よしもとニュースセンター

９月９日（日）、千葉・生命の森リゾートにて『LAUGH SPORTS FES 2012 in CHIBA～よしもと若手“ほぼ”オールスターズ大運動会～』が開催されました。

よしもと芸人による大規模な運動会は、2009年に東京・駒沢オリンピック公園総合運動場の体育館にて行われた『よしもと若手だらけの大運動会!! ～いざ出陣！お笑い戦国時代～』以来、３年ぶり。いわば満を持しての開催ということで、今回は広大な敷地を有する生命の森リゾートへとバージョンアップ！　じゃっかん、都心からのアクセスこそわるくなりましたが、合宿ツアー、バスツアー、当日参加と、約1000人もの方がつめかけ、芸人たちの戦いに熱視線を送ったのでした。

そんな大運動会に参加した芸人は約100名！　佐久間一行率いる、安定感抜群の顔ぶれがそろった『面白いおじさん達』、サカイスト率いる漫才師が中心となった『おしゃべり野郎Aチーム』、ジャングルポケット率いる、すべてがトリオの『情熱トライアングルズ』、エリートヤンキー率いるキラキラ度抜群の『チーム★スーパールーキー!!』の４つに分かれてのチーム対抗戦（チーム詳細は下記）。とはいえ、午前中はさらに混合でチームが組まれて、室内でバスケットボール、屋外ではサッカーという、２ヵ所同時に球技大会が開催されました。

運動会では、普段はなかなか見ることのできない、芸人が持てる運動神経を最大限に発揮する姿がまずは見どころ。

本気の顔で、かつたくさんの華麗なプレーが繰り広げられますが…そこは、やはり芸人。というよりも何より彼ら自身が楽しんでいる様子で、お客さんと一緒に笑い合っている姿が印象的です。たとえば、ボールを追ってたはずが、違うものを掴んでいたり…。

果ては突如、元バスケ部の不良が現れ試合をぶち壊し。しかし、そこに「フォッフォッフォッ」と先生が登場し、場が収められたり…。芸人も観客としてやんやの喝采を送ります。

そしてお昼休憩を挟み、午後に入ってからはグラウンドに一同が集結。こん棒でぐるぐる回る『竜巻リレー』、担いだカゴに離れた場所から放る『遠投玉入れ』など、独自の種目でチーム対抗戦。さらには、お客さんを交えての『借り人電車競争』や『一発逆転！大長縄跳び』で競い合って行きました。

そんな大運動会のラストを飾るのは…回を重ねても、復活しても変わらない、王道『チーム対抗リレー』！　芸人たちは最後の力を振り絞ってのガチ勝負。

いよいよアンカーですが、先頭を爆走するのは……んっ!?

ということで、リレーを見事制した『情熱トライアングルズ』が総合優勝を飾りました！

帰りも芸人たちは、お客さんたちと言葉を交わし、写真撮影にも気軽に応じて、解散。ともに、炎天下のもと一日を走り抜いたお客さんたちが、口々に「来てよかったね」と語り合う姿が、とても印象的でした！　お客さん、そして芸人の方々、おつかれさまでした!!

【チーム編成】
『面白いおじさん達』（リーダー）佐久間一行／イシバシハザマ／犬の心／ガリットチュウ／キャベツ確認中／ギンナナ・菊池／クレオパトラ／ゴールデンボーイズ／こりゃめでてーな／セブンbyセブン／5GAP／ブロードキャスト／ミルククラウン／もう中学生

『おしゃべり野郎Aチーム』（リーダー）サカイスト／井下好井 ／LLR／えんにち／タモンズ／チーモンチョーチュウ／天狗／トレンディエンジェル／トンファー／マキシマムパーパーサム／マヂカルラブリー／ロシアンモンキー／ゆったり感

『情熱トライアングルズ』（リーダー）ジャングルポケット／グランジ／ジューシーズ／ネルソンズ／ニブンノゴ！／パンサー／Bコース／ポテト少年団

『チーム★スーパールーキー!!』（リーダー）エリートヤンキー／インポッシブル／御茶ノ水男子／かたつむり林／ガリバートンネル／シソンヌ／ダイタク／田畑藤本／チョコレートプラネット／バース／ハンマミーヤ一木／ボーイフレンド／町のベーカリーズ／ライス

MC：ポテト少年団・菊地／ロシアンモンキー川口
ベンチリポート：トンファ―山西／ミルククラウン竹内

●『LAUGH SPORTS FES 2012 in CHIBA』公式サイト
http://laugh-sports-fes.laff.jp/

吉本興業では、創業100周年プロジェクトの一環として、今年4月から、月替わり12本のお芝居でその歴史を綴る『吉本百年物語』を、大阪・なんばグランド花月で上演しています。9月9日（日）に幕開けとなる9月公演「焼け跡、青春手帖」では、戦後まもない昭和25年の大阪が舞台に。ひとり吉本に残った花菱アチャコが漫才を超える何かを模索し、引退した名女優・浪花千栄子との出会いを経て、伝説のラジオドラマ『アチャコの青春手帖』を世に送り出すまでを描きます。初日を翌日に控えた9月8日（土）、黒谷友香さん、兵動大樹、ぼんちおさむ、長原成樹、西川かの子が会見を行い、意気込みを語りました。

浪花千栄子を演じる黒谷さんは「『とうとう来たな』ということで、盛り上がって頑張っている最中です」と引き締まった表情。さらに「DVDを見たり、本を読ませていただいたりもしたが、この舞台のなかでは、私なりの浪花さんを演じられたら」と、千栄子役にかける思いを語りました。アチャコ役の兵動は「早いこと稽古が終わったらええのになと思っていたが、いざ明日となると、もうちょっと稽古したかったなという気持ちも」とポツリ。そんなキャストたちの緊張をほぐすべく（？）、元気よくギャグで盛り上げたのは林正之助役のおさむです。勢いあまってストーリーを細部まで紹介しそうになる一幕もありましたが、「舞台で描かれるラジオドラマは、現在の上方演芸界の土台となったもの。それをこのふたり（黒谷さんと兵動）が演じますので、どうぞよろしく」と、最後はしっかりPRしていました。

後に社長となる八田竹男を演じる長原は、「役作りに役立てろ」とおさむから情報を授けられたものの、教えてもらえたのはたったひとつ、「肉吸いの『ちとせ』の先代の同級生や、と」。「その情報だけを聞いて頑張っております！」と笑わせた長原でしたが、おさむからは「やっぱりその情報が生きてるで！」と自信たっぷりに太鼓判を押されていました。「父と母、祖母からよく聞いていた時代のお話だったので、ご縁を感じた」と語ったのは、千栄子を陰で支えるタケ役のかの子。「少し笑っていただける場面も任せていただいたので、明日の初日は汗をダラダラ流しながら頑張っていると思います」と、自らの見せ場を明かしていました。

劇中では実際にラジオドラマを演じる黒谷さんと兵動。兵動によると、黒谷さんは、実際に当時の番組を担当していたBKのスタッフから『浪花さんそのもの』と絶賛されたそう。一方の兵動については「もうちょっと勉強せえとのことで……」。ちなみに演出家の湊裕美子からは、つい先日、満面の笑みで「三合目に来たな」と言われたとか。「嘘でも『六合目』ぐらい言ってほしかった」と肩を落としつつも、「これからどんどん上がっていきます」と気合を入れ直していました。また、芝居のなかにギャグを入れていくのか、ときかれたおさむは、「一応、やらないことにしている。『一応』と書いておいてください。もしやったらすいません！」と思わせぶりな回答をして、周囲からツッこまれていました。

キャストの熱演はもちろん、戦後の焼け跡から力強く復興していく大阪の“息吹”も見どころの9月公演。期間中には公演100日目を迎え、当日は観劇された皆さんに素敵なプレゼントをお贈りする予定です。ぜひお誘い合わせのうえ、足をお運びください！

吉本百年物語 9月公演「焼け跡、青春手帖」
脚本：長川千佳子
演出：湊裕美子
出演：黒谷友香、兵動大樹、ぼんちおさむ、高川裕也、松澤一之、へびいちご、西川かの子ほか
公演日：9月9日（日）～9月30日（日）※9月12・13・17・19・21・23日を除く
開演時間：平日・土曜・祝日19：00（開場18：30）／日曜16：00（開場15：30）
会場：なんばグランド花月
料金：全席指定　1階席6000円　2階席5000円
※チケット好評発売中！
お問い合わせ：チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル　☎0570-036-912（10：00～19：00）
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/

なんばグランド花月では、９月４日（火）より愛知県犬山市を舞台にした吉本新喜劇「犬山城下は大騒ぎ！？」を上演中です。そこで９月８日（土）、なんばグランド花月前広場にて、犬山市名物「鵜飼い」の実演ショーが開催されました。

まずは鵜匠さんが鵜飼いの説明をされます。鵜飼いとは鵜を使って魚を取る昔ながらの漁法。その歴史は１３００年前からあるそうで、犬山・木曽川の鵜飼いは３５０年の歴史を持ちます。今回は４羽の鵜が鮎を取る実演を見せ、多くのお客様が歓声をあげておられました。

さらに、この日は吉本新喜劇のステージに、田中志典犬山市長と犬山市公式キャラクターのわん丸君が登場しました。物語の舞台は犬山温泉観光ホテルです。犬山城が眺められるこのホテルには、女性客や新婚さん、カップルと、さまざまな観光客が訪れています。しかし、その中には〝ワケあり〟なカップルもいて…。そんな中、Ｍｒ.オクレらふんする観光協会の面々と共に、田中市長とわん丸君が登場。

まずは市長が「愛知県犬山市にはモンキーパークなどもあるのでぜひ遊びに来てください」とアピールされます。一方。わん丸くんは手振り見振りで客席に何かを訴えます。そこでオクレが通訳を買ってでます。しかし「オクレは実際に見ると男前ですごく女性にモテそうだ」と話すと、わん丸君は全力で否定のポーズを。観客の笑いを誘っていました。さらに、市長が「最後に一言だけ言わせてください」と、一歩前に出たものの、そのまま何も話さずに立ち去るなど、お決まりのギャグにも挑戦されていました。

終演後は、市長、内場勝則、池乃めだか、そして、なんばグランド花月前にて｢鵜飼い｣実演ショーをされた鵜匠さんが会見に出席されました。田中市長は「今日は小さい頃から憧れていた吉本興業の舞台に立て、夢が叶ってうれしく思います。舞台はぶっつけ本番だったのですが緊張することもなく、少しでも犬山市をＰＲできればと思い立たせていただきました。吉本新喜劇の皆さんのサポートで犬山市をアピールしていただき感謝しております。今日の模様はテレビでも放送されるということで、少しでも多くの方に犬山市に来ていただきたいと思っています」とあいさつされます。また、共演した内場は「市長は舞台上でも声が通っておられて、さすが人の前に立つことに慣れておられるなと。ギャグもしっかりされていましたし。ただ、今回のストーリーが〝浮気〟の話だったので、そこだけは申し訳ないなと思っていたんですが、最終的に浮気がバレて怒られるという内容なので許していただければ（笑）」。また、めだかは「今日は市長との絡みはなかったのですが、個人的に犬山市と聞いて懐かしいなと思いながら演じていました。と言うのも、５２年前のサラリーマン時代にテントを持って犬山・木曽川でキャンプをしたことがありまして。犬山という名前ですが、非常に猿が多いのが印象に残っています。その後は２年前に営業で犬山に行かせていただきました。何か犬山に縁を感じながら出演させていただきました」と話していました。

なお、この舞台の模様は９月２２日（土）昼１２時５４分よりＭＢＳテレビにて放送されます。また、舞台の方は９月１０日（月）まで上演されます。犬山市の地元情報をふんだんに取り入れた爆笑かつ人情味あふれる新喜劇をぜひご覧ください！

９月８日（土）、この日より封切られた映画『莫逆家族　バクギャクファミーリア』の初日舞台挨拶が新宿バルト９で行われ、主演を果たした徳井義実ほか豪華キャストが登壇しました。

『莫逆家族　バクギャクファミーリア』は、若い頃に一度レールからはみ出しその後、社会にうまく適合できないまま30代を迎えた男たちを中心にした物語。彼らが、どうやって“その後の人生”に落とし前をつけていくのかを描いたヒューマン・アクションドラマです。そんな中、徳井はかつて暴走族のトップに立ちながら、現在は家族を養うために現場作業員をしている主人公を演じています。また共演する豪華キャストとともに、田中宏氏による400万部突破の大人気漫画を、鬼才・熊切和嘉監督が映像化したことでも話題を集めています。

とはいえ初日舞台挨拶が行われるのはこの日のこの一度だけ。超プレミアチケットをゲットしたお客さんたちは早くも興奮気味。そんな中、徳井をはじめ、林遣都さん、玉山鉄二さん、中村達也さん、新井浩文さん、村上淳さん、ちすん、熊切監督が客席を通ってステージ上に現れると、会場は一気に大歓声に包まれます。

そして徳井のご挨拶。「こういう場に慣れてないので、どういう顔をしていいかわかんないんですけど。でも、１年半以上前に撮影しまして、やっとこの日を迎えられたなという気がしています。なんでもクランクインしていから、今日が596日目だそうで…ゴクロウ、だなと。（会場およびキャストから拍手）その辺のゴロ合わせはね、お手の物ということで（笑）。とにかく、こんなに集まっていただいてありがとうございます！」。

また一方、この作品でスクリーン前に初めて立つ玉山さんは、自身の思いを語り印象的でした。「実は、撮影しているちょうどその時に、僕はひとりの友人を亡くしました。で、偶然にも、彼は原作の大ファンで、僕が東京へ18歳で出てきたときに彼の家でよく読んでいたんです。そんな彼が病気になって、僕は撮影している当時、現場と病院を行ったり来たりしながらの日々を送っていました。そんな彼は、僕に『俺の大好きな原作だから精一杯頑張ってくれ』と、いつも励ましてくれたんです。そんなわけで、すごく僕個人にとっても大切な作品です」。そして新井さんも「関わってきた作品の中でも自信ある映画。みなさん、口コミのほど、よろしくお願いします！（笑）」とPR。

なお、徳井は肉体改造をして撮影に臨みましたが「現在は見る影もない」とのこと。「厚い筋肉はおっぱいになっちゃいました」。すると、ひと月前にお子さんが産まれたばかりの玉山さんが「今度、徳井さんに子守をお願いしたらいいかもしれませんね」。徳井も「ちょうどいい感じの胸になってますからね。くわえさせたら泣きやむんちゃいますかね。でも…なんかヘンなものが出ちゃったらすいません」などと応じ、男ばかりの現場ならではの雰囲気が全開。さらには「阿部サダヲさんもね、ワイ談になるとグッと近づいてくるんですよね」などと笑いあうキャストに、ちすんも「ほんとすごい現場にいたんだなと、あらためて感じます（笑）」。

最後にお題として、チラシにもキャッチフレーズ的に載っている「守ってやる。」にかんがみ「守りたいもの、もしくは人を教えてください」とのフリが。林さんや村上さんが「時間」、ちすんが「友達」、熊切監督が「猫と嫁さん」、玉山はもちろん「子供」、新井さんは「『ドラクエ』の魔法使いと僧侶（笑）」などと語っていき、いよいよラストは徳井。「僕にとっての守りたい人、それは相方の福田さんですね」。すると、会場からは「おお～」の声が。「病気をしてやせたでしょう？　全然体重が戻らないんですよ。だからもう心配で心配で。楽屋とかでも、椅子に座って陽の光を浴びてるのが気持ちええ、とかそんな状態ですからね（笑）」。

そして締めとして「とにかくたいへんな作品です。ぜひ楽しんでください！」と力強くアピールした『莫逆家族　バクギャクファミーリア』。本日、９月８日（土）より全国ロードショー公開されております！

●作品情報
『莫逆家族　バクギャグファミーリア』
公開中
監督：熊切和嘉
脚本：宇治田隆史
原作：田中宏『莫逆家族』（講談社『ヤングマガジン』KCスペシャル所載）
出演：徳井義実（チュートリアル）、林遣都、阿部サダヲ、玉山鉄二、中村達也、新井浩文、
　　　ちすん、井浦新、大森南朋、北村一輝、村上淳、倍賞美津子／ほか
配給：東映
公式サイト：http://bakugyaku.com/

【チュートリアル】【徳井義実】

９月７日（金）にiPhone情報サイト「よしもとiPhone同好会」がオープンしました。

「よしもとiPhone同好会」とは、よしもと芸人がiPhoneの活用方法、アプリの紹介、最新製品や関連アクセサリーなどを、インタビューや動画配信で紹介していくサイト。芸人自ら活用して得た情報や知識からiPhoneの楽しみ方を提供します！

よしもと芸人の中でのiPhoneユーザーにiPhoneのことを聞くコーナー「iPhone芸人に聞こう！」では、サバンナ高橋がiPhoneを持ち始めた理由や、自分で今使用しているiPhoneケースの話などを披露します。週1回の更新予定で2回目はサバンナ八木、3回目は小籔千豊が登場します。

iPhoneに関してのいろんな企画をお届けする「iPhone芸人と楽しもう！」の第1回目は「iPhone初心者講座」
小籔千豊が、野性爆弾ロッシーやカナリア安達、パンクブーブー佐藤など、iPhoneを持っていない芸人、持っているが使いこなせていない芸人に、iPhoneの素晴らしさをクイズ形式で教えています。

他にもよしもと芸人がおすすめアプリを紹介するコーナーなど、様々な企画を展開する予定です。

「よしもとiPhone同好会」
URL：http:// www.yoshimoto.co.jp/i-club/

本日9月7日（金）、都内スタジオにて『ベルセルク　黄金時代篇Ⅲ　降臨』のアフレコ会見が行われました。

『ベルセルク』は、全世界で累計発行部数3000万部を突破した三浦健太郎作のダークファンタジー漫画。なかでもファンの間で最も人気が高く、最もドラマチックな展開を見せる“黄金時代”が３部構成で映画化され、今年2月に公開された第1弾『ベルセルク　黄金時代篇Ⅰ　覇王の卵』、6月に公開された第2弾『ベルセルク　黄金時代篇Ⅱ　ドルドレイ攻略』に続く第3弾『ベルセルク　黄金時代篇Ⅲ　降臨』が、2013年正月に公開される予定です。

本日行われた会見には、ガッツ役の岩永洋昭さん、グリフィス役の櫻井孝宏さん、キャスカ役の行成とあさんに加え、窪岡俊之監督が出席しました。

声優の仕事は『ベルセルク』が初挑戦だったという岩永さんは、第1弾からを振り返り「最初は声優のお仕事が初めてだったのですごく緊張していましたが、どんどんいい意味での責任感が出てきて、自分のできる限りの力を持って少しでもいい作品にしたいという気持ちになりました」と心境を。

また、声入れをする前の映像を見た感想を聞かれた櫻井さんは「映像表現は想像以上で、ボーッと見ちゃいました（笑）」と作品の完成度の高さについて言及し、行成さんは「みんなに恥じるようなことできないなと。声を入れ終わったころに、またひと回り大きくなれると思いました」と、本作への思い入れを語っていました。

と、ここでゲストとして2700とおじいちゃんキャラにふんしたチョコレートプラネット・長田が登場！

実は、第1弾『ベルセルク　黄金時代篇Ⅰ　覇王の卵』公開時行われたイベントで、見事出演権を獲得していた2700。さらに長田も、ＴＢＳ系で放送されているコント番組『パワー☆プリン』内の企画として、会見直前に行われた“声優争奪オーディション”に合格し、出演権を獲得していたのです。
このオーディションの模様は9／19（水）深夜放送の『パワー☆プリン』内で詳しくお届けしますので、そちらもぜひチェックしてみてください！

本作で2700が演じるのは、切り込み隊の隊員役。会見前にアフレコを体験していた2人でしたが、相方・ツネの演技について八十島は「感情を入れればいれるほど、声がだんだん『ガンダム』のアムロ・レイみたいになってた」と、ダメ出しします。しかし、ツネ自身は手応えがあったようで、「うまいセリフの言い方を学んだんです。僕らが言うセリフの前のセリフも感情を入れておいて、そのままの勢いで言うと、感情が入れやすかった」と、独自の演技論を披露。

すると、そんな二人の演技について櫻井さんは「テイクを重ねれば重ねるほど素晴らしかったです」と、ベタボメ。それを受けて八十島は「次回作も（声優としての出演が）ありそうですね」と、ニンマリしていました。

一方、先ほど出演が決定したばかりの長田について、監督は「熱意が一番ありました」と、キャストとして合格した理由を発表。

すると、『ベルセルク』の大ファンだという長田は、「『ベルセルク』は何がすごいかと言うと、世界観なんです。この世界観は映像では絶対表現できないと思ってました。でも、できちゃったんです！　とにかくキャスティングがすごい！　映像美と声と音楽とすべてマッチして素晴らしい作品なんです！　ぜひみなさんに見て頂きたい！」と、老人キャラを忘れて流暢に力説。

しかし『ベルセルク』への愛を爆発させた後はすぐにまたおじいちゃんキャラへと戻り、そんな長田の姿に場内からは大きな笑いが起こっていました。

●作品情報
『ベルセルク　黄金時代篇Ⅲ　降臨』
2013年正月第二弾　公開
配給：ワーナー・ブラザース映画
（Ｃ）三浦建太郎（スタジオ我画）・白泉社／BERSERK FILM PARTNERS

９月12日（水）、ほったらかし韓国語独学バラエティ『イラっとくる韓国語講座』のDVD、Vol.３＆４が同時発売されます。

『イラっとくる韓国語講座』とは、2011年1月よりテレビ東京系列にて放送がスタートしたバラエティ番組。「韓国語が上達したくてしかたない」という“韓国大好き芸人”の次長課長・河本準一が、韓国を一人旅し、 地元の方々と勝手に交流を深め、勝手に文化を学び、勝手に言葉をマスターしていく様子を追う“ 完全ノープランのほったらかし韓国語独学バラエティ”です。また、旅の途中に出てくる”イラっとカード”には、イラっとくるフレーズが書かれており、学校では絶対学べない韓国語を河本準一が体を張って実践。『イラ韓』の愛称（？）で親しまれています。

ということで今回、『イラ韓』DVDのvol.３＆４が同時リリースされるに際して、河本準一にインタビューを敢行。番組とDVDの魅力について存分に語ってもらいました！

――２月に出たvol.１、２の評判はいかがでした？
「『韓国語を学ぶ番組としてではなく、純粋に日本のバラエティとしてすごく面白い』と、いろんな方に言っていただいたのが、僕としては嬉しかったですね。なにしろ、関東圏での放送が深すぎる時間でしょう？　３時半ですよ！　たまに時間がズレると『めざましテレビ』と同じ時間にやってるんですよ。それってもう、深夜とは呼ばへんでしょう（笑）。だから、番組の存在自体を知らないという人も結構いるんですよね。そんな人たちが、知ってくれて『語学は勉強する気はないけど、単純に面白い』とか言ってくれた。それはほんまありがたいですよね」

――でも語学を勉強する気がなくても、見てるとすごく韓国行きたくなりますよね。
「僕がもう一番に楽しんでいる姿を見せてるせいか、そういう人が多いのもこの番組の特徴ですよね。『番組を見て韓国に行った』って人、実際何人も知ってますし。もっとスゴイのは、同じ服を着てきたヤツがいて、そいつと韓国の明洞で会いましたから」

――えっ!?　ひょっとしてあの、上下が黄色いパジャマで、ですか？（笑）
「そうですそうです。男子高校生なんですけど、お母さんと来てました。僕もさすがに驚いて『お前、そんな格好をプライベートの旅行でしたらアカンで』と。そしたら『いいんすよ！　河本さんと一緒の格好で、河本さんが行ったところを回りたいんです』って。だから、お母さんにも言うたんですよ。『止めてあげてくださいよ』って。そしたら、お母さんも番組のファンということで『この子がしたいと言うもので～』と、横で喜んでる始末なんです（笑）」

――ちなみにその子は、番組を録画して見てるんでしょうか。
「どうですかねえ。いや、でも福岡って言ってたから、オンタイムで見てるかもです（※TVQ九州放送では毎週日曜24：35～）。というかね、関東圏が遅すぎるんですよ！　一番遅いですからね。関東の高校生は、夜更かしして寝て、トイレに起きるくらいの時間でしょう。せめて、もう１時間早まるといいんですけどね。ただまぁ、たしかに深夜ならではのユルさが、この魅力ではあるんです。空港に着いて、移動のタクシーで一回分終わったりしますから（笑）。なのでそういう意味では、回した分は余すところなく使ってくれる、ありがたい番組です」

――でもタクシーの中ひとつとっても、面白いんですよね。運転手さんとのやりとりとか。
「でもね、あれ別に仕込んでるわけやないんですよ。その場で、ほんまに『あれ乗ろう』って乗ってる。だから、とことんリアルな旅ではあるので、実際に行って韓国を味わう方法としては、参考になると思います。人もあったかいですしね。僕がヘンなことを言ったりしても、全部受け止めてくれる。見ていただければ、韓国って面白い国だなあと思ってもらえるはずです」

――今回のDVDでいえば、まずvol.3にはあの“河本定食”誕生の瞬間が収められていますね。
「『イラ韓』の歴史に残る瞬間ですよね。でもあれにしたって、まったくのたまたまですからね。僕がまず、病気をして辛いものが食べられないという状況があった。だから、うどん屋にしようと入ったお店で生まれたわけでね。僕用に辛味を抑えたオーダーのセットを『これからも河本定食として置いてくれる』なんて、どんだけええ人たちやねんって。それで調子に乗って、以降はシリーズ化もされるんですから…いや、どんだけこの番組がミラクルに頼ってんねん、なんですけどね（笑）」

――そしてvol.4では、韓国のお笑い芸人と共演を果たします。
「あれも、実際にやってみないことにはわからなかったですよね。そもそも、韓国にはコンビというのがほとんどいなくて、ピンが集まってユニットコントをしている、とか。そして舞台に立ってみて、どんなテイストならウケやすいのかというのもわかってきましたし。その上で、やっぱり日本のお笑いって世界一なんやなと痛感したとか、いろんな発見がありました」

――また韓国で舞台に立ちたいと思われますか？
「それは思いますね。どういう形がいいのかわからないんですけど、後輩とかと一座みたいなのを作って、ライブやれたらいいですよね。ってまぁ、あくまで案ですけどね。なんといっても、この番組は基本ノープランなので（笑）。でもね、後輩に限らず、芸人仲間からめちゃめちゃうらやましがられるんです、この番組。『あんな雰囲気いいですよね』ってどれだけ言われたか。だから、舞台に立つ立たないは別として、うらやましがられるような番組をずっと続けるのがまず大きな願いですね。なにより、僕自身めっちゃ楽しいですから。その雰囲気をたくさんの人に味わってもらえるようになったら思います」

――では最後に、メッセージを。
「今まで『イラ韓』という番組を知らなかった人、さらに語学勉強やK-POPには興味がないという人にこそ、日本のバラエティとして一回見てほしいなと思います。見れば楽しさが伝わるはずですし、そしたら韓国に行ってみたくなると思うんです。そうあってほしいなと思いながらやってる番組でもあるので、みんなで一緒に楽しみましょうよ、ってことですね。だからみんな、面白いので見るセヨ！」

そしてこのたび、なんと『イラっとくる韓国語講座 vol.3、vol.4』DVD発売記念イベントの開催が決定いたしました！
【日時】2012年9月16日（日）　18:00スタート
【場所】タワーレコード新宿店7F　イベントスペース
【内容】ミニトーク＆チェキ撮影＆サイン会
※詳しくはよしもとアール・アンド・シーのホームページにてご確認下さい。
http://www.randc.jp/

みんなの参加、待ってるセヨ！

●DVD情報

『イラっとくる韓国語講座vol.3 やったぜ！河本定食編～念願のパジャマの上に冷麺がついてきたセヨ！～』
『イラっとくる韓国語講座vol.4 パングー誕生編～韓国お笑いステージに出ちゃ…出ちゃったセヨ！～』
価格：各2940円／商品番号：YRBN90439、
2012年９月12日（水）発売
http://store.shopping.yahoo.co.jp/yoshimoto-shop/yrbn90439.html
http://store.shopping.yahoo.co.jp/yoshimoto-shop/yrbn90440.html
◎vol.３
≪本編≫
・新たな旅の始まり！え？今から？セヨ！
・韓国タクシーはオールウェルカム！セヨ！
・南大門市場に初潜入！黄色の上が欲しいセヨ！
・念願のパジャマの上に冷麺がついてきたセヨ！
・明洞ではじめてのおつかい　嫁の頼みは断れないセヨ！
・インサドンの街を歩いてたら黒柳徹子さんと遭遇したセヨ！
≪特典映像≫
・ジャケット撮影完全密着！～後手後手Ｅ．Ｋ編～
・イラっとくるオープニング集
≪音声特典≫
・旅人達の語らい…河本準一＆大場ディレクター＆森本智子＆松丸友紀（テレビ東京アナウンサー）
◎vol.４
≪本編≫
・韓国まで来たのにひたすら＜ザ・雑談＞セヨ！
・超絶景！遊覧船でソウルの夜景を満喫セヨ！
・イテウォンの街でえっ？焼きとり？セヨ！
・エステで小顔作り何個？１個！？セヨ！
・韓国お笑い劇場で同業者と対面セヨ！
・韓国お笑いステージに出ちゃ…出ちゃったセヨ！
≪特典映像≫
・ジャケット撮影完全密着！～躍動感満載の完結編～
・イラっとくるオープニング集
≪音声特典≫
・旅人達の語らい…河本準一＆大場ディレクター＆森本智子＆松丸友紀（テレビ東京アナウンサー）

●書籍情報

『「イラっとくる韓国語講座」presents 河本準一式韓国語の教科書 ２ 実践編』
著：河本準一
協力：テレビ東京
価格：1365円（税込）
発行：学研パブリッシング
2012年９月７日（金）発売

●番組情報
『イラっとくる韓国語講座』
毎週木曜　27：30～　テレビ東京
毎週水曜　８：00～　BS JAPAN
http://www.tv-tokyo.co.jp/irakan/

【次長課長】【河本準一】

昨年9月に上演され、大好評を博した『吉本ラグビー新喜劇』が今年も帰ってきました！　芸人を中心に、ラグビーを愛するメンバーが一堂に会する、笑いとラグビーのコラボレーション。2回目となる今回は、9月4日（火）なんばグランド花月にて開催されました。10月28日～11月4日に行われる『2012ゴールデンオールディーズ・ワールドラグビーフェスティバル福岡』に向けて結成されたホストチーム「JAPAN LEGENDS」から、難波英樹選手（元トヨタ自動車ヴェルブリッツ・CTB）、網野正大選手（NECグリーンロケッツ・コーチ）、田沼広之選手（リコーブラックラムズ・アドバイザー＆採用）、中村直人選手（元サントリーサンゴリアス・PR）、淵上宗志選手（元コカ・コーラウエストレッドスパークス・SO）が参加。さらに、ラグビー解説でお馴染みのジャーナリスト・村上晃一さんやラグビー実況ならお手のものの井上雅雄アナウンサー（MBS）など、ますます強力になった布陣で、新喜劇やトークを繰り広げました。

物語の舞台は、とある街。ライバルの花月一高にふがいない負け方をしてしまった吉本高校ラグビー部が、主力部員の退部騒ぎや顧問の入院など逆境をはね返し、再び前へと歩み始めるという青春ストーリー。豪華キャストが次々と登場し、客席からは、歓声と爆笑が絶え間なく沸き起こっていました。

公園でたむろしてタバコを吸おうとしている部員の松浦真也とタックルながい。に、通りかかった中華料理店の未知やすえは激怒。NGK土建の社長（池乃めだか）とともに厳しく注意しますが、同じく部員である自らの弟・直樹（シャンプーハット・小出水）も酔って帰って来て「オーマイガットトゥギャザー」を連発する始末。OBであるNGK土建の二代目・川畑泰史らが聞けば、ライバルの花月一高に大敗したとのことで、みんな意気消沈している様子です。しかも、チームの主力である真栄田（スリムクラブ）が、理由も告げず退部すると言い出したからさあ大変！　一方、末成由美扮する謎の女社長が、「背が高くて色の黒い高校生」を探していますが、それはいったい誰のことなのか……？

ここで花月一高のラグビー部員つばさ・きよしが登場。ふたりが呼び込んだ仲間は、ご存じ「JAPAN LEGENDS」のメンバー5人です！　いったんお芝居を中断し、さっそく自己紹介コーナーへ。ラグビーに詳しい芸人たちからさまざまなマル秘エピソードが披露されたほか、中村選手は自身が営む酒店「なおかつ」を繰り返しPRするなど、予想外の展開に客席は大いに盛り上がっていました。

どうやら吉本高校の不調の理由は、コーチの内間（スリムクラブ）が病気療養中で指導できないことのよう。点滴をしたまま部員たちのもとへやってきた内間は、自分がいない間、練習を見てくれる特別コーチを連れてきたと告げます。それがなんと、『スクール・ウォーズ』の熱血先生役でお馴染み、山下真司さん！　思わぬビッグゲストに、会場は大きくどよめきます。さっそくコーチとして真栄田を説得する山下さんですが、彼が出した条件は「イソップ（『スクールウォーズ』に登場するラグビー部員と同名）が逆上がりを1回すること」。イソップとは部員のひとり、Mr.オクレ。その弱々しい体躯はもちろん、舞台には鉄棒もありません。すると、網野選手と中村選手が、その鍛え上げた腕で「腕鉄棒」を作って協力を！　周囲からは「絶対ムリ！」と心配されたオクレでしたが、なんとか成功させ、大喝采を浴びていました。

新たなコーチがやってきたことで、「これで大丈夫」と気を抜く部員たちを、山下さんは「くやしくないのか！」と叱咤。気合を入れるべくビンタをしているところにやすえが戻り、「うちの弟に何すんの！」と誤解によるケンカが勃発。うっかり山下さんが「この白ブタ！」と口を滑らせてしまい、やすえのスイッチがオン！　あまりのキレっぷりに山下さんは「すいません！　もうノーサイドにしてください」とギブアップ宣言。しかし怒りの収まらぬやすえは、さらに「JAPAN LEGENDS」メンバーにも妙に詳しい個人情報をおりまぜながら強烈なツッコミを。最後は中村選手が、「なおかつ」のテーマ曲をアカペラで歌わされるなど、出演者の熱演に、またまた大きな笑いが起こっていました。

ドラマさながらの熱血指導が部員たちの目を覚ましますが、花月一高から顧問のチャーリー浜が山下さんを引き抜きにやってきて再びピンチに。ところが、ひたすらギャグを連発するチャーリーに、出演者はコケまくり。もちろん「JAPAN LEGENDS」メンバーや山下さんもしっかりコケて、盛り上げます。結局、誘いを断り「男の約束」を守った山下さん。大きな歓声を受けながら、舞台を後にしました。

いよいよ物語も大詰め。再び末成が現れ、探していたのは真栄田だと言い、父親の借金を代わりに払わせるため連れ去ろうとします。しかし、めだかややすえの夫・烏川耕一が奮闘し、高校卒業後にNGK土建で働いて返せることに。一件落着の後、OBである川畑も一緒になってボールを追うフィナーレは、温かい拍手に包まれました。

後半は、ラグビー経験のある芸人とラグビー選手が一緒になっての「ラグビー×芸人スクラムトーク」。MCは、こちらもそろって元ラガーマンの中川家が担当します。ここからは解説者の村上さん、井上アナウンサーも加わり、より深く、さまざまな角度からラグビーの魅力を掘り下げていくことに。

まずは「どうする？どうなる？日本のラグビー生トーク会」と題して、赤裸々トークを展開。「どうなるトップリーグ」では、今年のリーグ戦の勢力図のほか、注目選手としてパナソニックのソニー・ビル・ウィリアムズ選手を取り上げ、村上さんがじっくり解説。途中、ラグビー経験ゼロという内間から「（ラグビー選手は）休日は何をしてますか」というズレた質問が飛び出し、爆笑をさらう一幕も。さらに「どうなるJAPAN」というテーマで、日本ラグビーの未来を占うトークでは、芸人からも真剣な質問がぶつけられ、白熱の議論が展開されていました。

続いての「ラグビーあるある選手権」では、芸人たちが、経験者だからこそわかる「ラグビーあるある」を発表。会場にも多くのラグビーファンが詰めかけているだけあり、ひとつ出るごとに「そうそう！」と大きな共感と笑いを呼びます。中村選手が代表して選んだMVPは、川畑の「雨の日にひとりで試合を見に来ている女の子は、いけそうな気がする」。数ある秀作のなかから、まさかのエロ詩吟風あるあるが選ばれ、芸人たちは驚きを隠せませんでした。

エンディング、この日の感想をきかれ、「いい経験をさせてもらいました」（中村選手）、「ラグビーって笑えるなと思った」（村上さん）、「皆さんのラグビーを好きな気持ちが2019年（日本でのワールドカップ開催年）までにもっと大きくなれば」（井上アナウンサー）と、楽しそうに語った皆さん。舞台も客席も「ラグビーが大好き！」という気持ちで満ちた、笑いいっぱいの2時間超。もちろんラグビーをよく知らない人でも存分に楽しめたこのイベント、早くも来年の開催が楽しみです！