6月12日(日)、東京・ヨシモト∞ホールにて『芸人2』の問5発表会が行われ、麒麟、チーモンチョーチュウが出演しました。
『芸人2』とは、職業、性別、年齢問わず、誰しもがよしもと所属のプロ芸人となれる市民芸人発掘プロジェクトのこと。合格者には認定書と名刺が贈呈されるほか、よしもとからお仕事を依頼したり、雑誌の連載を持つことができたりと、さまざまな特典があります。
開口一番、Ustreamを「ユーストリーミュ」と噛んでしまったチーモンチョーチュウ・菊地は、「滑舌が悪すぎる!」と自身を一喝。その後、「どうもこんちにはー」と気の抜けた挨拶をしたのは、チーモンチョーチュウ・白井。そんな2人に「どっちかでええから、どっしりと構えてくれへん?」と、麒麟・川島からツッコミが入ります。
問5のお題は、「6月28日発売の『SPA!』。表紙をめくったら爆笑。どんなページ?」というもの。画を描いたり、色を塗ったりという視覚へのインパクトも重要な難題ながらも、優秀な作品は大人気雑誌『SPA!』の表2(表紙の裏ページ)を飾ることができるというスペシャルな特典付きということもあり、450通を超える応募があったそうです。
川島が、今回の『芸人2』紹介&お題のナレーションを担当していることを知らなかった相方・田村。「金目当て」と言わんばかりに、親指と人差し指で丸を作って客席にアピールします。そんな様を見た川島は「金なんてもらってない! ルミネの漫才終わりに連れて行かれて、“これを読んでください”と言われただけ」と反論します。
発表を前に、『SPA!』編集長の渡辺超さんが登場。「ナマモノ独特の野趣溢れる危険なネタがあればいいなと思っています」と、作品への期待を語ってくださいました。
トップバッターの作品に登場したのは、オモロー山下。「後輩からはなんとも言いにくい」と口ごもる川島に対し、「(山下を)目指さないといけなんですか?」と渡辺編集長がバッサリ。
その後も、くまだまさし、大西ライオンなどインパクトのあるピン芸人や、ほんこん、千原兄弟・せいじ、アジアン・隅田といった『マンスリーよしもとplus』の人気企画「よしもと男前&ぶちゃいくランキング」で一度はトップ10にランクインした芸人などをもじった作品が続きます。
バッファロー吾郎、南海キャンディーズ・山里などのメガネ芸人をもじった作品での「山ちゃん、実はレーシック手術をしているから、レンズが入ってない」という田村の発言には、観客から驚きの声を挙がっていました。
合計20作品を紹介後、『芸人2』合格者を決定すべく、渡辺編集長と麒麟は審議に入ります。その間、チーモンチョーチュウがプロの芸人による回答を観ることになったのですが、野性爆弾・川島の奔放な作品に笑いが止まらなくなる白井でした。
審議の結果、『芸人2』には5名が合格。6月28日(火)発売の『SPA!』の表2には、東京都の目黒ックさんによるサバンナ・八木のギャグを用いた作品が決定しました!
渡辺編集長は「雑誌を作っていると、ページを雑に作ってみたくなる。これだけ白い部分が多いページを作ったことはないし、こんなページを作る雑誌はない」と、目黒ックさんの作品を評価。「しかも、これだと爪切り用にも使える」と、『芸人2』に合格した静岡県の駿河屋陽さんの「爪切り用」という作品にも触れながら、「新しい雑誌の使い方なのでは」と作品の感想を語ってくださいました。
次回の問6のお題は「もらってもうれしくないポケットティッシュ。なんて書いてある?」。本日より回答を募集し、『芸人2』合格者は問5同様、雑誌『SPA!』の表2を飾れるほか、今回はなんとポケットティッシュ化して、街中での配布が予定されています。また、お題は未定の問7では、なんとMBSラジオとコラボレーションが決定! あまりの好待遇に、田村は「なんやねん!『芸人2』!」と嫉妬を露にしていました。
発表後のマスコミ会見で、報道陣より「問6の模範解答を見せてほしい」と言われた麒麟とチーモンチョーチュウ。
「“要返却”と書いてある」(川島)「びちょびちょに濡れている」(菊地)「使用済み」(白井)と答えていくなか、ずっと黙っている田村。「たむちゃんはないの?」と川島に振られ、「えーっと……」と目を泳がせながら絞り出した答えは「このポケットティッシュはどこから空けても空きません」。相方の答えに「悲しい。(カメラの)シャッター音だけが聞こえた」と嘆く川島でした。
『芸人2』問6の回答は、6月12日(日)から7月7日(木)まで募集中です。皆さん、ふるってご応募ください!
芸人2
公式サイト:http://geinin2.jp/
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