
最終日の10月31日(水)、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われたクロージングセレモニーでは各賞が発表され、『神様なんかくそくらえ』がコンペティション監督賞と東京グランプリの2冠に輝きました。

"SAMURAI(サムライ)賞"にて北野武監督、ティム・バートン監督の豪華2ショットが実現したり、『紙の月』で最優秀女優賞に輝いた宮沢りえさんが艶やかな着物姿を披露するなど、華やかなセレモニーが続くなか、コンペティション審査委員の一人として参加した品川ヒロシの姿も。

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続いて開かれた審査委員&受賞者記者会見では、コンペティション審査委員を務めたジェームズ・ガンさん、イ・ジェハンさん、ロバート・ルケティックさん、エリック・クーさん、デビー・マクウィリアムズさん、そして品川ヒロシの6名が登壇し、今回の東京国際映画祭や審査について総評をそれぞれ述べます。



審査委員長を務めたジェームズ・ガンさんによれば、「いろんな映画祭の仕事をしていると、一人、二人、"この野郎、なんちゅう野郎だ!"っていう人が必ずいる」そうですが、今回は「一人がエゴを通してでもっていうことがなかった意味においても、仲のいい6人組でした」と6人の仲の良さを強調します。

また、『神様なんかくそくらえ』については、「一番自分たちにインスピレーションを与えてくれた」「映像、物語、演技のバランスが素晴らしい」とべた褒め。



総評のしんがりを務めた品川は、「審査員のメンバーとご飯を食べたり、それがすごく楽しくて」と他の5人同様に親しげな関係を伝えるも、「ただ、ホントはもっと通訳なしで、映画の話をしたかった」と、他の5人が英語で直接会話していた様子を振り返ります。

さらに英会話教室に通っていることを明かした上で、「"美味しいお寿司屋さんどこ?"ってのと、"この食べ物は何?""お好み焼きだよ"」といった会話しかできなかったことから、「もうちょっと英会話のスキルを上げたいと思います」と持ち前の貪欲さをチラリ。

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また、審査方法が多数決ではなく、ディスカッションだったことも貴重な体験だったらしく、「もっと仲悪くて、もっと時間が長くなれば、映画になるなって思いました。今回のメンバーでの審査は、仲良すぎて、映画としてはつまらなくなっちゃうかな(笑)」と言って笑いを誘います。

最後に品川は「ホントに楽しい日々を過ごせました。みなさんに感謝したいと思います」と感謝の意思を伝えました。

なお、『第27回東京国際映画祭』各賞の受賞作、受賞者の詳細は、公式サイト(http://2014.tiff-jp.net/ja/)でご確認ください。

©2014 TIFF

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