「コボちゃん」作者の植田まさし先生も大絶賛!! 銀シャリ・鰻和弘の初著書『どう使うねん』発売記念イベント
12月11日（木）、大阪・ジュンク堂書店千日前店にて、銀シャリ・鰻和弘の初の著書となる『どう使うねん』（竹書房・刊）発売記念イベントが開催されました。
同作は、これまで銀シャリ・鰻がTwitterなどで書きためてきたイラストネタから厳選したネタを大幅に加筆・修正し、さらに書き下ろしも多数加えた、77ネタ収録の渾身の一冊。たとえば、同書のタイトルにもなっている「どう使うねん」と書かれたページをめくると、「胃」と書かれた塗り薬のイラストが描かれており......、まさに「どう使うねん」......といった面白ネタ満載の一コマ漫画集です。
なんとあの『コボちゃん』で有名な漫画家・植田まさし先生が、「漫才師と漫画家の二刀流でいけるぞ!!」と太鼓判を押す程、ネタの面白さはもちろん、マンガの画力もなかなかのもの。
イベント会場となった、ジュンク堂書店千日前店のカフェスペースは、本を購入した約40名のお客さんで満杯。
集まったお客さんが待つ中、いよいよ銀シャリ・鰻がおなじみの青ジャケット姿で登場しました。大きな拍手で迎えられる中、早速、本の紹介を兼ねて、フリップを使ったネタ紹介が行われます。
同書に収録されたネタが、鰻自身の解説付きで次々と披露されるなか、お客さんは笑いながらもじっと食い入るようにフリップを見つめています。
カフェスペースならではのお客さんとの距離の近さもあり、徐々に会場も温まっていきます。
一通りの書籍紹介が終わった後は、鰻からお客さんにスペシャルプレゼントが！
なんとこの日のために、鰻が知り合いの工場に５日間にわたって通い自作したという、「世界にひとつしかない」（鰻・談）フィギュアのプレゼント大会が開催されました。
お披露目された特製フィギュアは、「どう使うねん」にも掲載されている「りんご犬」という、真っ赤なりんごに可愛い顔が描かれたキャラクター。
鰻による、「欲しい人、います？」という控えめな問いかけに、お客さん全員が手を挙げると、鰻は「じゃあどうやって決めようかな」と当選者選びの方法を考え出しました。
通常なら、ジャンケン大会や抽選がオーソドックスなところですが、鰻は違う方法をしばらく考え込んだあとに、「そうだ、みなさん今日本を買っていただいたということは、財布を持っていますよね？」と問いかけます。お客さんが頷くと、鰻は「みなさん、財布を出してください」とお願いし、方法を発表しました。
「この中で百円玉を一番多く持っている人！」
お客さんは驚きながらも、真剣に財布を覗き込んで小銭を数え始めます。百円玉を1枚だけ持っている人から徐々に手を挙げていってもらい、9枚の百円玉を持っていたお客さんが手を挙げたところで、プレゼント当選者決定！ 当選したお客さんは手作りフィギアを手にして、満面の笑みを見せていました。
こうして終始アットホームな雰囲気でトークショーは終了し、サイン会へ。ここからはサイン会のみ参加のお客さんも加わり、50人以上の長い列が続きます。
みなさん、鰻さんが漫画本を出したかったことを知っていたようで、まるで自分の夢が叶ったように喜びながら会話を交わしていました。サインを描いている間中、「おめでとう」、「ありがとう」と、温かな交流がたくさん見られたサイン会。まさに銀シャリ・鰻の「漫画家デビュー記念」といえる一コマでした。
『どう使うねん』鰻和弘・著（竹書房・刊／定価1200円＋税）は、全国書店・ネット書店で絶賛発売中です。
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