スルースキルズ、『あるある甲子園グランドファイナル』優勝で「これからも罵って!」
8月26日(火)、東京・品川ステラボールにて、『あるある甲子園グランドファイナル』が行われ、スルースキルズが優勝を果たしました。
全国各地で活動するアイドルユニットを発掘し、CM出演権とメジャーデビューというスターへのチャンスを与えようという試みの『あるある甲子園』。
全国のアイドル100組がエントリーし、今年5月からの予選を勝ち抜き、この日の『あるある甲子園グランドファイナル』へと進出したのは、Smile、つぼみ、パラレルドリーム、メグリアイ、ゆり姫パラレル、大阪☆春夏秋冬、きろる、百花繚蘭、LUVYA、パピマシェ、スルースキルズの計11組です。
力いっぱいのパフォーマンスをそれぞれ披露すると、平日にかけつけた大勢のファンが熱狂。
また、ゲストとしてnanoCUNE、吉川友さん、NEOf rom アイドリング!!!、GALETTe*、Dorothy Little Happyも駆けつけ、華を添えました。
いよいよグランドフィナーレでは、MCを務めていた菊地智義(ポテト少年団)から、審査結果が発表されます。
3位はメグリアイ、2位はパラレルドリーム…と発表されたところで、時東ぁみさんが壇上へ。
時東さんが選出する審査員特別賞は百花繚蘭で、時東さんの新番組にアシスタント出演することも発表されました。
そして、1位の名前を呼ばれて喜びを爆発させたのは、スルースキルズ!
マイクを向けられたキャプテンの西尾舞生さんは「夢のようです。私達がここに来ること自体が奇跡だったので、ホントにみなさんありがとうございました。これからもぜひ、罵ってください!」と涙まじりに感謝を述べます。
この感動的なシーンで、ファンの愛情表現である「帰れ!」コールや「ババア!」といった罵りワードが飛び交うのも彼女たちならではの光景でした。
直後の会見に出席したスルースキルズは、「こんなに歓迎されたことないので、怖いです…」(秋本江里奈さん)とまだ優勝に実感がない様子。
但し、優勝賞品であるメジャーデビューとアパマンショップのCM出演権はすでに楽しみなようで、みづきあかりさんは「亀甲縛りとかおしり見せて踊るユニットが優勝しているあたり、謎が多いんですけど(笑)、アパマンさんを信じて、スルースキルズを広めていきたいです」と意気込みます。
スルースキルズは田村淳(ロンドンブーツ1号2号)のプライベート企画『淳の休日』から生まれたユニット。
しかしながら、栗山夢衣さんによると淳はあまり関心がないらしく、「勝手にがんばろうという気持ちで、やけくそでやってきました(笑)。いつもナメられてるので、“やったったぞ!”と言ってやりたいです」と淳に報告したいそうです。
また椎名あつみさんは、淳から来年の5月までに500人動員できなかったら解散を宣告されていることを明かし、「『あるある甲子園』で優勝したことを見せつけて、解散は取り消しさせたいと思います」と解散回避へ弾みをつけた模様。
一方、菊地は「(淳の後輩にあたる)僕との癒着が感じられるんじゃないかと思い、勝って欲しくなかった」「気づいたらMCの俺も罵られワードが出来てて、“じじい”ってつけられて、この子たちが優勝して迷惑してます(笑)」とスルースキルズに毒づきながらも、「一緒にがんばりたいです」と祝福も。
時東ぁみさんは、スルースキルズのファン(TFP)の一体感や個性に感心した上で、新番組にも「ぜひ遊びに来てください」と誘い、メンバーを喜ばせました。
最後に、恵比寿マスカッツなどでも活動していた栗山さんは、これまでのアイドル人生で「今が一番崖っぷち」と言い表すも、「こんなにいい意味でも悪い意味でもピュアで、バカなメンバーが集まったグループはないので、この子たちと一緒にメジャーデビューして、たくさん罵られて、今までにないアイドルグループという風に言われたいです」と胸中を明かし、その言葉に感動し泣き出すメンバーの姿も。
さらに栗山は、「“Jealkb”(ジュアルケービー)よりも先に武道館に立ちます!」と、淳擁するビジュアル系バンドをライバル視する宣言も飛び出しました。
●あるある甲子園:http://aruaru-koushien.com/
【ポテト少年団】【菊地智義】