本日10月13日(木)、新宿バルト9にて『クロサワ映画2011~笑いにできない恋がある~』のプレミア上映が行われ、主演の森三中・黒沢かずこをはじめ、出演者の椿鬼奴、光浦靖子さん、大久保佳代子さん、コン・テユさん、イ・テガンさん、そして渡辺琢監督が出席しました。
女芸人のリアルな恋模様を描き大反響を呼んだ前作に続き、シリーズ二作目となる本作は、女芸人たちのクリスマス・イブをテーマに物語が展開されます。それにちなんで、本日のイベントには女性陣がモテカワサンタ、男性陣がタキシード姿で登場し、それぞれクリスマスに叶えたい願い事を短冊に書いて発表しました。
“味方、家族が欲しい”と書いた黒沢は、「マツコ・デラックスさんが、自分のためだけに生きるのは限界があるっておっしゃってたんで、早く私も誰かのために生きてみたいなと思います」と、哀愁漂うコメントを。
続く鬼奴は、「福岡で本場のモツ鍋が食べたい」との理由で“クロサワ映画2011のプロモーションでたくさん地方に行けますように”、光浦さんは、“クリスマスには仕事が入りますように”、大久保さんは“私の欲望すべてを受け入れてくれる大きな男が現れますように”と、それぞれ切実な願いを短冊に込めていました。
そんな女性陣を見かねたのか、渡辺監督は“黒沢さん、鬼奴さん、光浦さん、大久保さんにいつの日か本当の幸せが訪れますように”と、フォロー。
さらに、本作で大久保さんとのキスシーンを経験したイさんの“大久保さんと本当にキスができるように”という願い事に、会場は大いに盛り上がりました。しかし、イさんの「監督さんと打ち合わせして、これくらい書いておけば大久保さんが喜ぶだろうと思って」という告白によって、この願い事はイさんと監督によって仕組まれたものだったことが発覚。大久保さんは「責任とってもらいます!」と、憤慨していました。
そんな中、コンさんは「“クロサワ映画大ヒット”、日本で大ヒットして、韓国でもぜひ上映できたら」という願い事でしっかりと映画をPR。それぞれ短冊を会場中央に設置されたクリスマスツリーに飾り、成就を願いました。
続いて、映画の上映前に場内で行われた舞台挨拶では、撮影の裏話や恋にまつわるガールズトークでひと盛り上がり。
「前作に続き、アンニュイを担当しております」と自己紹介した鬼奴が、「ビールの飲めるシーンは全力でやらせて頂いています。映画の予算ってすごいんですよね、生ビールが出るっていうのが大変うれしかったです!」と興奮気味に語れば、光浦さんは「本当は自由奔放な私なんですが、この映画では抑制・理性を担当しました。その違和感をお楽しみください」とアピール。
大久保さんは、ここでも大注目のイさんとのキスシーンの話題に触れ、「今日は“キスしたくなるグロス”をつけてきました」と、戦闘モード全開であることを明かしました。
そんな中、コンさんは映画の見どころについて「黒沢さんのチェ・ジウに負けない泣きの芝居です。黒沢さん、可愛かったですよ」とコメント。さらに、「クロサワ映画で見る黒沢さんはものすごく可愛く見える。すべての女性の方が共感する表情をされるので、黒沢さんの相手をしながら世の中のすべての女性を間近で見せてもらって、ときめきました」とベタ褒め。
紳士的なコンさんの言葉に大喜びする黒沢でしたが、そんな彼女にさらに嬉しいサプライズが!なんと10月17日に33歳の誕生日を迎える黒沢に、イさんとコンさんからハッピーバースデイの歌と花束が贈られたのです。この韓国式サプライズに黒沢は、「悪い気しないですねぇ~。日本のドッキリはイヤです!」と、すっかりメロメロの様子でした。
イベントは終始笑顔が絶えないまま進行し、渡辺監督は「4人の彼氏いない歴を足すと66年になる。せめて映画の中では幸せになってもらいたいと思ってこの映画を作りました。芸人としては売れましたが、女としては売れ残ったこの4人の生き様の凄さを見てください」と、本作への思いを。
『クロサワ映画2011』は、11月26日(土)より新宿バルト9他全国で公開となりますので、ぜひ女芸人たちのキュートな姿を見届けに来てください!
●作品情報
『クロサワ映画2011~笑いにできない恋がある~』
11月26日(土)より新宿バルト9他全国ロードショー
監督:渡辺琢 脚本:石原健次
出演:黒沢かずこ/コン・テユ/椿鬼奴/光浦靖子/大久保佳代子/イ・テガン/他