大奥・ニコ生~金屏風からこんばんは~
1月25日、道頓堀ZAZA HOUSEにて学天即・奥田によるトークライブ『大奥・ニコ生~金屏風からこんばんは~』が開かれました。奥田が自主的にUstream配信している同タイトルの番組が初の舞台化。いつもは深夜の時間帯、金屏風を背に当主である奥田が好き勝手にくだを巻く"殿様番組"が、ネットを飛び出して土曜日の道頓堀に登場しました。当日は、ニコニコ動画でも生放送され、劇場のみならず閲覧者からのリアルタイムの反応も楽しめました。
Ustream配信の『大奥』では、ノーギャラのゲストのために一品を振る舞っている奥田ですが、この日も同様にお手製の豚汁を用意。舞台の横に鍋を置き、飛び入りゲストの登場を待ちながらトークスタート。まずは始まりの合図である、ビールでの乾杯から。「夕方から飲んでる!!」とテンション高い奥田。靴を脱いでリラックスしている様子に、まるで奥田の自宅へ遊びに来ているかのような臨場感もありました。
Ustream配信でも、日ごろ疑問に思っていることや、気になったことを赤裸々に語っている奥田。それゆえに、喋り過ぎてしまう面もあるようで、まずは率直に語ってしまったゆえに会社に怒られたというエピソードから。しかし、舞台ではニコニコ動画の生配信も行っているため、核心部分は配信終了後の30分間に持ち越されました。
そして早速、お客さんからの質問に答えます。まずは「四条さんが得をするええ話をください」。相方・四条のイメージアップにつながるエピソードをというリクエストに、『THE MANZAI』終了後にもらった熱い長文メールのことを語る奥田。普段は数行の業務連絡のやり取りしかしない四条が送ってきたメールは、酔っぱらっていたのか誤字脱字が多く、『THE MANZAI』を『THE WANZAI』と入力していたようです。「そこ間違う!?」と思わず突っ込んだとか。
5upよしもと卒業後の"東京行き"に関する質問も多く寄せられ、こちらに関しては「何にも決めていません」ときっぱり。そして「女芸人と結婚したいと思いませんか?」という質問には「絶対思わない!!」と即時否定。女芸人が男芸人に対するダメ出しについても、辛口な意見を述べていました。また、プライベートでの目撃情報に関する質問も寄せられ、「何これ!」と若干の動揺(!?)を見せていたものの、「この質問をするという、ぶち込み具合がいいですね!」と感心も。この質問に対する答えも、赤裸々に語っていました。
「剣道のことを熱く語ってほしい」というリクエストには、高校時代の"突きの奥田"と呼ばれ兵庫県内の各校剣道部員から恐れられていたエピソードを。この異名のきっかけとなった、突きで相手を気絶させた試合の話などを披露しました。
と、ここでヒガシ逢サカ・高見、ダブルアート・池田、カーニバル・茜がやってきました。さっそく、振る舞い豚汁に舌鼓を打ち、「おいしい!」と絶賛する3人。それから料理の話になり、煮物などに入れるこんにゃくを、「子供の頃、母親の手伝いをしていて、こんにゃくをちぎって入れるといいことを自ら発見した」と力説する奥田。こちらは奥田の二大発見の一つで、もう一つが「粉薬を水に溶かして飲む方法も、誰にも教わらずに発見した」とのことでした。
力説で体温が上がったのか、女性ファンの萌えポイントという"金屏風名物・ネクタイはずし"に入る奥田。奥田のネクタイをはずす姿がたまらないと好評だそうですが、この日は茜から「Yシャツのボタンも外して」とのアドバイスが。結果、2度行うというイベントならではの(!?)サービスもありました。
別のイベント出演のため中座する高見と入れ替わりに、ラフ次元・梅村、バンビーノ・藤田、シンクロック・吉田、サカモト'sが登場。料理上手で知られる藤田は、振る舞い豚汁を食べて「いつも奥田さんの豚汁には勝てへんな~と思う」と一言。吉田は茜とタッグを組んで「女芸人と結婚できないって何でなんですか!?」と詰め寄るなど、さらに賑やかに。そのうち話題は5upよしもとの"変革期"に移り、baseよしもと時代からその変遷を振り返り、「人間万事塞翁が馬」であるとまとめる奥田。この故事の説明が素晴らしい絶賛する藤田が、「ぜひ説明してください」とリクエストし、一時、講義のような時間となりました。
ニコニコ動画の放送が終わり、ここからはテレビ番組『笑っていいとも!』の増刊号のようなものと奥田。話題も多岐にわたりました。「お笑いは迫力」という話から、芸能界で売れる「顔の大きさ理論」という持論を展開するサカモト's。ダブルアート・池田は得意の"芸能界ゴシップ"を。また、奥田はイベント冒頭に話した配信でしゃべり過ぎて怒られたというエピソードもしっかり披露。劇場でしか聞けない話題にお客さんの意識も舞台に集中、ところどころで驚きの声が上がっていました。また、矢野号、馬と魚、中村圭之介も加わり、さらに大所帯となった『大奥』。振る舞い豚汁もすべてなくなり、当初は奥田一人で始まったイベントも大盛況と相成りました。
学天即・奥田の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/1016/
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