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2014年11月 8日 (土)

友近、「お人形さんみたい」と安達祐実さんにウットリ 『花宵道中』初日舞台挨拶

11月8日(土)、東京・テアトル新宿にて、『花宵道中』初日舞台挨拶が行われ、安達祐実さん、淵上泰史さん、小篠恵奈さん、友近、津田寛治さん、豊島圭介監督が登壇しました。

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満席の客席から大きな拍手に迎えながら登場した面々。
それぞれ初日の緊張や感謝を混じえて挨拶するなか、遊郭の女将役の友近は「股開かざるもの食うべからず!」との劇中の台詞を言い放ち、「素晴らしい台詞をいただきまして、気に入っちゃいまして、毎日家で言ってます」と続け、笑いを誘います。

念願だった吉原遊廓を舞台とした映画に出演できるとあり、「日頃から五社英雄監督の映画が好きでという話をずっとしていて、五社、五社言っててよかったなと思いまして、夢が叶いました」と喜びを露わにする友近。

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上映後の舞台挨拶とあって、安達祐実さんと津田寛治さんとの濡れ場シーンの話題になると、豊島監督は津田さんの演技に「あんな舐めるとは思わないわけですよ。もうちょっと上品な感じでやるのかなと思ったら......津田ショックですね(笑)」と振り返ります。
相手役の安達さんは「想像以上にアクロバティックなシーンだったので、結構運動だな、スポーツだな」と思いながらも、そうした津田ショックに乗せられて、役に集中できたとか。
MCの伊藤さとりさんから「怖くなかったですか?」と訊かれると、安達さんは「あの...、面白かったです(笑)」と笑みをこぼします。

当の津田さんは、豊島監督から「乳首をつねってくれ。とにかくつねって欲しいんです」といった演出を受けていたと明かし、津田さんが監督相手に乳首をつねる練習もしたそうで、その現場を見た安達さんは「監督をアレしてる津田さんが面白くて、次は私がアレされるんだなって思いながら、勉強させていただきました(笑)」と楽しげに振り返ります。

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そんな濡れ場シーンに立ち会うことはなく、残念とする友近でしたが、安達さんについて、「生々しいすっぴんに近い化粧がすごく色っぽいんですよね。とにかく、かわいらしくて。おばちゃん、よく言うことですけど、お人形さんみたいな顔をしてるというか、すごいきれいでしたね」とウットリした様子。
子供たちを相手に話す朝礼シーンについては、「この子供たち、意味わかってんのかな。借金のかたに親に売られてとかわかってるのかな」「そういう世界が昔、本当にあったということなので、すごい世界観だな」といった感慨にふけながら撮影をしていたそうです。

自身の役作りについて、茅園子さんや佐々木すみ江さん、園佳也子さんら往年の女優の名を挙げ、「いろんな方を想像して、宿れ宿れと思いながら」演じていたと明かす友近。

さらに豊島監督から、テストより本番の方が「1.2倍から2倍くらいよくなる」との指摘を受けると、「リハーサルでも力出してやらないかんなと思ってるし、出してるつもりなんですけど、"やっぱり本番になったら変わるよな、芸人って"みたいな、よく芸人の間で話しますね」と芸人の職業病とも言える演技法(?)を吐露します。

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ちなみに、冒頭、津田さんは映画のタイトルを言い間違い、 「一番の津田ショックは、題名を間違えたところ」と淵上さんがいじりはじめ、「そこ引っ張るか?(笑)もう忘れろ。俺は忘れた」(津田)、「あれはショックだったよね(笑)」(豊島監督)といったやりとりでも笑いが起きていました。

最後に「この映画が純粋にみなさんの心に残ったり、刺さったりして、こう広がっていけばいいなと願っています」と安達さんが締め、映画の演出にちなんで、桜吹雪の中を降壇しました。

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映画『花宵道中』は、本日11月8日(土)より、テアトル新宿ほか全国ロードショー
詳細は公式サイト(http://hanayoidouchu.com/)でご確認ください。


【友近】