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2011年3月

2011年3月20日 (日)

【ライブレポート】芸人とファンが触れ合う「よしもとファン感謝祭」開催!

3月14日、「よしもとファン感謝祭~友の会×マンスリー×見ホーダイ 会員限定ライブ」が京橋花月で行われました。

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この日のお客さんは、よしもと友の会プレミアムメンバー、マンスリーよしもと購読者、よしもと見ホーダイ会員といった、いつもよしもとの芸人を応援してくださっているファンの皆さん。日ごろの感謝をこめて、恩返しをしよう! という会員限定ライブです。
この日の出演メンバーは、MCのたむらけんじと宇都宮まき、そしてカナリア、銀シャリ、桜 稲垣早希、スリムクラブ、楽しんご、チーモンチョーチュウ、天竺鼠と、大阪と東京の芸人が京橋花月に大集合しました。

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ライブは、オープニングからさっそくスペシャル企画。
普段は劇場内での撮影は禁止されていますが、この日だけは撮影OK!
登場時、ひときわ大きな歓声が上がったのは楽しんご。ギャグの「ラブ注入」や、「新羽田国際空港」などの決めポーズで、大サービスしていました。
天竺鼠は、川原が珍しく愛嬌たっぷりのダブルピースで登場。仲良く肩を組んで登場した銀シャリ。スリムクラブは、内間が楽屋にあったカツラをかぶって登場。桜 稲垣早希は、さすが写真集を出しただけあり、たくさんのキュートなポーズを決めていました。カナリアは、シャッターチャンスのときにボン溝黒が動きまくり、宇都宮まきに「動きすぎ!」とツッコまれるひと幕も。交通事情により10分遅れで登場したチーモンチョーチュウも決めポーズ。それぞれ、思い思いのポージングでお客さんのシャッターに応えていました。

続いては、お客さんと出演メンバーとの記念撮影!
しかも、写真はライブ終了後にお客さん全員にプレゼントされます。

大盛り上がりのオープニングを終えて、続いては「ファン感謝祭アンケートトーク」。開演直前に、お客さんから募集した芸人への質問や要望に、出演メンバーが答えるというもの。
楽しんごへの「今日の出演メンバーの中で、誰が一番タイプ?」という質問に、「天竺鼠の川原さん」と答えた楽しんご。理由は、「楽屋ですごくかまってくれて、まるでお兄ちゃんみたいだから」だそうです。せっかくなので、天竺鼠・川原に得意のリンパマッサージをすることに。マッサージの最中、上着を脱ぎ出す楽しんごに、「なんで脱ぐねん!」と川原が鋭いツッコミを入れていました。カナリア・ボン溝黒へは「ボンちゃんの髪の毛は、どうやって洗うんですか?」という質問が。「意外と、少量のシャンプーで泡立つ」という回答以上に、あのヘアースタイルは、実は天然パーマということに客席は騒然! さらに、新宿を歩いていたとき、巣と間違えられたのか、カラスにチクワを髪の毛の中に埋め込まれたという、信じられないエピソードを披露していました。チーモンチョーチュウ・白井には、「何を考えているのかわからない」という意見が。菊池の「相方の僕でさえ、何を考えてるのかわからない」という言葉を受けて、白井は「逆に、みんなは何を考えてるんですか?」と困惑していました。桜 稲垣早希は、『ロケみつ』(毎日放送)の裏話を披露。芸人たちの素顔が垣間見えるトークが盛りだくさんでした。

続いてのコーナーは、ゲーム対決「借り人競争」。カナリアチームと桜 稲垣早希チームの2チームに分かれて、テーマに沿って、条件に合いそうなお客さんを、客席から連れてくるというもの。
初めのテーマは「メンチ切り対決」。カナリアチームからはスリムクラブ・真栄田が、桜 稲垣早希チームからは天竺鼠・瀬下が客席に降りて、メンチを切るのが上手そうなお客さんを舞台に上げて、メンチ切り担当の芸人と対決。先に目をそらしたほうが負けです。カナリアチームのスリムクラブ・内間とお客さんとのメンチ切り対決は、制限時間の1分を過ぎても勝負が付かないというし烈な戦いに。「あんましメンチを切ったことない」と言ったのに選ばれた、桜 稲垣早希チームの銀シャリ・鰻は、たった20秒でお客さんに負けていました。さらに「所持金対決」、「マシュマロキャッチ対決」、「ガマン強い人対決」と、さまざまなゲーム対決が。芸人とお客さんが直接ふれあう、わきあいあいとしたひとときでした。そして、ゲームに参加してくれたお客さんには、メンバー全員の寄せ書きサイン色紙やシールが贈られました。

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さらに、来てくださったお客さん全員に、オープニングで記念撮影した写真、絵が得意な桜 稲垣早希が描いた出演メンバーの似顔絵が描かれたカードがプレゼントされました。
大盛り上がりで幕を閉じた、ファン感謝祭。
これからも、よしもと芸人の応援をよろしくお願いします!

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【たむらけんじ】【宇都宮まき】【カナリア】【銀シャリ】【桜 稲垣早希】【スリムクラブ】【楽しんご】【チーモンチョーチュウ】【天竺鼠】

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2011年3月19日 (土)

「沖縄国際映画祭」鑑賞の方に「Yell Tシャツ」先着プレゼント

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「私たちにも、できることがきっとあるYell,Lauh&Peace」――この沖縄国際映画祭を開催するにあたって私たちが込めたメッセージをTシャツのかたちにしました。
TシャツにプリントされたこのメッセージをYell(エール)として、全国に伝えられればと思います。

そこで22日より本映画祭において有料で上映作品をご鑑賞いただいた皆様、先着2万名様に、この「YellTシャツ」を差し上げます。
引き換えは、有料チケットの半券を、沖縄コンベンションセンターで開催しております「沖縄コンテンツランド」特設ブース及び桜坂劇場特設ブースまでお持ちください。半券とTシャツを引き換えさせていただきます。

サイズ、数に限りがございます。なくなり次第終了とさせていただきます、ご了承ください。

公式HP
http://www.oimf.jp/jp/

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2011年3月18日 (金)

沖縄国際映画祭オープニングイベント「漫才ギャング」を生配信

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本日、第3回沖縄国際映画祭一番最初のプログラムとして、期待の新作映画品川ヒロシがおくる監督第二弾、豪華キャスト&芸人が終結した痛快青春エンターテインメント「漫才ギャング」のイベントを行いました。

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そのイベントの様子を22:30よりUSTREAMで録画配信します。

そして本日沖縄国際映画祭の生配信をご覧いただけるページが立ち上がりました!

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沖縄国際映画祭の会場の様子をリアルタイムに盛り上げる、Twitterとインターネット生配信(ニコニコ動画、Ustream,Yahoo! JAPAN)を使ったサービス「LIVE!@沖縄国際映画祭」!
会場の各イベントの様子をライブでお届けいたします。あなたも映画祭に参加しよう!

まずは、本日22:30配信の映画祭のオープニングを飾るイベントをこちらから是非ご覧ください!

LIVE!@沖縄国際映画祭(PCサイト)
http://tweet.yoshimoto.co.jp/oimf/index.php

沖縄国際映画祭公式HP
http://www.oimf.jp/jp

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「S-1グランドチャンピオン2011」開催延期のお知らせ

2011年3月26日(土)に第3回沖縄国際映画祭にて予定しておりました「S(エス)-1(ワン)バトル」の最終決戦「S-1グランドチャンピオン2011」につきまして、東北地方太平洋沖地震および長野県北部の地震に伴う社会情勢を鑑み、開催を延期させていただくことになりました。

開催日程などについては、決まり次第改めてご案内させていただきます。

2011年3月17日 (木)

舞台「NGワードライフ」に関してのお知らせ

弊社所属タレント今田耕司の主演舞台「NGワードライフ」(作・演出 鈴木おさむ)は、本年3月19日から21日まで本多劇場(東京都)にて公演予定でしたが、この度の「東北地方太平洋沖地震」における、当該地区の電力供給状況と、それにともなう公共交通機関への影響ほか、諸条件を併せみた結果、本公演を延期させていただくこととなりました。
本公演を楽しみにしていただいた皆様、また、本公演にご協力いただきました関係者の皆様には多大なご迷惑をお掛けすることをお詫び申し上げます。

なお、延期後の公演日程は未定のため、本公演のチケットについては、所定の手続きにより払い戻しをさせていただきます。以下をご参照願います。

● 3月11日以降の公演で、開催中止となった公演のチケットをお持ちのお客様、
または地震の影響で来場が困難になったチケットをお持ちのお客様について、払戻しまたは公演振替を行います。詳細な日程や方法につきましては、定まり次第、追ってチケットよしもとサイトでお知らせさせていただきます。(3月末頃には詳細をご案内できる見込みです)
<中止が決定している公演はこちら>
http://ent-yoshimoto.pia.jp/info/info-110311.html
<本件に関するお問い合わせ>
チケットよしもとインフォメーション (10:00~19:00) 電話 0570-036-912

<現在予定している中止公演チケットの対応方法>
【1】チケットの払戻し
【2】公演の振り替え
【3】チケット代金の寄付
 ※上記の対応方法は変更となる場合がございます。
誠意準備中ですので、詳細発表まで今しばらくお待ちいただきますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

コメント

「今回残念ながら、本公演を中止させていただくことになりました。
楽しみにしていたみなさまには大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
今回の判断については、キャスト、スタッフ一同でよくよく話し合った結果です。
当日の公演を楽しみにしていたみなさまにはご理解いただければ幸いです。
みなさまには、今後必ず同じスタッフ、キャスト、内容で、今回見ていただくはずだった『NGワードライフ』をお見せする機会を作りたいと思います。
勝手な言い分で大変申し訳ございませんが、どうかそれまで待っていただけたら嬉しいです。
最後になりましたが、今回の震災にてお亡くなりになられた方に心からご冥福をお祈りいたします。そして、現在も被災地におられるみなさま、自衛隊や警察のみなさま、原発の復旧作業に入っておられるみなさまほか、現地で救助・捜索につとめているみなさま、本当に大変だと思いますが、こちらでもできる限り協力できればと思いますので、みなさまもお身体に気をつけて頑張ってください」

                                                  今田耕司

2011年3月16日 (水)

東北地方太平洋沖地震の影響で中止となった公演のチケットについて

3月11日以降の公演で、開催中止となった公演のチケットをお持ちのお客様、または地震の影響で来場が困難になったチケットをお持ちのお客様について、払戻しまたは公演振替を行います。

また、ご希望のお客様には、チケット代金を「東北地方太平洋沖地震」の義援金として寄付させていただく方法も現在準備中です。

詳細な日程や方法につきましては、定まり次第追って当ページでお知らせさせていただきます。
(3月末頃には詳細をご案内できる見込みです)

<中止が決定している公演はこちら>
http://ent-yoshimoto.pia.jp/info/info-110311.html

<本件に関するお問い合わせ>
チケットよしもとインフォメーション (10:00~19:00)
0570-036-912

<現在予定している中止公演チケットの対応方法>
【1】チケットの払戻し
【2】公演の振り替え(よしもとの劇場公演のみ対象)
【3】チケット代金の寄付
 ※上記の対応方法は変更となる場合がございます。

誠意準備中ですので、詳細発表まで今しばらくお待ちいただきますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

間寛平が宿毛市民栄誉賞を受賞! 被災地へエールも!

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3月16日(水)、弊社東京本部にて行われた宿毛市民栄誉賞授与式に間寛平、中西清二宿毛市長が出席しました。
こちらは、寛平が約2年2ヵ月をかけて完走したアースマラソンを讃え、生まれ故郷である高知県宿毛市から贈られたもの。生まれ故郷である高知県宿毛市の市表彰条例を2月7日(月)に改正し、「特別表彰」の項目を新たに加えられたことにより、寛平が表彰者第1号となりました。

中西市長は「大きな災害はあり、日本国中が悲しみにくれているところ、このような機会をいただきありがとうございます。このたび、寛平さんの偉業を讃えようと今までになかった賞を2月に設立し、この賞をお渡しすることとなりました」とコメント。

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中西市長より、珊瑚で作られた表彰状や寛平が描かれた絵などを受けた寛平は「本当に恐縮です。宿毛市には小学校6年の夏休みまで住んでいまして、親父の仕事の関係で大阪に転校して学生時代を送り、吉本に入ってアースマラソンを完走しました」と喜びを語りながらも、「この度は大変なことになりました。僕も阪神・淡路大震災で大変な目に遭いました。東北の方が大変で、どうしていいかわからないと思っているのはわかります。僕も経験したので」と、東日本大震災の被災者を気遣いました。

授与式終了後の囲み取材で、宿毛市の思い出を訊かれた寛平。
「僕は宿毛市からだいぶ離れた山奥に住んでいたんですけど、近くに山田川っていうキレイな川があって遊んでいました。あとは、蘭の花を獲りに山へ行ったり……日が暮れるまで探していました」と、懐かしそうに当時を振り返ります。

アースマラソンで海外へ滞在中に高知県が坂本龍馬で盛り上がったことを話題として、「盛り上がったんでしょ? 高知。(日本に)帰ったら、“すごかったわ、龍馬。でも寛平ちゃんもすごかった”って言ってもらいました」と寛平。
“吉本新喜劇で龍馬役をやっては?”という記者の方の意見に、「あぁ、そうですね。でも、僕がやったらすぐやられたり、何言うてるかわからへん坂本龍馬になりますよ」と笑顔で応えました。

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東日本大震災で全国が悲しみに暮れているなか、授与式に踏み切った理由として、中西市長は「寛平さんは夢と希望を与える職業に就かれています。こんな時だからこそ、寛平さんに受賞していただきたいと思いました」と、力強く語られました。

また、寛平は自身の阪神・淡路大震災での被災経験から、「ボランティアに行きたいっていう人もいると思うけれど、迷惑がかかることがあるんですよ。被災地を観に来る人とかいるでしょう? それで道が混んだりするから避けていただいて、物資が届くようにしてほしい」と切実に訴えます。
復興した際には、被災地で吉本新喜劇を無料で開催したいという思いも語り、「僕が被災した時は1月で寒かったけど、(東北は)もっと寒い……気持ちはようわかります。一緒になって温め合ってほしい。声を掛け合って復興に向けて頑張ってください」と声援を送りました。

●芸人顔検索 間寛平
http://search.yoshimoto.co.jp/#/r/s=w=1523/r=703

【間寛平】

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2011年3月15日 (火)

品川でも東北地方太平洋沖地震の募金活動を実施!

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3月15日(火)、よしもとプリンスシアター近くの京急ショッピングプラザ ウィング高輪のセンターコートにて、COWCOW山田與志、くまだまさし、しずる、タカダ・コーポレーション大貫さんらが、東北地方太平洋沖地震の募金活動を行いました。

「募金を宜しくお願いします!」と芸人たちが声を挙げるたびに、多くの方が活動にご協力くださいます。その中には幼いお子さんやお年を召した方、海外の方も多く見受けられました。

本日、品川プリンスホテル内の各施設が休業していることもあり、京急ショッピングプラザ高輪様の許可をいただき、人通りの多いセンターコートにて活動いたしました。今後は、よしもとプリンスシアターでも随時行う予定です。

一人でも多くご協力いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。

COWCOW山田與志のコメント
「やるしかないでしょう!ということで、参加させていただきました。今回、被害に遭われた地域は『週末よしもと』で僕らを迎え入れてくれたところです。今はいろんな状況でしょうが、また僕らが漫才やコントをしに行きます。どうか頑張ってください!」

しずる池田のコメント
「一人でも多くの方に、募金へご協力いただきたいです。宜しくお願いします」

【COWCOW】【山田與志】【くまだまさし】【しずる】【タカダ・コーポレーション】【大貫さん】

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よしもと芸人が東西の劇場で東北地方太平洋沖地震への募金を呼びかけ!

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 3月11日(金)14時46分ごろ、東日本を襲った東北地方太平洋沖地震は、M9.0を記録し、停電や火災、津波などの被害がいまも拡大しています。弊社においては、「困難に立ち向かう被災地の皆さんのため、何かお役に立てることをしたい」という思いのもと、東西の劇場で募金活動を行うことになりました。
 活動初日となった3月15日(火)、なんばグランド花月前には、昼12時からあべこうじ、女と男ら芸人や社員が続々と集合。それぞれがボードや募金箱を手に、道行く人たちへ元気な声で精一杯、募金をお願いしました。出番の前後などを利用し、入れ替わり立ち替わり、さまざまな芸人たちが加わっていきます。12時40分ごろに笑福亭仁鶴、さらに12時50分ごろに中田カウス・ボタンも加わり、ベテラン芸人と若手、さらに社員が一つになっての呼びかけに、通りがかった皆さん、劇場を訪れた皆さんから多くの募金をいただきました。
 仁鶴は、「被災されたご当地の方は懸命に頑張っておられます。そんな皆さんのために、吉本社員ならびによしもと芸人一同が、微力ながら一丸となって募金運動に協力させていただければ」とコメント。列を作って募金に協力してくださる皆さんの姿に、「一人ずつ、目を見て、握手をさせていただきながら、皆さんの災害の意識の強さを実感しました」と、胸を熱くしていました。
 また、カウスは、「小さなお子さんからも、言葉では言い表せないぐらいの大きな気持ちが伝わってきた。僕たちはお客さんの前に出るのが仕事なので、小さなことからでも率先して始めることが大切」と強い決意を表明。ボタンも、「こんな人通りの中で本当にありがとう。皆さんの『何か協力できたら』という気持ちが直接伝わってきて、本当にありがたかった」と、関西の皆さんの心遣いに感激していました。

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 なんばグランド花月には、ほかにも吉本新喜劇メンバーや坂田利夫、大木こだま、シンクタンクら多くの芸人が集まり、活動を展開。さらに京橋花月ではランディーズ・中川、すっちーら、東京の神保町花月ではLLR、ミルククラウンら、ヨシモト∞ホールでははんにゃ・金田、パンサー、御茶ノ水男子ら、品川よしもとプリンスシアターではCOWCOW山田よし、くまだまさし、しずる、ハリセンボンらが参加して同様に募金を呼びかけました。観劇に来られた皆さんが、思い立ったらすぐご協力・ご参加いただけるよう、なんば5upよしもと、ヨシモト∞ホールOSAKAを含む全劇場館内にもそれぞれ募金箱を設置しております。
 弊社では、今後も継続して、募金活動を行って行く予定です。お近くを通られる際、劇場に来ていただいた際は、ぜひとも皆さんの温かいご協力をお願いいたします!

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「東北地方太平洋沖地震」に関する弊社の思いと取り組みについて

 この度の「東北地方太平洋沖地震」被災者のみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。


 被災者のみなさま、被災地の様子を伝える映像やニュースを目にするたび、かつてない大地震に見舞われたこのような緊急時においても、気丈に現状に向き合い、周りの方々と支え合いながら、心をひとつにし、困難に立ち向かっていらっしゃる被災地の方々の姿に胸をうたれ、同じ日本に住まうものとして誇りに思い、「なにかお役に立てることをしたい」という強い思いで胸が熱くなります。

 私たちは、創業100周年という節目の時期を間近に控え、「笑いを通じて心のインフラを作りだしていきたい」、「人と人とのつながりで日本を変えていきたい」という思いで動き出しておりました。このような中、この度の未曾有の災害を目の当たりにして、決して傍観者ではいられない思いでいっぱいになっております。

 私たちにできることは、「お笑い」や「エンターテイメント」といわれる分野の仕事だけです。しかし、私たちは、普段であれば娯楽としか捉えられることのない「お笑い」や「エンターテイメント」で、一体、何ができるのか、今回の危機に直面して、あらためて真剣に考えました。
 このような時期に、「お笑い」に何ができるのか、「お笑い」のイベントを行うこと自体が不謹慎だとお考えになる方がいらっしゃることは覚悟しております。しかし、「笑い」というものは、元来、人を思いやり、支え合うという気持から生まれるものであり、一人一人が誰かと「つながっている」こと、誰かが「そこにいてくれる」という実感を分かち合うことで伝わっていくものであり、それは、「生きていく意欲の交換」でもあると、私たちは信じています。
 私たちは、これまでの100年も、これからの100年も、そうあり続けたいと願い、行動することを決意いたしました。

 今後も、これまで以上の思いをもって、メディア出演や公演などの活動を通して、みなさまに「笑い」と「心のつながり」を提供していきたいと考えております。
 その第一歩として、3月18日より開幕予定の「第3回沖縄国際映画祭」については、被災者のみなさまへのチャリティーを大きな柱に据えた上で、予定通り実施します。同映画祭においては、被災地への募金活動をはじめとしたチャリティーを実施させていただきますが、一番の大きな目的は、被災地から遠く離れた沖縄の地から、被災者のみなさまのもとへ、地元沖縄のみなさまや国内外の出演者・関係者からの数多くの「心のつながり」と「エール」をお届けすることです。

 公演やイベントの実施、特に、「沖縄国際映画祭」というような、お祭り的色彩の濃いイベントについては、開催を自粛するべきだというご批判が寄せられるかもしれません。社内でも様々な意見がありました。確かに、これまでの例に倣えば、このような事態にあたっては開催を自粛することがひとつの考えといえますし、企業である私たちにとっては、中止することが簡単な選択であるのかもしれません。
 吉本興業の先人たちは、関東大震災や戦争などで傷ついた方々への救援のため、先頭を切って現地に飛び、困難に立ち向かう活力を支える様々な活動をしてまいりました。しかしながら、1995年に発生した阪神・淡路大震災の折には、私たちは、ただただ、劇場公演の中止、イベントの自粛、テレビ出演の自粛等をするのみで、あとは、所属タレントが個々にボランティア活動を行っているだけの、本当に無力な存在になってしまいました。私たちとしては、このような状況に忸怩たる思いを抱いておりました。今度こそ、「自粛する」ことではなく、「行動する」ことで、私たちなりに被災者のみなさまの力になりたいという気持ちでいっぱいです。

 「笑い」のあるところには、必ず、希望が生まれます。
 「こんなときにあほやな」「考えなしやな」と言われるかもしれませんが、わたしたちは、こんなときだからこそ、希望に光を当てていきたいと真剣に願っております。
 
 私たちはみなさまの笑顔に育てられてきた「笑い」の会社です。
 
 

 
 弊社グループ一同、被災者の方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、一刻も早い被災地の復興をお祈りいたします。そのための一助となれることを、切に願っております。
 

吉本興業株式会社 代表取締役
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吉本興業グループ所属タレント一同
吉本興業グループ社員一同