西川きよしとハイヒールが司会!「2014 天神祭生中継 ~水都大阪 音のある風景~」記者会見
7月12日(日)、大阪天満宮内にある天満宮会館で、7月25日(金)にテレビ大阪で放送される「2014 天神祭生中継~水都大阪 音のある風景~」の記者会見が行われました。
今年で33回目を迎える「天神祭生中継」は、テレビ大阪の名物番組のひとつ。今年も、現場の熱気を全16台のカメラを使って2時間独占生中継します。とくに大川川岸の中継箇所では、11mのクレーンを投入し、夜空を彩る奉納花火を圧巻の映像美でお届けするのだとか。また、今年のテーマ「祭りの音」では、打ち上げ花火の「ヒューッ」と鳴る音の意味や、催太鼓を操る太鼓中の人々、どんどこ講の音への思い、さらに鉾流神事に使われる龍笛の秘密まで、なかなか知る機会のない天神祭に関わる音の秘密を徹底取材。
会見には、11年連続で司会を務める西川きよし、2年連続4回目の司会となるハイヒール・リンゴ モモコの2人。そして、徳岡敦朗制作部長が出席。徳岡制作部長が「きよし師匠には内緒にしていたんですが」ときり出し、「今年は、(西川)忠志君にナレーションをやってもらうことになりました」と発表。これにはきよしも目を丸くして驚いていました。
続いて、司会を務めるきよしもご挨拶。「やっぱり天神祭が来ないと大阪に夏が来ないですよね。我々は名誉ある天神祭の司会をやらせていただきます。33回目だそうですが、33回といいますと、女性の…厄年ですね?」とリンゴに尋ねる一幕も。話をふられたリンゴは「そうです。(私は)だいぶと前に終わりましたけど」と記者陣を笑わせていました。また、きよしは「天神祭は大阪の心がひとつになります。以前、『テレビ大阪の天神祭生中継をご覧の皆様、お部屋の電気を付けたり消したりしてただけますか』と呼びかけたところ、特設スタジオから見えるとマンションの窓の灯りが付いたり消えたりしたんです。そのとき、芸能生活51周年になりますが、鳥肌が立ちました。本当にうれしかったです」と意気込みを語りました。
続いて、リンゴからも挨拶が。「きよし師匠は11年続けてらっしゃって、たくさん思い出があると思うんですけど、私たちも2年連続4回出演させてもらっていまして、それぞれに天神祭生中継の思い出があります」と思い出をふり返りました。
「天神祭で、テレビ大阪が果敢に『7』の花火を上げて失敗するとか……(笑)」と切り出すと、モモコが「失敗してないですよ、7に見えなかっただけで」とフォロー。「『今回はテーブルが回転します』と言って、テーブルを回転させたけど花火が上がらない。『コマーシャルです』と言ったとたん花火が上がる……という感じで(笑)」と、生中継ならでは(!?)のハプニングの思い出を。モモコは「私たちもデビューして33年なので、まるでテレビ大阪と一緒に歩んできたかのような感じ。ハイヒールもテレビ大阪さんもこれからも続けられるようにがんばりたいです」と語りました。
質疑応答では、「忠志さんがナレーションをされるということですがそのことについてどう思いますか?」と尋ねられた西川きよし。「うちは大家族なんですけど、みんな口が固いんです。家に帰ったらいろいろ聞いてみて、勉強したいと思います。親子で共演させていただくのは初めてですし、ありがたいことですね。去年は生放送中、家族からFAXをいただきまして。それを見て感動して号泣してしまったんです。家に帰って家族にお礼を言いました」と言います。また、それを見ていた月亭八方から、「兄さん、アホちゃいまっか? 箕面、そこから見えますやん。この距離で泣きまっか?」と笑われたのだとか。
「今年も浴衣をお召しになられるということなのですが、どんなものが着たいか決まっていますか?」という質問には、モモコが「何着か用意してもらっているのでそこからいくつか選んで、当日は(ゲストの)萬田久子さんとかぶらないような柄や色を選びます」と語りました。リンゴは「萬田さんより細く見える浴衣を選びたいですね」と記者陣を笑わせていました。
また、ハイヒールの2人に「去年は化粧にとても時間がかかったそうですが、暑さ対策はどうされていますか」という質問が。リンゴは「照明などの関係で多少は暑いので、踏み固めるように化粧をしております。崩れないように、汗など拭かないように、とりあえず本番中に化粧が崩れないようにやっております(笑)」と、さすがの心意気。モモコも「そのとおり」と答えて笑わせました。
また「感動する場面はたくさんあると思うんですが、号泣できそうなポイントは」という質問も。西川きよしは「放送が終わったあとの話になるんですが、ご高齢のかたも7月25日のことを覚えてくださっていて、施設にいる方や病院にいる方が放送をとても楽しみにしてくださってるんですね。そういうことが、本当にうれしいなと思います」と話しました。リンゴは、「号泣は、きよし師匠と(ゲストの)織田信成くんに任せたいと思います。ハイヒールは一生懸命、進行や花火の説明をやりたいと思っています」と2人の号泣に期待!?
「今回は音の風景とのことですので、天神祭の音と言うと一番なにを思い浮かべ、今年は何の音に注目したいですか?」という質問が。きよしは「昨年は、催太鼓をやるお父さんと息子のお話で、息子さんが『お父さんみたいな音を出すためにはまだまだ時間がかかります』とおっしゃったときのお父さんのうれしそうな顔がね。なんか、号泣しそうで感動しました」と昨年の思い出をふり返りました。リンゴは、「特等席で見させてもらっていますので、花火がピューッと昇る音もちゃんと皆さんに伝わるように、黙っていたいと思います(笑)。あの音があるから花火という感じがするし、お祭りという感じもすると思うんです。ぜひ皆さん、家にいながら花火を見ているかのように、天神祭を楽しめる番組にしたいと思います」と意気込みました。
モモコは「花火は映像もすばらしいんですが、やっぱり音がないと夏らしさは感じないと思います。今年は音がテーマと言うことで、花火が昇るときのピューッていう音の理由も教えてもらえるというので、見ていたらすべてわかります。放送を観ていただけたらと思います」と語りました。すると、きよしが「(花火が)パーンッ!! てなったら『よし、明日からも初心に戻ってがんばろう』と思いまんな」と話し出したことで、リンゴから「すいません、もう酔うてはるんですか?」とツッコみが。モモコも「もう、初心に戻らんでいいです! いつもがんばってはるんですから!」と気合十分のきよしをなだめていました。和気あいあいで挑む3人の司会者が、大阪の夏を彩る天神祭をより一層盛り上げます。大阪に夏を呼び込む『天神祭生中継』、ぜひご覧くださいね。
『2014 天神祭生中継~水都大阪 音のある風景~』(テレビ大阪)
放送日:7月25日(金) 夜6:58~8:54
司会:西川きよし、ハイヒール
ゲスト:萬田久子、三田村邦彦、松尾依里佳、織田信成
テレビ大阪アナウンサー:千年屋俊幸(屋上スタジオ)、福谷清志(大阪天満宮)、鈴木理加(船渡御取材船)、山口恵(テレビ大阪1階イベント会場)
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