マンボウやしろ劇団『斜本~しゃほん~』
10月31日(金)、東京・神保町花月にて、マンボウやしろ劇団『斜本~しゃほん~』が、初日を迎えました。
神保町花月では現在、サカイスト・まさよし、ニブンノゴ!・宮地謙典、カナリア・安達健太郎、マンボウやしろという4劇団を観劇したお客様へ『稽古風景などを収めたメイキングDVD』や4人の団長サイン入りの台本などが当たるプレゼントキャンペーンを実施中です。
トリを務めるのは、マンボウやしろが脚本・演出を務める物語。ピクニック、シューレスジョー、囲碁将棋、ボーイフレンド、ランパンプス、THEフォービーズ・伊藤真奈美、児玉絹世が出演しました。
舞台となるのは、とある街にとある書店。シューレスジョー演じるナオジが営む書店の息子・オサム(ランパンプス・小林)は中学生。いつも小説を読んでいて、同級生のマスちゃん(ピクニック)とは仲良しですが、ユキオ(囲碁将棋・文田)、ヒガシノ(ボーイフレンド・黒沼)、シンイチ(囲碁将棋・根建)に陰湿なイジメを受けています。
彼らの暮らす街で予定されてるのは、ショッピングモールの建設。アベ(ランパンプス・寺内)が、ナオジの営む書店を商店街から移転させるべく、営業にやってきます。が、酒屋のリュウ(ボーイフレンド・宮川)などは猛反対!
ショッピングモールへ移転するのか、商店街に残るのか。大人達を悩ませるこの問題が、子ども達の仲にも次第に亀裂を起こしていき......。
タイトルに"本"という言葉が入っているように、本にまつわるエピソードが散りばめられている今作。小説が好きな人ならば、登場人物の名前にもピンと来るはずです。
いつも冷静なオサムの周りで、次々と起こる事件。彼の胸を熱くするものとは? "斜本"というタイトルが意味するものとは? マンボウやしろらしいファンタジーや刹那の詰まった物語は観終わったあと、なんとも言えない余韻が残ります。
エンディングでは、マンボウやしろ劇団らしく独特なフォーメーションで挨拶を。
主演といってもいいほどの大役を務めた小林は「いやぁ、がんばりました!」と初日を無事終えたことにホッとした表情を浮かべます。相方・寺内からも「よっちゃん、がんばりました。1人で笑いを取るなんて、すごい!」とベタ誉めされますが、「もうちょっとできたかなとも思うんで、よりよくしていきたい」と気を引き締めます。
「よろしかったら、また観に来てください」と場を締めかけたピクニックに、「あの、キャスト紹介はしないんでしょうか?」と静かに声をかけた宮川。「そうだ! 俺、こうするわとか言ってたのにしてなかった! テンパってた!」と慌てつつ、キャストを紹介します。
ピクニックの後ろに立つのは、身長の高い囲碁将棋の2人。「なんか守られてるみたい」と言うピクニックに「ポーズを取って!」と言われた2人は仁王像のように構え、笑いを起こしていました。
宮川はお客様へ「内容はなかなか書けないと思いますけど、Twitterなどに感想を書いて広めてください」ともアピール。しっかりとした仕切りを見せ、相方・黒沼に「いいこと言った!」と誉められていました。
マンボウやしろ劇団『斜本~しゃほん』は、11月5日(水)まで上演。公演の詳細ならびに4劇団通しのキャンペーンの詳細は、神保町花月の公式サイトをご確認ください!
●公演情報
マンボウやしろ劇団『斜本~しゃほん』
脚本・演出:マンボウやしろ
出演:ピクニック、シューレスジョー、囲碁将棋、ボーイフレンド、ランパンプス、
伊藤真奈美(THEフォービーズ)、児玉絹世
開演:10月31日(金)~11月5日(水)まで
前売:2300円/当日:2500円
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